おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

東電の大ウソ

2012年06月28日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス10度。良い天気でござる。

日中の最高気温は、きょうも25度前後になる予定とか。

北海道の夏、本番でござる。気持ちがいい!!

きのう夕方は、あんまり気持ちがよろしいので、お隣のじっちゃんを招いて、外でバーベキューいたしました。

うだうだ世間話して、焼き肉におにぎりで楽しく過ごしたのでござる。

そんな夜、ザ・ピーナッツの伊藤エミさんの訃報が伝えられました。

ショックでござる。当ブログでザ・ピーナッツに触れたのは、先月27日でござった

いまもCDは愛車に積んでおって、よく聞くのでござる。

「可愛い花」「情熱の花」「ウナセラディ東京」「大阪の女」などなど、どの歌も耳から離れない。

二人の歌い方も、ほんの少しこぶしが回っていて、ポップス風なのに歌謡曲の匂いがして、なんとも味がありました。

いまどき女性の71歳での死去は、若すぎです。

35歳で引退と伝えられてますから、人生の後半は静かに暮らしたのでしょう。

いい人生を過ごしたと思いたいですが、なんとも悲しい気分でござる。

さて、

きのうは東電などなど、電力各社の株主総会でござった。

なかでも大注目は、原発事故を起こした東電でござる。

東京都の猪瀬副知事は朝の「モーニングバード」に出演し、株主としてあれこれ追求すると表明、国営化を前になんだかんだ手を打ったとしておったです。

で、注目されたのは、十分に経費削減をしたとのたまっておった東電に、実は社員、OB専用の「東電病院」という病院があると指摘したこと。

なにせ「病床は113床だけど、入院患者はわずか20人」とか。

これならフツー、病院は倒産いたします。倒産しないのは、東電が資金援助しておるから。

そうしておけば、その資金も、病院そのものも、総括原価方式で電気料金に転嫁できるからに他ならない。

病院で働く医師や看護婦にとっては、まことに「楽チンでけっこうな病院」でござる。

倒産はしないしね。なにせブラブラしてても都民の電気料金から、病院にごっちゃり金が入るのですから。

呆れた会社です。地域独占企業のデタラメぶりが、満天下に晒されましたです。

株主総会で、「こんな病院は売却すべき」と、猪瀬副知事は言った。

東電の回答はというと、「フクシマの被災地支援しているから必要だとか、被災地の支援をしてるから入院患者が少ない」とかのたまった。

ところが、猪瀬さん、しっかり事前に調べておったです。

フクシマの支援に行っているのは、わずか1名の医師、しかも土日だけ。

東電は、大株主である東京都にまで、満天下で大ウソをついたのでござる。

あとは推して知るべし!!

これで東電は国有化されたけれど、なんのことはない経産省の思い通りになるという噴飯ものの事態なのじゃ。

猪瀬さんは事前に東電内に公認会計士を役員で送り込むなど、あれこれ仕掛けをしておるそうだけど、東電がまともな企業になる可能性は薄い。

どなたかが言ってましたけど、破たん処理しなかった以上、あとは「バッド企業」と「グッド企業」に分離するしかなかろうという。

国営企業となったこんな腐れ企業を、ヒキガエル野田はどこまで放置するのか。

官僚のパペットに、何を望んでもムリ、ってことだけどさ!!

 震災ガレキ問題も、あれこれ裏があるようで、まことにややこしい。

ニッポン国、あっちもこっちも、怪しさ満載でござる。