午前9時の気温は、プラス16度。晴れの良い天気でござる。
そんなことで、朝食後に散歩しておりましたです。距離にして約3キロ、ハニーさんとガシガシ歩きましたです。
たいそう気持ちがよかった。途中には、農家の無人店舗があるわけで、今朝も1パック200円のイチゴとオレンジカリフラワー(1個50円)という、食べたことのない食材があって買い求めましたです。
なんでも普通のカリフラワーより、甘いのだそうな。どんなお味でしょうか、今夜のお楽しみでござる。
そんなことで、朝の散歩は、心と身体に、たいしたよろしい。ご近所農家との交流、情報交換も楽しい。
過ごしやすい今の季節ならではでござる。
さて、
大飯原発は、おおい町長が再稼働を容認し、福井県議会は知事一任ってことで、再稼動へ向けて確実に進んでおりまする。
ベントもなければ、免震重要棟もなく、加えて2号機と3号機の間に活断層が見つかっておるのに、安全だとしておる。
いつ大事故が起きてもおかしくないと思う。野田ヒキガエル、まるきり信用ができませぬ。
元経済企画庁長官で福山大学客員教授の田中秀征さんは、行政に問題があるとして、こう指摘しておる。
「原発事故を招いた原因は、(1)われわれが安全性より経済性を重視してきたこと、(2)安全性の追求や確保に関わる行政の体制に致命的な欠陥があったという点にある。 こう考えると、野田佳彦首相の大飯原発再稼働の拙速な判断は、大きな間違いと言わざるを得ない。」
つまりは「国民の安全より、既得権者を守る原子力安全行政でいいのか」、という問題じゃ。
田中さんはこうも言っておる。
「原発が停止すると経済や生活に大きな負担がのしかかることは、誰でも言われなくても判っている。それでも世論調査では節電に『がまんする』と言う人が7、8割に達するのだ。それは、政権の安全性に対する認識や努力が強く疑われているからである。」
そう、ニッポン人は「欲しがりません、勝つまでは」とか言ながら、あの大戦中に我慢をしましたです。
コメが食べられず、ヒエやアワをコメの代わりに食べて、栄養失調になっても「欲しがりません…」と耐えたのじゃ。
子々孫々に災いをもたらす原発止められるなら「がまんする」ことなど容易にできる国民でござる。
今回、大飯原発が再稼動し、そこで、巨大地震が起きて断層がずれたなら、大飯原発は破壊され、放射能汚染でニッポンは北日本と西日本に分断じゃ。
首都圏からは避難民があふれ出る。「電力不足で経済に影響が出る」どころの騒ぎではござりません。
まさにニッポン沈没でござる。
そんなこんなを想定するのが、国家を担う総理の仕事だと思うけど、実態は「既得権者を守るための原子力安全行政」でござる。
なってはいけない人が総理になっておるのです、ニッポン国、いよいよアジャパーです。