おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

かろうじて踏みとどまった民主党

2010年09月01日 | Weblog


午前7時の気温は、プラスの20度。
ムシムシしておりまする。
昨夜もアイスノンを引っ張り出すという、寝苦しい夜でござった。

こんな真夏の日々はもうウンザリでござります。
涼しいところに移住したいなぁ。
って、そりゃもうサハリンかいな!!

きょうからいよいよ9月じゃ。
北海道のこれまでの常識では、すでに完璧に秋なのだけれど、ここんとこは真夏になったり、秋になったり、またまた真夏になったりで、どもこもなりませんです。
民主党と一緒で、あっち行ったり、こっち行ったり、何してんだか状態なのでござります。

写真は皮むき中の「トウヒ」という丸太なのじゃ。
写真説明がなかったかもしらんけど、この材はご近所Sさんところからいただいたものなのじゃ。。
この暑さで、皮むき作業、さっぱり進んでおりませんです。
早くしないと、きれいにむけなくなるそうじゃ。
困ったことだわねぇ…

さて、
その民主党、ようやく「官」VS小沢のガチンコ対決ってことで、目先は決着したらしい。
かろうじて、自民党を超える「チョーおバカ政党」にはならんかったようで、米俵に足がかかったけれど、なんとか踏みとどまったね。
「ガチンコ代表選」にならんかったら、民主党は、完全に国民から見放されたと思うけどねぇ。

まことに空気の読めないことでござります。
議員さんたち、しみじみ特権階級なのだわねぇ。

あれこれ報道によると、「官」、小沢の2人だけの話し合いがあったそうだ。
昨夜の報道ステーションでは、元共同通信の後藤謙次さんが次のように解説しておった。
差しで行われた官と小沢の話し合いはこうだという。

(1)「しばらく静かにしていて欲しい」といったことのお詫び。
(2)「政治と金」の問題を持ち出さず、泥沼選挙戦を避ける。
(3)どちらが勝っても、党を割るようなことはしない。

ってことで一致したと、後藤さんは推測しておる。
当たらずとも遠からずでござろうね。
まず、官総理が詫びを入れたのは間違いないところ。
それと、選挙結果にかかわらず、党を割ることはしないという約束も、容易に想像できまする。

ま、これで当たり前田のクラッカー、フツーの代表選挙ってことになりましたです。
なにせブッチャー小沢一郎だもん、民主党の新人議員さんらも、小沢がいつキレて、「離党だ」「新党結成だ」とならんかと、恐怖心がいっぱい。
「どしたらいんだろ?」と疑心暗鬼だったに違いない。

とりあえずそれが払拭されたってことでござろうか。
なんともめんどくさい親父でござることかのぉ。

ってことで、これからはまさに「政策」で勝負じゃ。
っていうか、しっかり政策を示していただかんことには、元の木阿弥じゃ。
こうなると期待される「サプライズ政策」なら、一気に小沢一郎の出番でござろう。

例えば、相続税の廃止、または無利子国債発行による相続税の無税化だ。
無利子国債発行なら、とりあえず景気が回復する1年ぐらいは「消費税ゼロ」って手もあるかしらん。
その他もろもろサプライズ政策を打ち出せば、景気回復、デフレ脱却も可能かしらんね。

それなら目先は株価も大幅アップ、円高も一服か?
とにもかくにも世界の経済人がびっくりする政策出す可能性は、小沢しかないだろね。

一方、さっぱり何したいんだか、さっぱりわからん官総理では、この難局を脱するのはムリ。
小沢の豪腕しかなかろうと思うのはおぢだけかねぇ。
「好きだ嫌いだ」「総理がコロコロ変わるのはいかがなのものか」とかは、この際どうでもいいんでないの?

ここは、この大不況を脱することのできる「政治家選び」なのではないかねぇ。
結果、妥当な官総理で落ち着くのかも知らんけど、一挙に歴史の歯車を動かすならば、ここは小沢総理しかないと思うけどなぁ…