午前7時の気温はプラス10度。天気はきょうも、どピーカンの朝でござる。
どうにもこうにも好天続きで、まことに気持ちがいい!!
ではありますが、おぢはきのうもなんだか体がだるく、休肝日にいたしました。
シラカバ花粉症はうまく乗り切れたようなのですが、それにしても体調がイマイチ。
あるローカルテレビ番組によると、シラカバ花粉の季節が終わると、今度は「イネ科の花粉症」というのも、北海道では増えてくるのだとか。
花粉症かねぇ、鼻かぜかねぇ、このだるさは…
さて、
ニッポンの株式市場、下げ止まりませぬ。
とうとう日経平均株価は13000円割れでござる。
この水準は日銀が「異次元緩和」を発表した時のレベル。
だから、これより安くなるのは、「さすがに行き過ぎ」というのが大方の専門家の見方だそうな。
きのうの東京市場、出来高は43億円、売買代金も3兆円を超えておりまする。
セリングクライマックスを迎えたのでしょうか???
でも、かねてから言ってますけど、資本主義もマーケットも、必ず行き過ぎることになっておるわけで、従って、まだ下があるのかもしれません。
ありゃりゃなことで!!
そんなこんなではありますが、週刊現代6月15日号「霞が関24時」によると、長期金利の上昇と株価の暴落で「安倍政権は肝を冷やした」のだそうな。
選挙までは、とにかく株高で景気回復を印象づけたい安倍内閣。
急激な金利上昇がクローズアップされると「市場や国民の評価はたちまち失望に変わる」ので、たいそうびびっておるそうな。
そこで、財務省の主税局幹部らは「消費増税を先送りにすれば、国債市場の動揺は計り知れない」と政府・与党幹部に説いて回り「予定通りに来年4月からの消費税引き上げのための足場固め」をしておるそうな。
一方、安倍総理のブレーンである浜田エール大教授らのブレーンはというと、「消費税を焦って、異次元緩和のチャンスを摘むべきでない」と進言しておるそうな。
おぢはこっちの方が正しいと思うけどね。
景気さえ回復すれば、余計な増税しなくても、当然のことながら税収は増える。
過去の例からいっても、消費税を増税しても税収は増えないわけで、消費増税を焦る必要などないのでござる。
また、日銀による国債大量購入で長期金利の抑制というシナリオとは逆の動きになってきて、手を焼いておる黒田総裁。
長期金利の安定には「日銀のプロパーに頼らざるを得ない」ということで、日銀も息を吹き返しておるのだそうな。
なんとか消費増税したい財務省だけど、いまそんなことをすれば、せっかくデフレから脱却しようというのに不景気に逆戻りじゃ。
過日も書きましたけど、第3の矢で「財政再建=増税」を言い出したから株も下げた。
財務省、日銀が「久々に勢いづいている」ってことは、「ロクなことがない」ってことでござる。
またまた「官僚主導」かい!!
ったくもぅ、プンプン!!