午前7時の気温は、プラス10度。小雨が降っておりまする。きのう日中は20度近い気温となって、暑いほどでござりました。春から一気に初夏ってこと。びっくりです。きょうはまた寒い春に逆戻り。どうなってんだか…
そんなポカポカ陽気だったものだから、きのうは物置小屋を片付けたり、沢山余っておる布団を取り出して、捨てる準備をしたりと、あれやこれや忙しい時間を過ごしましたです。
聞いた話ですけれど、ニセコ町のあるお年寄り、7棟もの建物が、敷地内にあったとか。薪小屋やら物置小屋やらってことらしい。それを毎年、毎年、処分して、亡くなった時はすべて壊して、きれいさっぱりだったそうな。見事な身の処し方と申せましょう。
その第一歩でもないけれど、とりあえずは、不要な布団6組ほどを捨てることにしたのでござる。余計なものをそぎ落とすことも、そろそろ大事かなぁ、と思う今日このごろなのでございます。
さて、見ましたぁ? 5月28日号の週刊現代。「ジャーナリストの目」では、魚住昭氏が、こう書いておる。「社会が破局に直面したとき、メディアは重大情報をストレートには報じられない…」
フクシマで起きた出来事は、世界史に残る大事故。今後予想されておるガンなどの病気の多発、深刻な大気汚染、海水汚染。それがどれもこれも、しっかり報道されない可能性もあるってことを魚住さんは指摘しておる。
ガンバレ・フクシマではあるけれど、深刻な放射能汚染も広がっておるのは事実じゃ。同誌の「あなたの町の『本当』の放射線量」によれば、東京でも地域によっては、「管理区域」寸前だという。
また同誌の「水産庁『魚は安全』捏造していた」によると、原発から40キロ南で採ったコンブからは、1万9000ベクレルの放射性物質を検出したそうな。とんでもないことがニッポン国で起きてます。
匂いもしなけりゃ、色もない放射能だから、一般国民にはさっぱり分かりませぬ。今になって思えば、フクシマ原発事故の直後、外国人がこぞってニッポン脱出を図ったのは正しかった、ってことだろう。
なにせ、「社会が破局に直面したとき、メディアは重大情報をストレートには報じられない…」のだから。ニッポン国の放射能汚染の実態は、相当にヤバイってことでござります。クラクラするなぁ…