現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

伊那谷に住むトム・ディーバー

2007-09-12 15:24:23 | 筝尺八演奏家
長野県下伊那郡の山奥に30年も前から移り住み、尺八を
作って生活しているアメリカ人がいる。トム・ディーバー
だ。話題性もあって時々テレビで紹介され、知る人ぞ知る
有名尺八家だ。
そのトムから、数年前、突然電話がかかってきた。私が
NHKに出演したのを観て、インターネットで調べたと
いう。彼の招きで伊那谷を訪ねた。飯田の次の松川インタ
ーから、天竜川を越えて、東側の山を登ること、徒歩2時間。
すごい山の上だ。尺八談義に花が咲き、一晩泊めてもらった。

夜中、トイレに起きたが、目を開けても一寸先も見えない。
漆黒の闇なのだ。かくやと思い、寝る前に枕元に用意して
おいた懐中電灯をまさぐって、その明かりでトイレに行った。
もちろん戸外。枯れ葉を踏みしめ用をたそうとすると、カサ
カサカサと。懐中電灯で照らすと、1メートルはある蛇。
とにかくこんな所に住んでいる人が、日本にはまだいるのだ。

この伊那谷に偶然か尺八を吹く人が6人も集まって来ている
とのこと。しかも皆古典の虚無僧尺八が専門。その中の一人
児玉さんを紹介された。

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