午前7時を回りました。
雪がまっすぐ降っております。
ご当地らしい降り方ですが、昨夜から今朝にかけては数センチの積雪で、これからどんどん積もるのでしょう。
気温はマイナス9度といつもの1月末の気温だ。
寒いなぁ~
さて、
文春砲がさく裂です。
週刊文春1月30日号は「河井夫妻『買収』原資は安倍マネー1億5千万円だった」だ。
なんでも、ライバルである同じ広島選挙区に立候補して落選した自民党の溝手顕正・元防災担当相側への選挙資金は1500万円だったとか。
溝手さんの10倍のカネを党から貰うという「えこひいき」に自民党内はざわついておるそうだ。
文春は「自民党幹部によれば、一候補に1億円を超える選挙資金が提供されるケースは異例中の異例だ」と書いた。
結果、現職だった溝手さんは次点で敗れ、案里さんがご当選。
溝手さんは、安倍さんと「確執」があったのだそうな。
安倍さんの「えこひいき」なかなか凄い。
その「えこひいき」で有名なのは、なんといっても東条英機でしょう。
2007年6月号の文藝春秋「昭和の陸軍 日本型組織の失敗」で半藤一利さんは、「(東条は)人事も自分のお気に入りばかりを側近におく一方で、一度敵視した者はとことん冷遇しました」と申しております。
実際、気に入らない人物は人事で、過酷な「南方戦線に飛ばした」そうだ。
気に入らない奴は、事実上、殺ちゃうようなもんだから酷い話なのだ。
東条は「真面目で一生懸命」だったそうですけど、ただ、それだけ。
「それだけの指導者に国運を託さざるをえなかったのは日本の不幸ですし、東条にとってもある意味可哀そうなことだったと思います」とは保坂正康さん。
いずれにせよ、国のトップとしての器かどうか、ってことだ。
お友だちを優遇し、不要な獣医学部をゴリ押ししてみたり、お気に入りの議員には10倍ものカネをつぎ込んだり、、、
「鼎(かなえ)の軽重を問う(権力者の実力を疑う)」とはまさにこのこと。
安倍さんの在任中に「北方領土が還ってきた」とか「アベノミクス大成功で国民こぞって豊かになった」とか。
「拉致被害者が北朝鮮から帰ってきた」とか、何か一つでもいいことがあるなら長々総理やってきた意味もあろうかと思うけど、どれもこれも、ほぼゼロ回答だ。
情けない人を長々総理に頂いたもんだとトホホな気分にもなるおぢなのでした。
チャンチャン!!