現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

平均年収ワースト企業

2017-02-03 21:30:43 | 社会問題

上場企業3179社の年収が公開された。その中、働き盛りの40歳の年収

平均は591万円、300万円未満は20社。

最下位は「カワサキ」と「太平洋興発」で 平均年収が 255万円。

知っている企業では「ショクブン 271万円」「井筒屋 289万円」

「さいか屋 326万円」。いずれも上場企業だが、家計はやっていけ

ないだろう。当然共稼ぎか。女性の力が強くなるのも道理。

一方、トップの企業は 「M&Aキャピタルパートナーズ 2766万円」

2位は「GCAサヴィアン 2280万円」。全く聞いたことのない企業だ。

電通のように超有名企業でも過重労働で “ブラック企業” のレッテル。

文珍の落語。

「どこへ勤めてはるの? 」「ブラック企業や」

「色があるだけいいな。ウチは無色(職)や」


売れる店、売れない店

2017-02-03 08:19:07 | 社会問題

名古屋ドームでの「やきものワールド」。
300ブースを見て廻るだけでも楽しい。
足早に廻っていても、「おおォ」と 目に
止まるもの。どんなに豪華で立派なものでも
自分の感性に合わないものもある。

気に入ったから、すぐ買うというものでも
ない。そこから、売り手と買い手の価値観の
擦り合わせが始まる。

「買おうかな」と思っても、店主が無愛想
だったり、高慢だったりすると、買う気が
引っ込む。自分の商品に自信を持つのは
いいが、「なにも 買ってくれなくてもいい」と
いう態度に出られると、「なら 買いません」となる。


そんな中で、唐津焼きのYさんはちょっと違った。
有田や九谷といった磁器物のような派手さはないが
素朴な中に温もりがある。

Yさんに話しを聞いた

売ろう売ろうという気持ちを捨てて、お客様に見て楽しんで
もらえればいいという気持ちに切り替えた」とのこと。

まさに「“他喜力”=他人に喜んでもらうチカラ」だ。

買う必要もないのに、なけなしの金をはたいて買ってしまった。


「禿げ」にたかる「禿鷹ビジネス」

2017-02-03 08:10:52 | 虚無僧日記

「脱毛に悩む人の97%に効果有り」というので、

〇〇という薬を 買った。三か月試してみて効果はゼロ。

その後もしつこく電話がかかってくるので 買い続けた。

その他にも、いろいろ買って試している。毎月1万円は

使っているから、20年で200万円以上使ったことになるが、

禿はますます広がる一方。私は効果のあがらなかった 3%の

人ということになる。

女性ホルモンのプロペシアは飲み薬。
1カ月分 7,500円。ネットでは 5,000円台で売られて
いるので、一度買ってみた。海外からの「個人輸入代行」
品だった。これらの半数以上は、ニセモノと聞いてやめた。
ネットで調べたら、「プロペシアは脱毛作用を抑止する
ものであり、決して発毛に作用する薬ではない」とのこと。
なんだ、抜け毛を防ぐだけで、禿げたところから毛が
生えてくるのではないそうな。がっかり。


以前、「マイナスイオン」を発生させる機械(30万円)を
勧められた。マルチ商法。「マイナス・イオンで 禿げも
治る」という触れ込みだった。
「マイナス・イオン」についても、健康面の効果については、
十分な証明は得られていないとのこと。
「マイナス・イオン」という“科学的用語”を使用して
あたかも科学的に立証されているかのように誤解を
与える。これは疑似科学・オカルト・霊感商法というそうな。

禿にたかるビジネスは「はげたかビジネス」か。