「カラス研究所」のサイトに
「カラスなぜ鳴くの」と題して、「森に住むハシブトガラスは、
葉に隠れて見えないので自分の居場所を知らせ、お互いの
コミュニケーションをとるため、様々な種類の鳴き方する。
見通しのよい都会に棲むハシボソガラスは、あまり鳴かない」
とのこと。そういえば、京都の将軍塚で見たカラスの大群は
ギャーギャーすさまじかったが、名古屋のカラスは無言で
モクモク。
嫌われ者だが、「からす なぜ鳴くの、カラスは山に」の童謡
『七つの子』は尺八でも定番の人気メニューだ。
だが、この歌詞「七つの子」とは変だ。7羽も雛(ひな)がいる
のか?7歳なら もう十分成鳥だ。
野口雨情記念館の館長(雨情の孫娘)の話では、「雨情の子供が
7歳のころに作られた歌」であり、また「野口雨情が7歳の時
母親と別れたことから、7歳の子供への思いをカラスの子に
託して詩にした」のだそうだ。
嫌われ者のカラスではなく「人間の子供」であれば、人情味も
また違う。