バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

一区だけか、アンタも好きねぇ~

2015年01月20日 22時35分16秒 | バス運転士
昨夜、駅でも何でもない終点の某所まで4つとなった時、私は「バス停に人影が見えるけど… さっき私が矢印信号で右折した交差点の対向車線で、左折待ちしていた某駅行きのバスに乗る可能性が高そうだ」と思いながらバス停で止まり、「某所行きです」とハッキリ言いながら扉を開けた。

しかし、その男性はICカードを「ピピッ」とタッチ、210円を支払って乗ってきた。私は「まぁ、ココから終点まで乗る人もいるからなぁ~ ゆっくり歩けば20分くらいかかりそうだしねぇ~」と思って発車した…

今日、営業所前ターミナルの2番乗り場から発車した時、3番乗り場からも同時に出発したバスがあった。そう、4つ目のバス停までは、2台が同じ道を走って行くという… それである。が、最初の信号で離れてしまった。

私が3つ目のバス停に到着すると… お爺さんがバス停の手前に、若い女性がバス停の向こう側に立っていた。私は前扉を若い女性に合わせたい気持ちを抑え、基本通りにバス停の手前… お爺さんに扉の位置を合わせてバスを止めた。

そして、すぐ後から来るバスと間違えられないように「某駅行きです」とハッキリ言いながら前扉を開けた。すると、お爺さんはフリーパスを提示して乗り、若い女性はICカードを「ピピッ」とタッチ、210円を払って乗ったのだった…

さて、皆さんのご想像通り… 昨日の男性も、今日の女性も… 一区間だけで降りてしまった。そう、2人とも相当なバス好き… んなわきゃ~ない! 何か忘れていたことを思い出して引き返したのか、大切な人から電話が入って掛け直すために降りたのか… ん? ただ単に間違えたんだろうって!? あ、やっぱり…