おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

梅雨みたいなどんより天気

2012年06月07日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス15度。昨夜から今朝にかけて雨が降ったようで、家の周りのあちこちが濡れてます。

予報では雨など降るはずなかったのですが、お山の天気、なかなかそうは問屋が卸さないことになっておる。

きょうはこの後、ずーっと曇り空、おまけに湿っぽくて、梅雨空のようでござる。

部屋の湿度も65%チョー、どうにもスッキリしないですぅ~

おぢは心臓肥大で頸動脈の動脈硬化、ハニーさんは貧血ということで、我が家では食生活から何から見直しをはじめましたです。

まず、ハニーさんには、鉄分補給が必要ってことで、鉄瓶を引っ張り出し、アルミのヤカンは止めにしました。

野菜では、パセリに鉄分が多いそうで、これもフライパンで乾煎りすると食べやすいなど、工夫しておる。

ほかにはマグネシウムを多く含む「ひじきの煮物」など、あれこれ貧血対策するのでござる。

一方おぢの場合はというと、一番怖いのは頸動脈から剥がれ落ちた「粥状硬化」というもんが、脳の血管で詰まってしまう、脳こうそく。

これはたいそう困るわけで、LDLコレステロールを減らさんとどもこもならん。

そんなことで、バター、チーズを減らすことに。

油もチャーハンは絶対にラードと決めてましたけど、これからは植物油に。

あとは血液のサラサラ状態が大事なわけで、「ためしてガッテン!!」で放映しておった、玉ねぎ万能ドレッシングを作りましたです。

玉ねぎを薄く切って時間を置くと、血液サラサラ物質ができるのだそうな。

先日このドレッシングを作って、「タコのカレーマリネ」を作ったのですが、これがたいそう美味でござった。

これをお酒のあてにするとなかなかよろしい。

ってことで、あれやこれや、健康的な食事を目指すわけですけど、「だからどうした?」と言われれば、こんなことしようがしまいが、人間そのうち病気になる。

ま、しないより、した方がいい程度、気休めでござる。

そんなおぢの願いはただ一つ、ハニーさんとの穏やかな生活をできるだけ長く続けたいってこと。

この楽しい生活を脅かす要因だけは、断固として排除したいのじゃ。

だから、病気も原発も困るのじゃ。

野田内閣は、フクシマ事故後に出来た「新基準」で、大飯原発を再稼働するといっておるけれど、85項目の基準のうち、なんと33項目は先送りでござる。

3分の1近くの項目を先送りしておいて、なにが「安全が確認された」のか。

大飯原発の場合、防潮堤のかさ上げは先送りでござる。大津波が来たらどうなのよ?

政務次官を大飯原発に張り付けると、「暫定稼動」でも、大津波は防げるのか? 笑止千万じゃ。

活断層についても、たいそう怪しい。泊原発なんぞは、保安院すら再調査を求めておる。

そして問題は、圧力容器内の排気を行う弁「ベント」じゃ。

チェルノブイリ事故以降、ヨーロッパのすべての原発のベントには、放射能を除去するフィルターがついておるそうな。

フクシマのベントには、フィルターがまったく付いてなかったです。指摘されておったけど、「安全だから」と付けなかった。

ニッポンの原発には、すべてベントにフィルターが付いていなかった。チェルノブイリの反省は、まるでない。

ところが、大飯原発も、ご当地の泊原発もフィルターどころか、そもそもベントがない!!

各電力会社によると、加圧水型原子炉は、圧力容器がそもそも大きいので水素爆発はしないとしておるそうな。

ところが、元京大原子炉実験所の講師、小林圭二さんによると「加圧水型というのは格納容器の中が空気なんです。そのため、格納容器自体が水素爆発を起こす可能性があり、もしそうなれば福島とは比べものにならない大事故になる」という。

つまりフクシマのような沸騰水型原子炉は格納容器内に窒素が入っているけれど、加圧水型は空気だけ。

もしベントで格納容器の圧力を逃がさないと、あっという間に水素爆発する。しかも容器が大きい分、大爆発となる。

大飯が事故となれば、ニッポンは北日本と西日本に分断される。首都機能は停止じゃ。

泊原発で水素爆発があると、おぢは二度とご当地へは帰れませんです。

穏やかで、幸せな生活は、木端微塵でござる。

今の生活が守られるなら、おぢは節電でも、なんでも必死こいていたします。

そんなことで、泊原発はこのまま廃炉にしてもらわんことには、安心して暮らせません。

そのためには、橋下さんが言うとおり、「この国のあり方を変えないとダメ」ってことでござる。

子孫に「負の遺産」を残さないため、ハニーさんとの穏やかな生活を守るため、おぢはしぶとく脱原発へ向けてガンバルのじゃ。

スマンね!!