おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

とうとうメルトダウンを認めたってさ

2011年05月13日 | Weblog

午前8時の気温は、プラスの12度。だけど、激しい雨と横殴りのビュンビュン強い風の朝でござる。そんなことなもんだから、ストーブを炊いて、室内の湿気を飛ばしておりまする。なんだかんだ、薪ストーブを炊いちゃうのよねぇ。好きなんだなぁ、薪ストーブ。

荒れ模様の天気ですけれど、緑は日に日に濃くなってきておりまする。ご当地が1年で一番いい季節は、もう、まもなくなのでござります。いいどぉ6月の北海道は!!

さて、新聞、TV報道によると、フクシマ1号機がメルトダウンしておることをようやく東電が明らかにした。メルトダウンとはニッポン語で炉心溶融。燃料が融け出して、圧力容器の外に漏れておるってことだ。

そうとうヤバイです。1号機がメルトダウンなら、3号機はどうなってんだろ? ここはプルサーマルやってて、おまけに破壊が一番酷い、一番ヤバイところだぜぇ。

頭がクラクラいたしまする。この国、この先、大丈夫なのだろうか? 浜岡原発の停止は、まことに正しい判断だと申しておきましょう。これがやられたら、首都圏はパー。ニッポンの政治、経済機能が完全に麻痺状態なのじゃ。フクシマも綱渡りが続くし、よもやの事態もありまする。

官僚さまは、すでに原発を見放して、「新エネルギー」へシフトしてきておる様子じゃ。元官僚さまの北海道知事も、泊原発への発言は微妙に変化してきておる。ここは、脱原発へ向かう好機だけれど、前門のフクシマ原発の見通しがまるでつかないのが、恐怖なのでござる。

東電の「フクシマ収束計画」は、今回のメルトダウン公表で、水泡に帰しておる。戦後ニッポン最大の危機は、去るどころか、ますます危機的状況でござります。なんとも怖いですぅぅぅ~