午前6時の気温は、プラスの5度。正直、寒いです。どうなってんだろ今年の天気は。農家はここ十数年経験したことのない、作業の遅れだそうな。こういうときは、農家も無理して、深夜まで農作業したりして、事故になったりする。
トラクターが転覆して、谷に落ちたり、ひっくり返ったり。労災の危険が高まったりもするのだそうじゃ。北海道の農家の皆さま、どうかお気をつけくださいな。…って農家は見てるか? このブログ???
さて、にわか「脱原発おやじ」に変身したここんとこのおぢ、このところ、BSフジテレビのプライムニュースという午後9時からの「報道番組」を見ておる。生番組できのうも、断層や活断層と原発について扱っておった。
それにしても、びっくりするのだけれど、露骨に原発容認なのね、この番組。まずは原発ありきという姿勢がとにかく痛い。フジテレビ政治部長の反町理ってお方、しかめっ面して、どんだけ東電の毒まんじゅう食らったのか。この手の報道番組、ちゃんと眉に唾つけて観ないと危ないことになっておる。
それにしても、八木亜希子さん、老けたねぇ。元々がバラエティー・アナで、なんとか硬派に変身しようってことだろうけど、あんたにはムリ。お茶らけてるのがお似合いなのでござります。残念!!
ところで、花のパリではサミットだそうな。フランス大統領は、ミッテランさんもシラクさんもニッポン贔屓でござった。相撲が好きだったり、日本文化そのものを愛したり。ところが現在のサルコジ大統領は、日本嫌いで有名なことになっておる。
そのパリでのサミットに到着したカン総理を、サルコジさん、たいそうなもてなしをしておる。その心はというと、やっぱ原発じゃ。なにせフランスは原発大国。世界各地へも輸出しておる。フクシマ事故で原発の信頼が揺らぐ中、ここはニッポンに踏ん張ってもらわんことには、大事な輸出産業に穴が開きかねないってことだろう。
おまけに、放射線で汚染された水の処理にも、10兆円ともいわれるお金と、おフランスの技術が必要ってことで、ここはサルコジさんの笑顔にも気合が入るってもんだ。
とはいえ原発の将来どうなのよ。これまではコストが安くて、CO2も出さないクリーンエネルギーと申しておった。だけど今回のフクシマ事故で、使用済みの核燃料の処理もできない、いわゆるトイレのないマンションだってことが満天下に明らかにされたわけ。
おまけに、低コストというのも大ウソと判っちゃった。国からの補助金はごっちゃりだし、かつて耐用年数は15年とかだったはずなのに、フクシマ原発は建設後40年の老朽施設。そりゃ金も生むだろう。コストかかんないもんねぇ。で、今回の大事故じゃ。
おぢの愛車もすでに21万キロを走破いたしましたです。世間では「25万キロはいける」とか申しておるけど、そろそろ危ないことになっておる。その伝でいくと、フクシマ原発は50万キロ以上走った車と同等か?
地震がなくても、もう限界ではなかったのか。でもってコストが安いとはなんだねぇ。いずれにせよちゃんとした原発のコストを、電力会社や経産省ではないことろが、しっかり出してみる必要がありそうじゃ。
そういえば、泊原発が占める電力量は、道内使用量の4割とか北電は発表しておるけれど、これもたいそう怪しい。実際、泊原発の発電量が占める割合は、わずか1割という計算もあるそうな。わずか1割の電力ならば、いつ止めてもいいじゃん泊原発、と思うきょうこのごろでござります。
今回の事故で北海道観光も大きな影響を受けておる。ここは北海道庁が「脱原発」を宣言すれば、たちまち世界各国から観光客は来るだろう。道産食材も、飛ぶような売れ行きとなりまする。ニッポンはともかく、北海道が「脱原発、クリーン宣言」出したらいいんでないのかねぇ。
といってもねぇ、道経連会長も北電会長だもんなぁ、ありゃりゃなことじゃ…