午前7時の気温はプラス18度。いまにも降り出しそうなお天気で、湿気が体にまとわりつく、夏の朝でござる。
予報によると、このあと午前9時ごろから弱い雨が降り出して、あす朝まで続くのだとか。
適度なお湿りが欲しいころでしたので、農家もホッとしておるに違いありません。
畑なんかカラカラで、トラクターが走ると、もうもうと土が舞い上がったりしておったです。
遅れに遅れておる農作業も、追いついてきたんだろか? と心配にもなりまする。
本州の野菜なんかも移入しておるとはいえ、それでも北海道は200%を超える食糧自給率というニッポンの農業王国なのでござる。
そんなこんなのきょうこのごろ、ご近所農家の無人販売店がオープンいたしました。
先ほど、ハニーさんと二人、散歩がてら買い物に。きょう購入したのは、サニーレタス1個50円にアスパラガス1束100円。
新鮮なうえ、生産した方も旧知のお方だし、なにより値段が安い。
これから種類もどんどん増えてくるのです。
この道を通る外人さんにも大人気で、イチゴなんかは争奪戦となる。
ご当地では、これからしばらく、安くて安心、安全な野菜が手に入る、いい季節に入るのでござる。
さて、
日経平均株価が、あっという間に3000円もの下落でござる。
加えて一時1米ドル=94円台になるという急激な円高じゃ。
すっかり世界はアベノミクスを見放しておるのです。
それもこれも、「陳腐な第3の矢」のおかげ。
医薬品のネット販売が目玉って、なんじゃらほいって話なのだ。
薬剤師がいないと安全性に問題があるとする意見もあるようだけど、薬なんぞ呑み合わせも含めて、自己責任ではないのかね。
自分の健康は自分で守るしかないわけで、ネット販売おおいにけっこうだけど、こんなもん当たり前田のクラッカー。
今更世界の常識なわけで、医薬品ネット販売なんぞを誇らしげにしておっては、マーケットの笑いものでござる。
ようは、経産省、財務省が主導しておるもんだから、大胆な規制改革、大胆な政策とならない「小手先の矢」ってこと。
しかも具体策は参院選後ってんだから、怪しいことおびただしい。
世間では、アジアの新興国市場の動揺が、円高と株価下落の背景だと説明しておるようだけど、それだけでないと思いまする。
それに加えて、政府の「骨太方針」では財政健全化が掲げられた。つまりは増税。
おかげさんで、市場が期待するインフレ率はさらに低下する可能性が高いと市場関係者は指摘しておる。
そんなことで、ニッポンの財政が破たんして、チョー円安の可能性もたっぷり… と思っておるのはおぢだけかと思ったらそうでもないらしい。
伝説のトレーダーにも「本物の円安論」がおったです。
でもって、
「残念ながら、安倍首相の経済政策は早晩行き詰まるでしょう。手法を間違えていること以上に、時期が遅すぎたのが致命的です。1000兆円超という現在の政府の累積赤字は、あまりに大きすぎます。ここまで借金が膨らんでしまったら、財政はもうもちません。残念ながら、タイムオーバーです。」
さらにこう締めくくっておる。
「効果のない量的緩和をだらだらと続けて、いたずらに傷口を広げるくらいなら、いっそ早く破裂したほうがいい。破綻の後、円が大幅に弱まれば、日本は一気に救われます。ハイパーインフレが不可避なら、むしろそれを前向きにとらえ、円安をV字回復の足掛かりとすべきなのです。」
ってことで、ニッポン国の財政破たんの可能性は大いにありまする。
為替の動向を睨みながら「米ドル預金」のタイミングを探ることにいたします。
目先は1米ドル=92円もあるそうで、そこらあたりでしょうかねぇ、「日本円を見放す」タイミング…
な~んて思ってますけど、さて???