午前6時半です。
気温はマイナス7度で、雪はちらちら降る程度だ。
きのうの大雪は、「これからどんどん降るってくる帳尻合わせの大雪」、このスタートに違いない!!
…と思ってましたけど、大雪はそれっきり。
普段なら、うんざりするほどノンストップで降り続けるのがご当地の雪ですけど、今年はそうはイカキンのようです。
ご当地、引き続き暖冬・小雪ってことのようだ。
ところで、
きのう、ハニーさんが久々に帰宅いたしました。
札幌市手稲区の渓仁会病院に迎えに行ったのだ。
10日ぶりに会ったハニーさん、病棟内でウオーキングしたり、スクワットしたり、ベッドの上でヨガしたりしてましたから、やつれた様子はない。
下がってしまっていた白血球の一種「好中球」も基準内に戻った。
治療はとても順調だ。
見た目の大きな違いは、なんといってもきれいに剃髪したスキンヘッド。
これがなんとも神々しくて、畏れ多く、なんだかありがたい気にもなってくるから不思議だ。
思わず手を合わせそうになって、「いやいやあれは私の奥さん」と心も動揺するおぢなのでした。
そういえばその昔の日活ロマンポルノで「尼さんシリーズ」があったのを思い出した。
スキンヘッドファン? 垂涎のポルノ映画だったか!?
おぢは見たことないけど…
話は戻りますが、
治療はこれで2クール目が終了し、次回は即効性のある放射線治療も、グラマー美人女医さんから提案された。
ですが、場所が喉ということ、放射線を使うと唾が出なくなるなどのリスクもあるとのことで、迷わず次回以降も抗がん剤治療に専念することに。
ただし次回は、抗がん剤投与など1週間程度の入院で、これまでより大幅に短くなる。
退院後は、我が家の家庭医「野の花診療所」で必要な注射をしていただくことになった。
おかげさんで、自宅にいる時間が長くなるので、おぢもハニーさんも負担が少なくて済む。
なにより一緒にいられる時間が長くなるのが嬉しい。
これまで絶賛増量中だった酒も減ってくるかと期待もできる。
同じ病気で札幌の人などは、通院しながら、仕事しながら治療もできるのだそうだ。
とはいえ、治療は「全6クール」ですから先は長い。
半年にわたる長距離レースゆえ、入院期間が短くなるのは、負担軽減につながるわけなので大いに助かる。
今回の退院に際して、そんなこんなを若いグラマー美人女医さんから丁寧にご説明いただいた。
患者と家族、医者と病院の関係者一同が、納得しながら治療を進めるこうした姿勢はとても好ましい。
この病院の好感度がさらに高くなったのでした。
そんなことではありますが、
病名の「悪性リンパ腫」ってどうなんだろ???
先日もご紹介した文藝春秋新春特別号で、経団連会長の中西宏明さんも「リンパ腫」だったことを明らかにしておった。
そう、中西会長は「悪性リンパ腫」ではなく単に「リンパ腫」と書いている。
同じ「悪性リンパ腫」には違いないけどただの「リンパ腫」としておるのだ。
ハニーさんの担当医のグラマー美人女医さんも、「悪性」っていう言葉には疑問を投げかけておったとハニーさん。
気の弱いおぢは「悪性リンパ腫」と聞いて、ソッコー「抗うつ剤」を処方してもらったほどのインパクトなのだ。
「悪性」を名乗ることで、患者とその家族の恐怖感を煽るには、もってこいの病名と言えます。
ではありますが、これだけ治る病気になってきたのですから、病名はただの「リンパ腫」でいいんでないの?
っていうか、この病名、もうリンパ腫にしましょうよ!!
と思う二人水入らずの朝なのでした。
いい感じで、スマンね!!