現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「能・狂言」は現代が最盛期

2015-07-27 22:46:33 | 虚無僧日記

7/26(日)名古屋駅前のガーデン広場で゜「薪能」

今年14回目とのこと。

昨年は、その下で虚無僧をしておりました。今年は四日市の帰りに、

偶然通りかかり、初めての鑑賞。入場整理券のみで無料とのこと。

主催者発表で1,700人とのこと。階段の上まで埋め尽くす人人人。

プロによる演目は午後6時からで、その前に「学生能」のコンクール。

法政大学が優勝。40年前の我々の時代も学生のクラブ活動に「能」は

あったが、部員数名で風前の灯だった。現代の方が、長唄でも筝・

尺八でも部員は多く、レベルも高い。

能・狂言は江戸時代まではごく一部の武家階級のものだった。

それが現代では、こうしてあちこちで薪能が演じられ、大勢の観客を

集めている。能は700年の歴史の中で、現代が最盛期。能役者や

狂言師、笛、鼓の鳴り物師は、今日は東京、明日は名古屋と

連日大忙しとのこと。うらやましいのぉ。でも安心はしていられない。

1,700人の観客の99%が 60歳以上。20代の若い女性は皆無でした。