おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

若大将は凄いでぇ~

2011年05月23日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス8度。肌寒い曇り空の朝でござる。きのうも朝はなんともよろしくない天気でしたけど、日中は気持ちのよい初夏の日差しでござった。きょうもそうなると良いのだけれど、どんより空からは、ポツポツ雨も…

そんな上々のお天気のきのう、おぢとハニーさんは、50キロほど離れた海沿いの町、寿都町へ。この日ここでは、恒例の「ふるさとまつり」が開かれておったのでござる。ようは地元特産の「寿カキ」を大盤振る舞いするお祭りなのじゃ。この寿カキというのは、5月、6月限定で獲れる美味しいカキなのじゃ。個人的には、厚岸のカキの方が好きですけどね。

で、この日は美谷(びや)漁港というところに、4万個ものカキが用意され、訪れた皆さんは、1個80円とか60円で買い求め、いただくのでござる。その場で焼いてくれたりもするのですが、それだと食べるときには冷めてまう。

そんなことなもんだから、おぢとハニーさんは七輪に炭、焚付けに、アウトドア用のイスやらなにやらを持参。漁港の隅で炭をおこして、熱々のカキを楽しんだのでござる。美味かったなぁ。

加えて、ホタテの味噌汁が無料なのじゃ。少し大きめの稚貝ですけど2~3個入っていて、これがタダ。ハニーさんとおぢ、2杯づついただいちゃいましたです。このほか、タコのザンギ(から揚げ)やら、焼き鳥、おそばなどなどあれこれ、美味しいものがたくさんありました。それもこれも、ご当地の初夏のお楽しみなのでござります。

ところで、昨夜の「エグザイル魂」観ましたぁ? 若大将・加山雄三さんがご出演でしたけど、凄いねぇ。声の張りといい、音程といい、若い頃とほぼ変わらずの豊かな声量でござった。

過日、おぢと同年齢の中村雅俊さんがとあるtv番組で「恋人も濡れる街角」を歌っておったけど、もう声が出ないことったら、聞いてて悲しいほどでござった。一方74歳という若大将の凄いこと!! お酒もやめて節制しているとか。かくありたいものですけど、おぢは酒やめるのだけはムリ。

ってことで、カラオケ行って、ジムでエクササイズして、目指せ若大将!! ってことでござる!! 元気出しましょう、ご同輩の皆々さま。

さて、混迷を続けるカン政権ですけど、今度は海水注入を巡って、「言った」「言わない」のお子ちゃま論議でござる。斑目春樹という内閣原子力安全委員会委員長が「再臨界の危険性がある」または「可能性はゼロでない」と言ったとか言わないとか。ア・ホ・くさっ!! 

海水を注水するのか、しないのか、なんてこと、いくら東工大出身の総理とだとはいえ、決断できるかね。専門家以外が判断出来ないことだと思うけど、こんな大事なことが、なんともはっきりしない、お粗末。カンさんにはムリだって言ってるでしょ総理は。ホンに呆れまする。どっちもどっちで、なんか薄汚い。

薄汚いといえば、東電のメルトダウン公表について、週刊文春は、以下のように書いておる。「メルトダウンが公表された翌十三日には、東電の賠償枠組みが政府によって決定されている。その基本方針は、巨額にのぼる賠償金で東電を破綻させないように国が機構を通じて支援するというものだ」

ようは、「国による賠償支援の道筋がつくまで、東電がメルトダウンの発表を引き伸ばしたのではないか、といぶかしむ声も出たほど」だというのだ。国による救済が決まってから、メルトダウンを公表したってことらしい。まことに薄汚いやり口でござる。だからこういう会社はちゃんと潰せと申しておる。さすれば、発送電分離もやり易い。

そして、こうも書いている。「多重の備えで『絶対安全』だったはずの緊急装置はことごとく機能せず、1~3号機はメルトダウンしてしまった。2号機の建屋内では高い放射線量が検出され、3号機も水温が上昇と低下を繰り返して不安定化している」

おまけに汚染水しょりだけで、1トン2億円ともいわれておるそうな。水処理だけで計5兆円。東電幹部、ひとりぐらい死んでお詫びするヤツはいないのか。いないのだろうねぇ。誰も自分の責任だとは思ってないもんねぇ、お役人さまと一緒でござる、嗚呼!!