バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

救急隊員もお疲れ?

2015年01月17日 09時44分44秒 | バス運転士
先日、ある交差点で「バスで青信号の交差点を右折するのは嫌いだしぃ~ 対向車も続々と来ているしぃ~ 矢印信号になるまで待ってよぉ~」とノンビリ右折待ちをしていたら… 誰も頼んでいないのに、矢印信号になるより先に対向車が途切れてしまった。次に迫り来る対向車は、まだ200~300mも先… よく見ると、それは赤色灯を点けていない“回送中”の救急車だった。

私が「え~っ!? 救急車が“搬送中”だったら、後続車に気を遣うことなく、いつまでも待てるんだけど… 普通の車と同じじゃあ~、行かなきゃいかんのぉ~?」と思っていたら、ちょうど歩道上を走ってくる自転車が見えたので、「ラッキー! そのまま真っ直ぐ横断歩道を渡るかどうか分からんけど、このまま待ってよ~!」と思った。

その時、どこからか「ピーポー、ピーポー…」という救急車のサイレンが聞こえてきたので、私は「ん? どこだ、どこだ? ひょっとして、搬送中と回送中が後ろから前から!? 私はこのまま動かなくていいよなぁ~?」と思いながら周囲をキョロキョロと見回した。

徐々に近付く「ピーポーピーポー」、私はキョロキョロ「どこだどこだ?」、ピーポーピーポー、どこだどこだ、ピーポーピーポー、どこだどこ… んだ!? 通り過ぎたピーポーピーポー… ドップラー効果のピーポーピーポー… そう、ピーポーピーポーは対向車、“赤色灯を回していない救急車”だったのだ。サイレンありで赤色灯なしの救急車は初めて… 逆は、ちょいちょい見るんだけどなぁ~

また、ある休日に市内某所を歩いていたら、後方から「ピーポー、ピーポー…」と“ちゃんと赤色灯を回している”救急車がやって来て、そのままノンストップで私の横を走り抜けて行ったのである。ちょうど“踏切”を渡っていた私の横を… 踏切ノンストップの救急車も初めてだった。逆は、ちょいちょい見るんだけど…(当たり前だ! 電車が踏切で止まってどうするんだよ!)