8/27(月) 目黒税務署で相続税のことを聞き、
ついでに目黒区役所に寄ってみた。私の実家から
徒歩15分ほど。ここは元は 千代田生命の本社ビル
だった。
建築は「村野藤吾」。千代田生命ビルは「外壁を
すべてアルミのルーバーで覆った世界最初の建物」
として、建築史に残る建物なのだ。私が広報部に
勤務していた頃、毎年100人以上の建築家が見学に
来られ、私がその案内役を務めていた。外国からも
みえた。
「千代田生命ビルと村野藤吾」のことなら2時間でも
3時間でも語り尽くせない。
さて、その「村野藤吾」が 精魂傾けたビルだが、
まず正門から入ったスロープが途中で寸断されている
ではないか。玄関エントランスには、あるべきはずの
「グレコの像」が無い!。中はすっかり改造されて
もう涙がチョチョぎれる。
全館を周って、喫茶店で休む。年寄りや子供連れの
若いママさんが休憩している。
そう、村野藤吾は「このビルが 近隣の人々の憩いの
場になってくれれば」と語っていた、その思いが、
目黒区役所になってようやく実現したのだ。
「これでいいのだ。すっかり改装されて、また
新しく生まれ変わって、これで良かったのだ」と
明るい気持ちになって、ビルを後にした。
ついでに目黒区役所に寄ってみた。私の実家から
徒歩15分ほど。ここは元は 千代田生命の本社ビル
だった。
建築は「村野藤吾」。千代田生命ビルは「外壁を
すべてアルミのルーバーで覆った世界最初の建物」
として、建築史に残る建物なのだ。私が広報部に
勤務していた頃、毎年100人以上の建築家が見学に
来られ、私がその案内役を務めていた。外国からも
みえた。
「千代田生命ビルと村野藤吾」のことなら2時間でも
3時間でも語り尽くせない。
さて、その「村野藤吾」が 精魂傾けたビルだが、
まず正門から入ったスロープが途中で寸断されている
ではないか。玄関エントランスには、あるべきはずの
「グレコの像」が無い!。中はすっかり改造されて
もう涙がチョチョぎれる。
全館を周って、喫茶店で休む。年寄りや子供連れの
若いママさんが休憩している。
そう、村野藤吾は「このビルが 近隣の人々の憩いの
場になってくれれば」と語っていた、その思いが、
目黒区役所になってようやく実現したのだ。
「これでいいのだ。すっかり改装されて、また
新しく生まれ変わって、これで良かったのだ」と
明るい気持ちになって、ビルを後にした。