バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

今夜も緊張!

2015年01月25日 20時10分02秒 | バス運転士
夜間運転の緊張感は、昼間とは比べ物にならない。その中の一つに“バス停通過”がある。バス停付近が明るくて障害物がなければ問題ないのだが… そういうバス停は少ない。ちょっと前にも書いたように“見間違えが多い(見えないはずのモノが見えている!?)”私の場合は、バス停通過の直前まで「○○停、通過します」と言えないのである。


今は“光るバス停”が多く、その前で“黒い人影”が動いていれば、自信を持って早めに「○○停、止まります」と言えるのだが… その人の立っている位置によっては、逆に“バス停の光が邪魔になって”見えないこともあるので、「明るいんだから、人がいれば見えているはず!」と安心してはいけない。


だから、昼間以上に減速&バス停を凝視しながら「○○停、通過します」と言っ… て、と! 前方から手を上げて走ってきていたと思われるお婆さんの発見が遅れてしまうこともある。これが昼間だったら、もっと早く発見してバス停で止まってあげられたはずなのだが… 20~30m通過したところで「すいませ~ん」となってしまった。


また、ボケな私の場合… もうすぐ丸3年になるというのに! 未だに“バス停の位置が分からなくなる”ことがあるのだ。例えば、現在の時刻や次停の表示を確認するために“ちょっと前方から視線を外しただけ”なのに、その瞬間「あれ? 次のバス停は… ど・こ・に・あ・る? まさか通り過ぎてないよなぁ~!?」と不安になることがあるのだ。


そう… 夜は人を狂わせる… 昔から「夜に書いたラブレターを翌朝に読み返すと、とても恥ずかしくて相手に渡せない」って言うし… 夜になれば魔物が現れ… 吸血鬼や狼男が… あぁ~! どうせ私は“狼になれなかった男”ですよぉ~! ♪あなたが狼なら怖くない~ってか? ほっとけ!(誰も何も言ってないのに… 一人で勝手に暴走して… 夜、恐るべし!)