安楽死
今日の朝刊に、
豪の104歳の科学者が、
豪では安楽死が認められていないので、
スイスに渡り、鎮静催眠薬を注射し、
息を引き取ったと。
生前、「残りの人生をどう使うかは本人の自由。
死を選ぶのなら他人が干渉すべきではない」と話していたと。
104ともなると本人の気持ちが第一優先かも。
「いのち」は自分のものであって、
自分のものではない。という年齢はあると思うけど。
重大な病気を患っていたわけではなく、
運動能力や視力の低下から
生活の質が下がり、人生を楽しめなくなったと感じ
自死を望むようになったと。
ADLのほとんどを他者にゆだねざるをえない父は
どうなるのよ、と思ったけど、
「自死を望むこと」、そこが重要だね。
しかし、「安楽死」って言葉、なんか違和感ある。
「尊厳死」という言葉のほうがいい。
「尊厳死」の中に「安楽死」も含まれているように思う。