おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

無力感…

2012年06月02日 | Weblog

午前7時の気温はプラス12度。曇り空でござる。

ハニーさんの体調もよろしくない。

きのうも午後から我が家の家庭医、真狩村の「野の花診療所」へ行きました。

どうやら、風邪が治らないため咳が止まらず、さらに貧血がひどく、そのため頭痛なのだと美人女医さんが申しておりました。

どうにも苦しそうですが、いかんともしがたいです。

おぢは、食事の支度やら洗濯などをするぐらい。

さっぱり何もできず、ただただ心配するだけの役立たず。

そんなことで、たいそう無力感に包まれておるのじゃ。

無力感といえば、話は変わりますけど、「大飯再稼動」でござる。

思うに、世の中には「見切り発車」していいものと、悪いものがござる。

きのうも書きましたけど、我がニッポン国では、原発を規制する組織がそもそも、噴飯もの。

加えて、大飯原発には、水素爆発を防ぐため、格納容器の圧力を逃がす「ベント」がそもそも無い!!

同じ形式の我が泊原発にもないけどね。

事故の際に拠点となる「免震棟」がフクシマにはあって、これが役立っておるけど、それも大飯には無い。

さらに、フクシマ事故調査委員会の結論も出ていないわけで、事故原因も分かってない。

なのに再稼動っていうから、話はややこしい。

ま、事故調査委員会の結論が出ると、規制が厳しくなり、大飯原発が動かせなくなるから、「先にやってしまえ!!」と経産省の官僚さまは考えたわけ。

国民の目線なんぞ、まるでありゃしない原発マフィアの所業。

フクシマ4号機の燃料プールにだって、世界がビビっておるのにねぇ。

阪神大震災以降、地震の活発期に入っておる我がニッポン。大地震が来て、大飯が事故る、フクシマが再び事故る、可能性は大でござる。

終戦間際、あの戦艦大和は、片道燃料で沖縄に向かい、なにも成すすべがないまま沈没しましたです。

無謀な旅立ちってことで、大和と大飯、似ていなくもない。

大飯が大地震の攻撃で、沈没しないことを願うばかりですけど…