西郷頼母の長子「吉十郎」は、「函館戦争後、西郷隆盛に預けられ、
アメリカに留学し、西南戦争にも加わっていた。頼母は、吉十郎を
支援するための物資を送ったが、荷物は政府軍に差し押さえられ、
「西郷隆盛に通じている」という嫌疑をかけられた など、
尾ひれがついて書かれているが、これについては 確証は無い。
「吉十郎」は、箱(函)館の「沢辺家」に預けられた。
堀田節夫著『西郷頼母』によれば、
「吉十郎」は箱館で、ギリシャ正教の神父となっていた「沢辺琢磨」に
預けられたという。「沢辺琢磨」は、なんと「坂本龍馬」の従弟の
「山本数馬」。NHK大河ドラマ『坂本龍馬』でも登場していた。
拾った時計を質屋に売ったことがバレて、江戸払いとなった人物。
その後、箱館に逃れて、「神明宮宮司・沢辺梯之助」の婿養子
となり「沢辺琢磨」と改名していた。新島七五三太(新島襄)が
米国へ密航する時手助けをした人物としても知られる。
「吉十郎」はその沢辺家に預けられていたという。明治4年には
西郷頼母とともに伊豆に移り住んだようなので、西南戦争に
従軍していたかは疑わしい。
坂本龍馬の従弟「山本数馬」。『八重の桜』の山本八重の兄は
「山本覚馬」。ついでに福沢諭吉が長崎で師事した砲術家は
「山本物次郎」。「覚馬」同様、盲目だった。ややこしかぁ。
アメリカに留学し、西南戦争にも加わっていた。頼母は、吉十郎を
支援するための物資を送ったが、荷物は政府軍に差し押さえられ、
「西郷隆盛に通じている」という嫌疑をかけられた など、
尾ひれがついて書かれているが、これについては 確証は無い。
「吉十郎」は、箱(函)館の「沢辺家」に預けられた。
堀田節夫著『西郷頼母』によれば、
「吉十郎」は箱館で、ギリシャ正教の神父となっていた「沢辺琢磨」に
預けられたという。「沢辺琢磨」は、なんと「坂本龍馬」の従弟の
「山本数馬」。NHK大河ドラマ『坂本龍馬』でも登場していた。
拾った時計を質屋に売ったことがバレて、江戸払いとなった人物。
その後、箱館に逃れて、「神明宮宮司・沢辺梯之助」の婿養子
となり「沢辺琢磨」と改名していた。新島七五三太(新島襄)が
米国へ密航する時手助けをした人物としても知られる。
「吉十郎」はその沢辺家に預けられていたという。明治4年には
西郷頼母とともに伊豆に移り住んだようなので、西南戦争に
従軍していたかは疑わしい。
坂本龍馬の従弟「山本数馬」。『八重の桜』の山本八重の兄は
「山本覚馬」。ついでに福沢諭吉が長崎で師事した砲術家は
「山本物次郎」。「覚馬」同様、盲目だった。ややこしかぁ。