おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

散々の「いちご豚肉まつり」

2013年06月10日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス12度。連日晴れの良い天気です。

きのう日中は、ご当地周辺の気温も25度近くあって、まことにいい陽気となりましたです。

そんな陽気に誘われるように、行ってまいりましたよ、豊浦町の「いちご豚肉まつり」!!

まずは来場者の人数に驚きましたね。人口わずか4000人程度の町に、いったい何万人が来たことか!!

大都市札幌でもあんな大騒ぎは見たことありませんです。

会場は人、人、人で溢れ、イチゴも買いたいとは思いましたけど、5列に並んだ人の列がたぶん100メートル以上。

「いちごまつり」と名がついておるのですから、たとえばひとり100円で5個ほど試食できるとか、イチゴを使ったアイスとか、気軽に楽しめるのもがあればいいのに、単に大きな箱で売るばかり。

さっぱり芸がございません。

200円のバーベキューセットもあって、あちこちで焼き肉を楽しむ光景も見られるのですが、そのセットを買うのも、肉を買うのもこれまた大行列。

駐車するにも時間がかかり、駐車場から会場までも結構な距離歩かされ、着いたところが大混雑。

そんなこんなに呆れてしまい、ほどなく帰ることにいたしました。

たぶん、二度と「いちご豚肉まつり」には行きません。

すっかり気分を害しちゃって、さてどうしようか? ということでしたが、義母が「水の駅」で買い物したいとか。

「水の駅」ってなんじゃらほい?

おぢは、そんなところ、まるで知りませんでした。

豊浦町から20キロほど離れた洞爺湖町にある道の駅「とうや水の駅」なのだそうです。

これは旧洞爺村にある道の駅(国土交通省の正式な道の駅ではないけどね)。

洞爺湖畔に面して、まことに静かな佇まい。

 洞爺湖を挟んで反対側には、寂れた温泉街や昭和新山など昔からの観光地もありますが、こっちの方が100倍感じいい。

 休日ですからそれなりに混んでおるのでしょうが、湖畔から望む景色もたいしたよろしく、我が家御一行様、すっかりご機嫌がよろしいことに。

義母はこの駅前で売っておる「野菜の苗」を買いあさり、おぢとハニーさんはのんびり湖を眺めたり、駅中で売っておったホタテの稚貝がたっぷり入った150円のホタテ汁をいただいたり。

水の駅と通りをはさんだところには、古い民家を改造したパン屋さんもありました。

パン屋さんには、田舎町には珍しく気さくな看板ねーちゃんがおって、あれこれ説明などしてくれましたです。

たぶん、本州からの移住者なのでしょう。

周辺には別荘も多くあって、道外の人にも人気の地域と感じましたです。

生まれてはじめて来た場所ですが、たいしたいい。

そういえば北海道が生んだの大スター、大泉洋さんと原田知世さんの映画「しあわせのパン」のロケもそう遠くないことろで行われたとか。

そんなこんなで、けっこうな長距離ドライブでしたけど、そこそこ楽しく過ごしたのでした。

で、帰りは疲れておりましたけど、いつものようにホテル甘露の森のジムへ。

ここで、30分ほど体を動かして、ストレッチして帰宅したのでした。

いい季節のいいドライブでござった。お目当てのイチゴは買えませんでしたけどね!!