おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

東電は丸裸になって、原発被災者救済だろが!!

2011年05月16日 | Weblog

午前6時の気温は、プラスの5度。今朝は体調良好、目覚めもたいそうよろしい。だけど、日課となっておるニャンのご飯とトイレ掃除が、寒くて、寒くて。体調はそろそろ初夏モードに入ろうというのに、季節はまだ初春なのでござる。こんなに寒くては、身体がついていけませんです。

それでも、にっくきシラカバだけは、ドンドコ緑が濃くなってきておりまする。見ているだけで、目がかゆくて、目がかゆくて。それでも現役サラリーマンの頃に比べりゃ、花粉症も、たいそう楽でござる。ストレスが少ないのでしょうなぁ。都会にいては、ろくなことがない。いいどぉ、田舎暮らし!!

きのうのおぢ、所用があってお近くの余市町へ行きましたです。ニッカウヰスキーと宇宙飛行士、毛利さんの町でござる。で、ついでながら小樽へ。ハニーさんと久々にマイカル小樽でウインドーショッピング。そこで発見したのが写真の醤油なのじゃ。

タバスコってのは、スパゲッティーにかけて使う辛くて赤いヤツと思ったら、なんと醤油だもんなぁ。で、裏を見たら群馬県の正田醤油というところのご謹製なのじゃ。いまどきの言い方ですと、「タバスコと醤油のコラボ」ってことか?

まだ食しておりませんけど、味が想像つきませぬ。やはり裏面には「和食はもちろん、あらゆる料理に合うピリッとした風味はグルメが選ぶ最上のパートナーです。」とかなんとか。

グルメが選ぶ最上のパートナーとは、なんとも大げさ。ですけど、どう使えばいいんか、さっぱり想像力が働きませぬ。ご存知のお方、おせーてね!!

さて、フクシマ原発でござる。東電はきのう、1号機のメルトダウンが3月11日に起きていたと発表した。内部電源が全て落ちていたとはいえ、なんのことはない、地震当日には、もうレベル7になっておったということではないのか? あまりにお寒いのぉ、原発の安全ってば!!

政府も東電も、大ウソこいておって、どもこもなりませぬ。それよりなにより、今朝の新聞の世論調査の結果が怖いことになっておる。原発の賠償は、国が負担すべきというのが56%にも上るそうな。国民の皆さんは、わかっておるのか? 国が負担するってことは、税金で国民が負担するってことですぞ!!

冗談ではござりませぬ。確かに国が推進したエネルギー政策で起きた事故とはいえ、あくまで東電が責任負う問題ではないのかね。足りなければ、そこで初めて国が負担するのではないのかね。本末転倒してはいけませぬ。

週刊文春には、「東電がひた隠す3兆円の埋蔵金」があるというではないの。東電には、「利益余剰金」「原発事業に関する積立金」「使用済み核燃料再処理等引当金」の三つがあり、これを転用するだけで、3兆6000億円以上捻出できるという。

さらには、全国の保養所からゴルフ会員権、絵画にいたるまで経産省が全容を握っておるというではないの。おまけに「財団法人電力中央研究所」というところがあって、売り上げの0.2%を拠出しておるそうな。東電の売り上げが5兆円なので、毎年100億円もだしておるそうな。

これら全ては電気代じゃ。世界一ともいわれる電気代は、こうして東電に溜め込まれておる。でもって、驚くべきことに、「財団法人原子力環境整備促進・資金管理センター」というところに、「最終処理等積立金」「最終処分積立金」というのがあって、これが計3兆5000億円だそうな。

数え上げても、これだけでざっと7兆円数千億円が、ラクラクに確保できるではないの。なにが消費税だ。何が国の負担だか。東電救済のためのスキーム作る増税するなど、どうにも許せんです。

心優しいニッポン国民から、金を吸い上げて、原発被災者の救済など、許せません。東電は、まずは丸裸になって、対処せんでどうする!! 先ほどTVで一時帰宅した原発被災者が、「もう家に帰ってこれないかも」と呟いておった。我が家に二度と帰れないかもしれない悲劇、これを作り出したのは、東電に、ほかなりません。東電よ、恥を知れ!!