おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

6年半ぶり、円売り介入

2010年09月16日 | Weblog
午前7時の気温は、プラスの15度。
きょうも秋晴れで~す!!
いいなぁ、いまどきの北海道、気持ちがたいそうよろしいです。

おととい小樽であれこれサカナを買い求めましたけど、ついでながらイクラもひと腹買ってまいりました。
で、写真のイクラしょうゆ漬けにいたしましたです。
北海道の秋の味覚ですなぁ。

我が家では、年に一度、この時季だけ漬けていただくのじゃ。
ひと腹千円程度のものを、お酒、みりん、だし汁、醤油に一晩漬けて完成でござる。
これを熱々のらんこし米「おぼろづき」にかけていただくと、ニッポン人に生まれて良かったぁ~としみじみするのでござります。

魚卵はコレステロールが高いとか申しますけど、過日の報道で、悪玉コレステロール、実は長生きの必須アイテムらしいってことで、イクラにカラスミ、数の子、キャビアなどなど、ガバガバいただいちゃおかしらん。

もっとも数の子、キャビアなんぞは、たいして美味ではござりませんです。
カラスミは、これでお酒いただくなら、もうたまりませんけどね。
やっぱ、ご飯ならイクラでござる。

お寿司の軍艦巻きもいいなぁ。
あっ!!そういえば、今度どこぞでいわゆる「すしハネ」買って来たいなぁ。
なんであんなにすし屋の海苔はうまいんだろ。
すしハネとフツーの海苔は、まったく別物だよなぁ。

さて、
昨日午後からいきなり円安、株高でござった。
円高に対しては、まったく無為無策だった「官」内閣が、突然為替介入したそうな。
「遅いってば、いままで何してたんだか」、と経済人はこぞって思っておるに違いない。

投資家筋にすっかり舐められ、総理就任前から円高が続いておって、きのうの朝に至っては、イケイケドンドン状態でござった。
そんなこんなで、82円まで急騰しておった円も、6年半ぶりの為替介入でとりあえずは、8月末の水準まで戻っておる。

ったくもう!!しっかりせんかい、二千回なのじゃ。
効果は限定的、一時的といわれるけれど、「舐めんなよ!!」ってサインを送ったわけで、遅きに失してはおるけれど、まずは評価しようかい。

問題はここから、どうするって話じゃ。
野田財務大臣は留任だそうだけど、あんなんで大丈夫かいな。
ここは、元財務大臣の藤井さんあたりに戻ってきて欲しいけどねぇ、ムリだろなぁ。

とにもかくにも、今回の介入で時間稼ぎして、なんとか経済成長戦略を示さんことには、諸外国の投資家投機家に舐められる。
だけど、国家戦略局は、骨抜きで、「ただただ、コヨウ、コヨウ」とコヨーテみたいに叫んでるだけで、どうするんだかがさっぱり見えませぬ。

なにするにも金が必要だから、「無利子国債」発行って手だってあるわけで、とにもかくにも矢継ぎ早に対策しないと、どもならん。
だけども「戦力の逐次投入」でわずか1兆円の追加経済対策だもんなぁ、諸外国に舐められて、ニッポンの国債を売り浴びせられるような「ギリシャ悲劇」、すぐそこに迫ってると思うけど、どうよ「官」さん!!
元の「菅さん」に戻れるか?