おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「原発事故は会議室で起きてるんじゃない!」by吉田所長

2011年05月27日 | Weblog

きのう日中の気温は、ようやく20度を超えましたです。初夏でござります。たいそう気持ちよろしい一日でござった。ところが、おぢはというと、久々に風邪引いちゃいましたです。喉が痛くて痛くて、困りんちょん。早々に寝ましたけど、まだ辛いです。困ったなぁ…

さて、どうにもこうにも釈然としなかった、原発への海水注水ですけど、したとか、止めたとか、わけわからんかった。で、とうとうホントのことが明らかになっちゃった。ようは、「原発事故は現場で起きている!!」と、青島刑事よろしく、吉田所長の判断で、注水を続けていたことが分かっちゃったのだ。

東電、保安院、官邸の皆々さまが、会議室で踊っておる間にも、原発は深刻な事態に突入しようとしておった。いまではニッポン国民こぞって知っておるけど、原発はとにかく冷やさんことには危ないことになっておる。

で、吉田所長は、アホウどもにかかわっておっては、取り返しのつかない事態になると判断し、海水を注入し続けたということらしい。原発を再臨界から救ったのが吉田所長ってこと。映画「踊る大走査線」の青島刑事並みのヒーローってことだ。

とはいえ、東電のようなお役所では、「勝手な判断」をした、不逞の輩ということになりかねない。いまやニッポンの命運を握っているともいえる吉田さん、処分などないことを願っとります。

それにしてもですが、一連の海水注入だとか、中止するだとか、再注入だとか。どうにもこうにも、政府やら東電やら、保安院、ワヤクチャなのでござります。しつこいようだけど、ニッポン国では、危機管理などできない体制になっておる。取り扱いのややこしい原発の管理などムリってことだと思うけど、どうよ?