おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「電力不足の道と県」知事はこぞって元官僚

2012年06月09日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス15度。空気が何だか湿っぽい。

日差しはありますが、まとわりつくような湿気がなんとも嫌でござる。北海道も梅雨だべか?

写真は、件のクロネコじゃ。メンコイ顔をしておる。スマートだし…

きのうも、我が家の6匹を追い出して、ひとり寝床におりましたので、2度も追い出しましたです。

で、今朝は我が家の6匹だけにご飯を与えたあと、ようやく出て行った。

そしたら、お隣のひとり暮らしのじっちゃん宅におったです。

お隣のじっちゃん、クロネコがここんとこ辺りをウロウロしておったの知っておったわけで、気になっておった様子。

で、かつて飼っていたというネコの家をそそくさと引っ張り出したのです。そして、文字通りの牛乳ご飯を与えたら、しっかり食べておる。

さらに、クロネコの鼻の病気も、どうやら快方に向かっておるらしく、ハニーさんは一安心。

っていうか、おぢにシッシと家を追い出されたにもかかわらず、すぐに新居が見つかったわけで、チョー目先、八方丸く収まった。

そんなわけで、ハニーさんは、たいそうご機嫌がよろしいことになっておる。

なにせ、このクロネコもたいそうメンコにしておったわけで「みんなと仲良くしてくれると、いいなぁ~」とか申しておった。

けど、クロネコがほかのネコにスリスリしようとしても、ほかのみんなは逃げていく。

おぢにとっては、まぁ、どうでもよろしいわけですけど、ハニーさんにとっては、夜もなかなか寝られぬ大事件でござった。

とにもかくにも、このままお隣のネコになってくれれば、まことにけっこうでござる。メデタシ、メデタシ!!

さて、

きのう夕方の、総理記者会見じゃ。醜いヒキガエルが、官僚の書いた原稿をダラダラ読む姿みて、ゲロゲロ吐きそうになりましたです。

ニッポンの総理大臣、原発マフィアの片棒を担いだわけで、世界の恥さらしじゃ。

しかも、30項目の原発事故対策は、半分しか整っておらず、さらには、原発を推進するIAEAの基準である「過酷事故」への対応でさえ、フクシマ事故後も、大飯では何一つ進んでおりませぬ。

どこが「事故防止体制整った」と言えるのか。

いまニッポンで、電力不足とされるのは、関電管内(福井県)、九電管内(佐賀県)、北電管内(北海道)の3か所じゃ。

ちなみに、今回の総理発言を大歓迎しておる福井県の西川一誠知事は、元自治省の官僚。

九州は玄海原発を抱える佐賀県知事の古川康も、元自治省の官僚でござる。

 さらにさらに、泊原発を抱える我が北海道の知事も元経産省の官僚さまじゃ。

 つまり、いまニッポンで電力不足とされる道県の知事は、すべて「元官僚」ってことでござる。

政府は、御しやすい、やりやすい知事のいるところから、再稼動するってこと。

元官僚を知事にいただくこの3か所の電力が、なぜか足りないことになっておる不思議。

経産省、何をどう考えたのか、その狙い、透けて見えまする。

さらに野田ヒキガエルは「私の責任で再稼動」だそうだけど、今般の事故で、東電幹部は逮捕されたかね? 経産省、保安院は、事故の責任を取って誰か辞めたかね?

責任者は検察の取り調べを受けたかね?

フクシマ原発事故では、誰一人、責任など取っておりませぬ。なのにヒキガエルがどう責任を取るというのかね。

余命幾ばくもない総理が「私の責任」と言ったところで、詮無いことじゃ。

もう1~2年もすれば、東北各地の子どもたちから、甲状腺がんが見つかりまする。

その責任こそ、政府はどう取るのかね。その愚挙を、再度繰り返す可能性があるのが、今回の再稼動だ。

こんな恥知らずを総理にいただいて、おぢはまことに情けない。

長々支持してきた民主党ではありますが、今回の再稼働を契機に、二度と票は入れないと決めましたです。

「ニッポンが変わる!」と思った、あの政権交代にかけた多くの国民の夢は、今回の再稼動で木っ端みじんに吹き飛んだと申しておきましょう。

恥知らずですなぁ、民主党さまってば!!