おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

あっちもこっちも、どんより…

2012年06月21日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス12度。きょうも曇り空で、小雨が降ったり止んだりしております。

湿度も高く、爽やかな初夏とはとても思えぬ天気でござる。

きのう日中は、部屋の湿度が70%を超えたこともあり、久々に薪ストーブを焚きましたです。

室温は27度まで上がりましたけど、湿度は50%台にまで下がり、半袖Tシャツで気分爽快でござった。

湿気の多いときは、少し薪ストーブを焚くことで、たいそう過ごしやすくなるのでござる。

そんなことで、きのうはほぼ丸一日、パソコンの前に座って、シャカシャカ仕事しておりました。

で、夕食は、神沼恵美子のおしゃべりクッキングで放送していた「鶏の唐辛子炒め」にすることに。

レシピでは、やたらに赤唐辛子が多いので、これを3分の1ほどに減らして調理したのですが、これが大正解。

たいそう美味でござった。

実は、本来は鶏もも肉を使うべきところ、お安い胸肉を使いましたが、こちらも大正解。

過日、NHK「ためしてガッテン」で放送しておった、トリ胸肉を美味しくいただく法を試したのでござる。

胸肉の筋に対し、直角の方向で包丁のみねでガシガシ叩くのです。

手間はかかるけど、安くてたいそう美味でござった。

どちらもお試しあれ!! うめぇどぉ~

さて、

ご当地ではきのう発売の週刊現代、古賀茂明さんの「官々諤々」、観ました?

「秘かに進行する全原発再稼働計画」です。

おぢもたいそう期待しておった「3条委員会による原子力規制委員会」が、骨抜きになったとか。

原発マフィア、完全復活でござる。酷い国だなぁ。

古賀さんによると、原子力規制委員会とは別に「原子力防災会議(仮称)」という組織が新設され、ここが規制委員会に様々な注文を付けられることにするそうな。

しかも、会議の事務局を別に作り、そこに経産省の官僚が自由に出向できるのだそうな。

なんとまぁ、複雑なシステムを作ったもんだ。

会議の事務局で経産省が、実権を握るということらしい。骨抜きとはまさにこのこと。

おまけに、新規制機関には、経産省からの出向者が再び経産省に戻れるようにしたのだそうな。

まったくたちが悪い。

厳格な「ノーリターン」システムにして、経産省の影響力を排除するのではなかったのか?

フクシマの反省がまるで生かれていない、形だけの「新システム」でござる。

恥知らずに加えて、いまも塗炭の苦しみを味わっておる福島県民に、野田政権はどう申し開きするのでござろうか。

余りに情けない。おぢはプンプンでござる。こういう実態を報道しないTV、新聞も何してるんだか…

ところで、その噴飯ものの民主党、小沢グループはきのうの両院議員総会でワイワイ騒いだけれど、どうやらそこまでか。

分裂するにも小沢大将が、あの体たらくでは分裂もままならないってことだとか。

国民に約束もしていない消費税を導入し、民主党は全員討死してくださいな。

民主にしろ自民にしろ、これら既成政党、国民とどんだけかい離しておるのか、まるで気が付かんのだろう。

アホクサ!! 

と書き終わったところで、TV朝日「モーニングバード」玉川ディレクターの「たまペディア」が、古賀茂明さんを呼んで放送されましたです。

で、上記の新規制庁、骨抜き問題を扱ってましたです。

週刊現代に書かれていなかったのは、原発40年で廃炉が、さらに20年延長され60年となったことか。

古賀さんの解説によると、法律そのものでは、「40年」となっていても、「附則」でさらに20年延長できるとあるそうな。

政治家が何をどう決めるのではなく、経産官僚がこっそり附則で事実上60年にしてしまう。

この国の事実上の支配者が、いったい誰かよくわかるのでござる。

かつで、金融庁ができた時も、財務省へのノーリターンが決まったはずでしたけど、それも今は完全に骨抜きとか。

国会で法律が決まっていく中で、本則ではなく、附則でありとあらゆる法律が、官僚の意のままになる。

何遍でも言いますけど、酷い国だなぁ、、、