喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

日向夏

2007-03-23 | 食べ物・飲み物

宮崎から日向夏が届いた。
日向夏を初めて食べたのは、平成6、7年だったか。
出向していた看護学校から、平成6年に病院勤務にもどり、
配属された病棟で宮崎からガンマナイフの治療を受けに来ていた
6歳の女の子の母親Kさんと知り合った。
その当時、ガンマナイフのできる病院は日本でも少なかった。
そのKさんからいただいて食べたのが初めだった。

柑橘類なのにリンゴのように皮をむいて食べる。



白い部分をアルベドと言うらしいが、その部分を残して皮をむく。
そぐように乱切りして、アルベドと果肉を一緒に食べる。



食べ初めた頃は種が多かったけど、
改良されて随分少なくなった。
ジューシィーで甘くて美味しい。
外観の形や色の美しさといい、
柑橘類の中の王様だと、私は思う。

1820年に宮崎市内で親が不明で種子から育った、
偶発実生(みしょう)として発見されたのだそうだ。
親が不明なんだけど果実や、樹の特性から片親は柚子らしい。

今年は鳥にやられて、不作だとか。
鳥も美味しいものはよく知っている。

毎年3月になると、ミカン農家のMさんからの便りが待ち遠しい。

毎年、Kさんからも送っていただくが、
気前のいい私は、みんなに配りまくり、すぐなくなる。


コメント (1)
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