バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

バスレーンくねくね路線の2台同時発車

2010年06月15日 21時18分47秒 | バス運転士

バスレーンくねくね路線の“駅のプラットホームのようなバス停”は、同時に2台が乗降客扱いできるように作られている。

しかし、乗客の多くは1台目の停車位置で待っているので、2台目の停車位置になった場合は特にしっかりと車外スピーカーで行き先の案内をする。

それでもバスに乗らない人は「行き先の異なるバスを待っているのだろう」と判断できるので、1台目のバスが発車したと同時に2台目のバスも発車する。

しかし… 私のバスが2台目で発車した時、ちょうど信号が赤に変わってしまい… 1台目のバスは行ってしまったが、2台目の私はすぐに諦めて“1台目の停車位置”に止まった。

そして、信号待ちの間に新たな乗客が来るかもしれないので、再び乗車口を開けて待つことにしたのだが… なぜか“行き先の異なるバスを待っている”はずの若い女性が、その時になって乗ってきたのである。

私は「もしも信号が変わらなかったら、そのまま行っちゃったんだけど… それで“置いてかれた!”なんて言われても困るぞ」と思った。そして、その女性が降りる時にチラッと見たら、やっぱり“耳栓”をしていた… うぅ…


あっち向いてこっち向いて…

2010年06月14日 23時37分25秒 | バス運転士

バスは超満員になっていた。私は「終点まであと少し… このまま乗降客なしで行けるかな?」と思っていたが、残念ながら「ピィー!」と降車ブザーが鳴ってしまった。

バス停に止まる時、前の方に立っていた女性が「前から降りていいですか?」と言ったので、私は前扉を開けた。幸い乗る人はなく、すぐに扉を閉めて発車… と思ったのだが、またすぐに扉が開いてしまった。

一番前で扉に背を向けて立っていた男性は「誰か乗ってきたのか?」という感じで振り返り… それと同時に再び扉が閉まり… すると男性は「誰もいないのか!」という感じで向き直り… それと同時に再び扉が開き… すると男性は「やっぱり誰か乗ってきたのか?」と振り返り… それを3回ほど繰り返していた。

多分、その男性の足が少しだけセンサー内臓ステップ(と言うのかな?)の上に乗っていて、ちょっとした体重移動で圧力がかかったりかからなかったりしているのだろうということは想像がついたのだが… その様子が“仔猫が自分の尻尾に驚いている”ように思えて可笑しかった。が、いつまでも見ているわけにいかなかったので、私は「もう少し中へ入って!」と手招きした。


粉物屋での注文

2010年06月13日 17時19分03秒 | いろいろ

テニススクールの帰り、某大手スーパーの前にある“粉物屋さん”へ寄った。お好み焼もお団子もいいけれど… 今日はなぜか“たい焼き”が食べたくなったからである。

たい焼きには“小倉あん”と“クリーム”に加えて“季節限定の抹茶あん”があった。私は「母は何かと抹茶味が好きだし… 亡父を含めた家族3人分を…」と思っていた。

ガラスケースには、焼き上がった“抹茶あん”のたい焼きがちょうど3個あったのだが… その時、すぐ後ろに並んでいたカップルの男性が「俺、抹茶でいいや」と言っているのを聞いてしまったのである。

私は「ゲゲッ… 聞こえなければ気にしなかったのに、聞こえてしまっては… まぁ、特に抹茶味が好きなのは母だから…」と思って、「たい焼きの抹茶あんを2匹と小倉あんを2匹ください」と言った(なぜか“匹”と言ってしまった…)。

私がお金を払ってたい焼きの袋詰めを待っていると、お店の人が「次の方、ご注文を…」と言った。するとカップルの女性が「抹茶ソフト1つと…」と言ったのである。

私は「えっ!? 抹茶って… ソフトクリームのことだったのかぁ~」と自分のアホさ加減に驚きつつ、亡父に「次回は抹茶あんを!」と約束したのでありました。今回は倍の2匹で勘弁してもらって…


赤丸急上昇の逆 2

2010年06月12日 19時40分04秒 | いろいろ

弊社における昨秋の健康診断の「血液検査」で、白血球の数が“参考数値の下限ギリギリ”にまで下がっていたのだが… 春の健康診断は「身長、体重、尿、視力、血圧」の5項目だけである。その中で、今回“急降下”していたのは… 血圧であった。

私の記憶にある限り、これまでずぅ~っと「上は130前後、下は80前後」という数値で“正常”だったのだが、今回「上は106、下は61」というかなり低い数値になっていた。しかし、診断結果はこれまでと同じく“正常”だったので、無知な私は不思議に思っていたのだが…

どうやら、今までの数値が“正常の上限ギリギリ”だったようで… むしろ、今回の数値は“至適血圧”という範囲に入り、“脳や心臓などの病気になりにくい理想的な血圧”だとか… しかも、これが長寿に結び付くとか何とか… う~む… 「長生きしたい!」と思える“何か”を見つけなきゃね。ハハハ…


子供たちの期待に応え…

2010年06月11日 18時34分36秒 | バス運転士

ある交差点で信号待ちをしていると、下校途中の小学生たちが目の前の横断歩道を渡って行った。私はそれをボォ~ッと眺めていた。「そろそろ信号が青に変わるなぁ…」と思った私はバスのエンジンを掛けた。

その時… 横断歩道をよく見ると、一本の空き缶が立てられていたのである。しかも、ちょうどタイヤが通りそうな位置に… 「そういえば、小学生の一人が妙な動きをしていたような… これだったのか!」と思った私は、彼らの期待に応えて空き缶をペシャンコ!

なぁ~んて、そうはイカの○○である。もしも、そんなことをしてパンクでもしたら洒落になりませんからねぇ… もしももしも、また同じようなことがあったら、私が足で踏んでペシャンコにしてあげよう(ウソ)