午前6時の気温は、プラス12度。今朝も道路が濡れておりまする。
天気もどんよりじゃ。予報では終日曇り空の一日でござる。スッキリしませんなぁ、、、
昨夜はオーストラリア人2家族と2時間ほどの会食を楽しみましたです。
あちらは70代と60代の夫婦ですけど、おぢが61歳だというと、70代夫婦が目を丸くしておりました。
おぢを40代とでも思っておったのでしょう。
見た目西洋人よりかなり若いのがニッポン人と、相場は決まっておるのでござる。
話題はというと、つたない英語ゆえ、たわいもない話ばかり。
ニッポンの犬は、「ワンワン」鳴くけれど、オーストラリアは「バウワウ」鳴くみたいなね。
70代夫婦の孫は、モデルさんで、ニッポン企業のムートンブーツの仕事をしておるとか。
あとで写真を見せていただいたけど、たいそうセクシーで、なんといっても足がキレイ。
で、ニッポン人は高い鼻とブロンドに憧れるけど、西洋人は低い鼻と黒い髪に魅せられる話をしたら、納得しておったです。
「ニッポン人の切れ長の目、ステキだ」そうな。葛飾柴又の寅さんの目だって、あちらの国では、魅力的ってことじゃ。
ようはどこの国でも「ない物ねだり」なのでござる。
さて、
昨夜の報道ステーションを観ておって驚いた。
ここんとこ、毎週金曜の夜、首相官邸は1万人を超えるデモ隊に包囲されるのだそうな。
大飯原発の再稼働に反対する動きだそうな。
主催者発表では4万人を超えるという。
こうした動きを「紫陽花革命」などと呼ぶ人もいるそうな。
この程度で革命とは大げさですが、それでも画期的なのは間違いない。
ニッポン人は怒らない、デモなどしない、ヒツジのような民族になり果てたかと思いましたけど、どっこいなのじゃ。
参加者の列が1キロを超えるというから、ビックリでござる。
あの60年安保は、おぢは小学4年生のころでござろうか。10万人のデモ隊が国会を包囲して岸内閣は総辞職した。
高校時代の70年安保では、高校生から労働者までが、デモに参加し、あちこちで火炎ビンも飛んだ。
こういう社会を揺り動かすようなデモや反対運動など、我がニッポン国ではもう起きないのかと思っておりました。
それが、今回はツイッターでドンドコ広がりを見せているそうな。
自然発生的な動きというところが凄い。
その前の週、15日にも数千人が集まったそうだけど、メディアは黙殺したとか。
一説によると、
6月1日:2700人 → 6月8日:4000人 → 6月15日:12000人 → 6月22日:45000人に増えているのだそうな。
興味深いのは、これがかつてのように労組や活動家などが扇動する運動と大きく違うことだ。
ネットで呼びかけ、一般市民が怒って行動しておるところが、画期的でござる。
デモは生まれて初めてという人も大勢いるそうな。
もしかすると、こういう動きが、ニッポンを変えるのかもしれない、と思ったりもいたします。
ニッポン人、捨てたもんではござりません!!