おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

電力自由化で、原発は自然消滅か?

2014年08月22日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス18度。

予報によると、午前中は曇りで、午後から弱い雨だそうな。

西の空は明るいのですけどねぇ、、、

きょうはどんな一日になるんだろ?

さて、

電力の自由化が2016年にスタートいたしますが、これに伴って電気料金がドンドコ安くなる可能性がある。

そうなると原発を維持できなくなるので、経産省が支援策を検討しておるそうな。

今朝の日経新聞電子版が伝えておる。

これによると「電力会社は2016年以降の電力自由化で、発電部門と送配電部門の分離がすすむと、原発の維持が難しいと訴えている」のだそうな。

そこで経産省は「売電価格を固定することで電力会社の収入は保証できる」としておるそうな。

どうやら経産省が電力料金の高止まりを支援するらしい。

なんのための自由化か、どっちを向いておるんだ経産省は、というお話じゃ。

「原発の維持が難しい」のなら、廃炉にするのが当たり前田のクラッカーじゃ。

経産省のお役人さまは高い電気料金を負担する国民の方など見ておらん。

お役人さまにとって、電力会社は大事な天下り先だもなぁ、、、

高い電気料金を支援するその背景について日経は「原発の電気を安いといえなくなってきた事情もある」と伝えておる。

原発が安かったのは「過去のこと」と経産省も認めたね。

また会議では「原発を建てるための支援策は必要ない」という意見も出たという。

ようは原発を新設すると、いまでは石炭火力よりコストが高くなるというのだ。

「もう原発の時代ではありません」ということも、経産省自身認めたようなもんでござる。

今後はシュールガスやロシアからの天然ガスなど、従来の原油に比べてかなり安い燃料が入ってくる。

割高で危険、しかも利権まみれのどろどろ原発なんて話ではございません。

加えて「原発ホワイトアウト」が指摘しておる通り、2~3割は高い「総括原価方式」による原発コストの問題もある。

電力会社は、ほかに比べて2割も多い発注業者(建設業から清掃業、広告宣伝など)の儲けのうち4%を吸い上げ、関連会社に「合法的な裏金」としてプールさせる。

東電の場合は、2兆円もの外部発注があるから、プールされるカネは800億円にも上るという。

この巨額な資金をさらに「メディア対策」と「政界対策」に使っておるから始末に悪い。

電力会社に講演を頼まれると、1時間半の講演料はたいてい100万円じゃ。

同じ人が一般的な講演会で貰う講演料は30~50万円だから、電力会社の仕事は評論家とか、ジャーナリストを名乗る怪しい人々にとっては、おいしくて、おいしくて。

さらにこの合法的な裏金は「政治家へのパーティー券」にも化ける。

議員さんにとって、原発の危険性に頬かむりしておるだけで、カネは稼げる、パー券はごっちゃり買ってくれるありがたい会社が電力会社の実態だ。

そして電力会社にだれも文句を言わなくなるのです。

原発の再稼動を訴えるお方は、電力会社の発注企業など「利益代表」ってこと。

廃棄物問題と過酷事故の危険さえ目をつぶっておれば大いに儲かる原発を、なんとしても再稼動したい理由は「金儲け」なのでござる。

浅ましくはないかね???

それでもおぢは「放射脳」か!?

写真は去年の「ひらふ祭り」。今年は23日に倶知安町ひらふ地区にあるサンスポーツランドで開催されるのです。

羊蹄太鼓「鼓流」と花火のコラボは豪快そのもの、一度は観ていただきたいイベントでござる!!