午前7時の気温は、プラス12度。曇り空でござる。
ハニーさんの体調もよろしくない。
きのうも午後から我が家の家庭医、真狩村の「野の花診療所」へ行きました。
どうやら、風邪が治らないため咳が止まらず、さらに貧血がひどく、そのため頭痛なのだと美人女医さんが申しておりました。
どうにも苦しそうですが、いかんともしがたいです。
おぢは、食事の支度やら洗濯などをするぐらい。
さっぱり何もできず、ただただ心配するだけの役立たず。
そんなことで、たいそう無力感に包まれておるのじゃ。
無力感といえば、話は変わりますけど、「大飯再稼動」でござる。
思うに、世の中には「見切り発車」していいものと、悪いものがござる。
きのうも書きましたけど、我がニッポン国では、原発を規制する組織がそもそも、噴飯もの。
加えて、大飯原発には、水素爆発を防ぐため、格納容器の圧力を逃がす「ベント」がそもそも無い!!
同じ形式の我が泊原発にもないけどね。
事故の際に拠点となる「免震棟」がフクシマにはあって、これが役立っておるけど、それも大飯には無い。
さらに、フクシマ事故調査委員会の結論も出ていないわけで、事故原因も分かってない。
なのに再稼動っていうから、話はややこしい。
ま、事故調査委員会の結論が出ると、規制が厳しくなり、大飯原発が動かせなくなるから、「先にやってしまえ!!」と経産省の官僚さまは考えたわけ。
国民の目線なんぞ、まるでありゃしない原発マフィアの所業。
フクシマ4号機の燃料プールにだって、世界がビビっておるのにねぇ。
阪神大震災以降、地震の活発期に入っておる我がニッポン。大地震が来て、大飯が事故る、フクシマが再び事故る、可能性は大でござる。
終戦間際、あの戦艦大和は、片道燃料で沖縄に向かい、なにも成すすべがないまま沈没しましたです。
無謀な旅立ちってことで、大和と大飯、似ていなくもない。
大飯が大地震の攻撃で、沈没しないことを願うばかりですけど…