午前7時の気温は、プラス15度。晴れております。
きのう、ご当地の最高気温は30度近くまで上昇し、いよいよ本格的な夏。
でも夜になると、スーッと気温が下がって、肌寒いほど。
北海道らしい夏模様なのでござる。
昨夜の東京、首相官邸前、件の紫陽花革命たいへんな数の人々が集まったそうな。
主催者発表で20万人だそうな。http://tanakaryusaku.jp/2012/06/0004591
なにがどうあれ、一般市民がしっかり声を上げるというのは、まことにけっこうじゃ。
政治に対して「怒りを表現しない特殊な民族」と世界から見られておる我がニッポン国、非暴力を貫いておるこのデモは、しぶとく続けていただきたいものでござる。
さて、
今週号の週刊現代の片山善博・緊急インタビュー「閣議で私は見た民主党政権『そのあまりの低能』」が秀逸でござった。
「政治主導」を標榜した民主党政権だが、実態はというと「とことん官僚の言いなり」だそうな。
カン政権で総務相として閣内にいた片山さんはこう述べておる。
「当時財務大臣だった野田さんは、閣僚が議論しなければならないときでも、いつも官僚が作ったペーパーを読んでいました」そうな。
で、「野田さんは閣僚会議でいったん合意したことを、次の会議で平気で蒸し返すんです。-中略- おそらく役所に戻ったら官僚に受け入れてもらえなかったんでしょう。またペーパーを持たされて、それを閣議で読み上げていた。」
いやはや、とんでも大臣でござる。逆に言えばこれだから総理が続けられるのか?
そりゃ確かに、鳩山ハトポッポの政治資質には問題があった。
だけど、外務省の官僚が鳩の足を引っ張っただろうことは、間違いない。
カン元総理が突然、10%の消費税を言い出したのも、古くは細川政権で深夜に突然、国民福祉税導入を言い出したのも、官僚の差し金でござった。
前者は財務事務次官でいまや天下人の勝栄二郎、後者は大蔵事務次官だった斉藤次郎。
こうして考えると、原発の再稼動も、消費増税も、なにもかも官僚に折伏された民主党政権の所業と分かる。
かつての自民党政権時代は、官僚と「族議員」が取引し、双方の都合のいいように政治を進めたけれど、いまは完全に官僚の言いなり。
名ばかりの政治主導は、「官僚支配」へと進化?したのでござる。
片山さんは「自民党の公約破りもひどかったが、マニフェスト破りの方がよほどひどい。-中略ー 国民はもう民主党の言うことは何も信用しなくなるでしょう」とは、まことにごもっとも。
民主党政権の皆々さまよ、あんたらは次の選挙で、地獄に落ちると申しておきましょう。