“バスレーンくねくね路線”の市内中心部… 終点○○停の一つ手前にある○○北停へ到着する直前は、不器用な私にとって大きな難所の一つである。
○○北停の一つ手前… 中央分離帯沿いにある△△停を出たら、左後方から猛スピードで走ってくる車の流れに入れてもらわなければならない。
そこから“普通に”道路左側にある○○北停へ向かって、二度三度と車線変更しなければならない。他のバスとの位置関係、タクシーの動向、駐車車両などに気を付けながら…
そんなこんなで○○北停に接近… 「ご乗車ありがとう~(後略)」と、いつもと変わらぬ“バス停到着時の案内”をしたのだが… 私の気持ちは、何だかモヤモヤしていた。
前扉を開けて、何人か降り始めた時… 一人のお婆さんが「あのぉ… 終点は…」と言ったのである。「えっ? まさか! やっぱり!?」と思った私は慌てて「あ、すいません。終点はここを左に曲がったところです」と答えた。
実は… 以前、ここで「ご乗車ありがとうございました。終点○○北停です~」と言ってしまい、すぐに気付いて「あ、すいません。終点じゃなかったですね…」と訂正したことがあるのだ。
今回は、自分でも「終点」と言ったかどうか定かでなくモヤモヤ… そのお婆さんも“このバスは次に直進するのか左折するのか”聞きたかっただけで、私の発言とは無関係だったようで…
今、自分が何を言ったのか… 今、自分が何を見たのか… 今、自分が何をやったのか… よく覚えてないことがたまにある。もしも、見知らぬ母子から「お父さん!」なんて言われたら… 身に覚えはなくても「あぁ… そうなのかも…」なんて認めちゃったりして!?(おいおい…)
その時、私は「そんな“クラシック音楽はこうあるべき”みたいに“高い所”に置こうとする方が間違っている。逆に、まずは“どんな環境でも気軽に”聴いてもらう方が大切だと思う。そこで“いいな”と思った人は、その後まず間違いなくCDなどで聴いて、さらに感動するはずである」と思った。
これからも、私は“一人でも多くの人がクラシック音楽に興味を持ってくれるように”アイドリングストップ音楽を流し続けたいと思ったのでありました…(このぉ~! 筋金入りのヘソ曲がりがぁ~!!)
追伸 昨日、私がRAINBOWのクリアファイルを買ったものだから、今朝は綺麗な虹が姿を現した…(ただの偶然! おっさん、アホか!)
約2年前までいた営業所の仲間から、3年続けて誘われた“温泉忘年会”… 過去二年とも不参加だったけれど、今年は参加することができた。その忘年会では、ジャンケンで負けた男たちによる女装コンテストなどの“放送禁止部分”もあったりして、とても楽しかった。女装については「松井が一番似合っている」と言われてしまったが… あくまでも“その男たちの中では”ということであって、化け物の一種には違いなかった。
その翌日、温泉地からの帰り道に立ち寄った“某魚介類土産店集合地”でのこと… 私は朝食をたっぷりと食べていたので、「昼食はソフトクリームでいいや」と“季節限定の栗味ソフト”を立ち食いしていた。そこを通りかかったある仲間が「松井さん、そこに韓流ショップがありますよ」と私に声を掛けた。
「ここの売り物は、魚介類と菓子類ばかりだろう」と思い込んでいた私は、彼が指差した方を見て驚いた。確かに、その店内にはポスターやら何やらがビッシリと並べられていたのである。ソフトを食べ終えた私は「先日、通販サイトで“KARAの妹分”RAINBOWのグッズを検索しても何も出てこなかったけれど、こういうところにはあるのかな? ちょっと見てみよう」と思って店内に入った。
「いらっしゃいませ」と言われて、驚いたように軽く会釈した数秒後… 私がRAINBOWを探す間もなく、背後から「お目当ては誰ですか?」という女性店員さんの声がした。私は「きっと商品がないだろうから、すぐに“それは残念!”と言って店を出られる」と思いながら「RAINBOWなんですけど…」と答えた。
すると、店員さんが「今、これしかないんですよぉ…」と言いながら、RINBOWのクリアファイルを持ってきたのである。その瞬間、私の“敗北”は決まったようなもので… あとは「日本デビューが~」とか「韓国では~」などと話が進み… 気が付けば、私の手には2NE1、T-ARA、SISTARも加わった4枚ものクリアファイルが…
そして「1枚400円のものが、3枚では1000円になる」と知った私だったが… そこで「1枚やめる」という選択肢はまったく思い浮かばず、結局“ついつい目が行ってしまう”KARAと少女時代を加えた合計6枚ものクリアファイルを買ってしまったのである。
「そんなところでそんなものを買わなくても…」「そんなに買って何に使うの?」と言われても困るのだが、それが“衝動買い”というもの… なのか!? それとも“松井がチョロいだけ”なのか??? う~む… ま、いっか! 高額商品じゃないKARA… それに、その後の車中で“話のタネ”になったKARA… それで代は満足じゃ~!
一昨日の“保母さん&園児たち”の団体乗車では、これまたいつもと違った緊張感があった。急ブレーキはもちろん、「強めのブレーキも避けたい」と思ったので、スピードはかなり控え目になり… バスは遅れた。しかし、スピードを出していないから、いつもよりも多少は余裕があり… 車内への気配りや案内も“いつもよりは”できた(と思う)。
乗客の大半が子供たちということで… 「アイドリングストップミュージックに反応してくれるかもしれない!」と思った私は、これまた“いつも以上に”アイドリングストップしてみたのだが… みんなワイワイガヤガヤと賑やかで… 耳に入っていないようだった(まぁ、そんなもんか…)。
それで思い出したことが… 転勤前の“完全弊社”の営業所では、このような貸切バスの仕事がちょいちょいあったのだ。その頃は、上司から「今度の仕事は中学校(または小学校)の貸切だ」と言われると、「それならば、担任の先生が独身女性のクラスにして下さい!」などと冗談で言っていたっけ…
今回は「保育園」だと言われたのに、「保母さんは独身?」などという考えはまったく浮かばなかった… せっかく終点での精算時に“一対一”になったのに、運賃箱で数十名の一括精算ができない状況に四苦八苦してしまい… その対応だけで精一杯だった。あぁ、MTI48…
今朝の某駅… ある上司にソックリの男性が乗ってきた。一瞬、私は「本人か!?」と思ったけれど、「こちらを見ずに黙って乗ったし… 横顔しか見えなかったし… それも一瞬だったし… やはり違うんだろう。それにしても、こんなに似てる人もいるんだなぁ~」と思っていた。
発車時刻が近付いて、いつものように「お待たせしました…」と案内を始めたところ、前扉の外にやってきたお婆さんが「●●へ行きたいんだけど…」と言った。私は案内を途中でやめて「えっ!? ここから●●というのは…」と言い始めたけれど、直行バスがないので即答できなかった。
私が“いくつかある●●の付く場所のどれなのか”確認しようと思った時、お婆さんが「▲▲へ行きたいんだけど…」と言い直したのである。私が「それならば…」と言い掛けると、お婆さんが「■■で乗り換えればいい?」と言ったので、私は「そうですね、そこで★★行きか◆◆行きに乗り換えてください」と答えた。
気が付けば発車時刻を1分ちかく過ぎており、私はお婆さんが“助手席”に座るのを確認するとすぐにバスを発車させた。バスを走らせながら「それでいいのかなぁ… それぞれの時刻を調べている時間もないし、仕方がないよなぁ…」などと考えていた。■■で何人か降りたけれど、お婆さんには席を立つ気配がなかったので、私から声を掛けて乗り換えのバス停の場所を教えた。
終点に到着すると、“車内観覧席”に座っていた上司のソックリさんが最後に席を立って「ご苦労さん」と言った。あれまぁ… やっぱり… 本人だったのねぇ… そういえば今月は“上司たちの乗り回り(モニターもどき)月間”であった。だから、私に顔も向けずに黙って…(それでも“私以外の運転士には”バレバレだと思うけど…)
上司は運転席の横までやってきて「もうちょっと(発車前の)案内をしなきゃいかんなぁ…(後略)」と言われてしまった。もしも私が“常にモニター評価で満点を取っている”ならば、あれこれ言い訳もしただろうけれど… 次の発車まで3分しかなかったし… ただ頷くしかなかった。
それから2~3時間後の某駅で、若い男女がとても大きなキャリーバッグを引きずってきた。そして、男性がバッグを一つずつバスに持ち上げながら、すぐ後ろに立っている女性に向かって「二人分…」と小声で言ったのが聞こえた。
いつもは「二人分!」と言われても運賃箱のボタン操作が間に合わない私であるが、今回は“精算をするであろう”女性がまだ男性の後ろにいたので、ゆっくりとボタンを操作することができた。
そして、女性が右手に持っていたICカードをタッチさせ、めでたく400円が引かれて精算完了… と思ったら、左手に持っていた“もう一枚”のICカードもタッチ… 「あっ」と言う間に200円が引かれてしまったのである。
男性が女性に「二人分…」と言ったのは、「俺が座席までバッグを持って行くから、俺のカードもタッチしてくれ!」という意味だったようだ。これはもう、完全に私のフライング… 勝手にボタン操作した私が悪い…
私は「すいません…」と言いながら、“400円が引かれたICカードを持っている女性の右手”に200円を載せ… 久々にポケットマネーからの支出となってしまった。それにしても… 何もそんな時に… まぁ、日頃の行いが悪いということだろう。ハハハ…