喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

辻井伸行さんピアノリサイタル

2012-08-26 | 長野県 旅

八ヶ岳高原音楽堂で辻井伸行さんのピアノリサイタルがあった。
青春18きっぷを使って主人と行く予定にしてたのだけど、
岡山のYちゃんの体調が回復し、一緒に行けることになり、
青春18きっぷは使わず。
救急車で運ばれるほどだったらしいけど、
特に異常なく、入院の必要もなかったと・・・・よかった!よかった!



音楽堂でコンサートを聴くのは2回目。
1回目は2月で、銀世界だった。
今回はの高原の夏の終わりの爽やかな季節。


音楽堂


八ヶ岳高原ロッジ

辻井伸行さん、9月で25歳。
生まれつき視覚障害がありながら、
数々のコンクールで金賞を受賞し、
「鍵盤の達人」として、
カーネギーホールから指名を受け、
昨年の11月にカーネギーホールで演奏されたらしい。

左手と右手が別人のような演奏だと思ったら、
ボストン在住の音楽評論家が
「左手で安定した音を出しながら、右手で歌うような演奏ができる。
世界でも数少ないピアニストだ
」と言っている。
あるテレビの番組では
「左手と右手の絶妙なコンビネーション」も魅力の1つだと。

彼が6才のときから12年間指導した恩師が、
彼のために左手用、右手用別々に
100曲以上にも及ぶ曲をテープに吹き込み、聴かせたそう。
そのことが、「右手の重要さ、左手の重要さを
それぞれ分けてインプットし、
それが今につながっているのではないか」と
その恩師が述べている。

曲の合間にはトークもあり、
まるで、目が見えているかのような話し振りには驚いた。
聴覚や皮膚の感覚が研ぎ澄まされているのだろう。

演奏が終わり、ロッジにもどり、ブッフェディナー。
辻井さんが挨拶にみえ、席は抽選だったのだけど、
幸運にも立たれた場所のまん前だった。
また、子どもさんが辻井さんと同級生という
女性二人と偶然にも隣り合わせになり、
いろいろお話を聞かせていただいた。
ちなみに引いたのは私。くじ運悪いんだけど・・・・
朝は朝で、食事をしてたら、
辻井さんもマネージャーさんと一緒に食事に来られ、
また、お目にかかることができた。

10月から全国ツアーが始まるそうだ。
名古屋は12月16日。是非とも聴きに行かなくっちゃ





 

コメント (2)
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