おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

噴飯アベノミクス、厚労省は「実質賃金のマイナス」の可能性を認めたそうな

2019年02月06日 | Weblog

朝のEテレ体操を終えた午前6時40分の気温はマイナス8度。

昨夜から今朝にかけての積雪は10センチほど。

今もちらちら降っており、今朝は絶好のスキー日和ではありますが、残念ながらおぢは仕事です。

この先、木、金、土耀日は、寒波がやって来る予報だ。

朝の最低気温はマイナス15度にもなるかしらん。

いよいよ寒さもピークでしょうか?

さて、

去年の実質賃金だ。

「昨年の実質賃金の伸び率がマイナスになった」と野党は試算した。

そしたら根本匠厚生労働相はこう申した。

「機械的な計算の前提の限りでは、おっしゃる通りだ」

あれれ???

機械的に計算しないで、厚労省はどんな計算したんだろ???

エンピツ舐め舐め、安倍総理に都合のいい数字を発表したのかね?

野党は「アベノミクス偽装」と批判しておるそうだけど、そんなしょうもないレベルの問題ではないと、おぢは思う。

統計は国家の基礎ですわ。

これがデタラメでは、国家がどっちへ向いて、どう進んでいるかもムニャムニャになる。

ここはやっぱ、根本大臣に不正会計があったことを報告した当時の厚労省の「大西康之政策統括官」を国会に呼んで話を聞かんことにはわけ分からん。

この大西さん、責任を取って「更迭」され、「大臣官房付」になったという。

だけど、どっからどうみても、口封じで「大臣官房付」にしたってこと。

森友学園問題でも、安倍昭恵さん付きでこの問題のカギを握る谷査恵子(たに・さえこ)さんは、イタリアにご栄転された。

現在1等書記官にご出世だそうですが、「官邸へ忖度」し、無言を貫いた功績か?

いずれにせよ、この谷さんも口封じだ。

あっちでも、こっちでも口封じって、なんだか一国の政府のやることか???

イタリアのマフィアか、関西のやくざとそう変わらん手口に見えてくるから気持ちが悪い。

マフィアややくざの口封じは命のやり取りに直結だけど、政界ではご栄転だったり、左遷だったり。

いずれにせよ、世間の目を欺むく所業は似たりゴンベ。

不快感が満載だ。

安倍さんは賃上げについて「連合の調査においては、5年連続で今世紀に入って最高水準の賃上げが連続しており、雇用・所得環境は着実に改善しているとの判断に変更はない」と連合調査を持ち出した。

連合に加盟する大企業の皆さんの賃金は上がったもかも知らん。

しかしどうだね、中小企業は。

安倍さんを熱烈に支持するという、40代半ばから70代の中小企業経営者といわれる「ネトウヨ」の皆さんよ。

あなたの会社の大事な社員の賃上げは連合並みに高い伸びだったかね?

高いわけがない。

マスコミ各社の世論調査で景気回復を実感していない人が圧倒的なのだから。

それに連合の賃上げは、あくまで働く皆さんが勝ち取ったもの。

安倍さんの成果ではございませんってば。

ついでながら、今年1月、NHKで録画放送された「日曜討論」で安倍総理は言うに事欠いて「サンゴは移設した」と大ウソをこいた。

録画にもかかわらずこれを垂れ流した皆さまのNHKも問題だけど、そもそも「ない話」をでっち上げてしゃべる総理こそ問題なのだ。

おぢもさすがに開いた口がふさがりません。

都合が悪いと「口封じ」して、公共放送からは大ウソを垂れ流す。

国の根幹をなす統計調査はデタラメで、中小企業の社員の賃金はさっぱり上がらずだ。

加えて、北方領土は大言壮語してネズミ1匹もでない有り様で、プーチンにいいようにあしらわれて、なにが「外交の安倍」かわけわかりません。

ひとのいいニセコのおぢも、段々腹が立ってきたのでござる。

プンプン!!