おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

泥沼の円安続行で、日ノ本は復活の気配も見えず…

2022年06月17日 | Weblog

午前6時になるところ。

どんより曇り空で、気温はプラス14度。

予報によると、きょうはこんなお天気で最高気温20度だそうな。

パッとしない1日だ。

そんなこんなの円相場です。

1ドル135円は軽く突破し、年内にも1ドル150円が囁かれております。

弱いニッポンを象徴するような動きでなんとも情けない。

問題のポイントは、日米の金利差だ。

ですが「国の借金が増える」から金利を上げられないとか。

国債を乱発して国の借金を増やしたのはどこの誰だ?

身動き取れないニッポン経済の行方にほとほと情けなくなる。

日銀黒田総裁は「金融引き締めを行う状況には全くない」とかで、これでは日米金利差はさらに拡大する。

「なすすべがない」と「物価の番人」何言ってんだか!!

「平成の鬼平」と世間が持ち上げた日銀前野総裁は、金利をジャンジャン上げ「金融引き締め」を延々継続してバブル崩壊を招いた。

急激な金融引き締めはニッポン経済の長期低迷を招いた。

そして今回はというと、その全く逆「金融緩和の延々継続」だ。

はっきりしているのは「臨機応変」がまるきりない一方通行。

「バカのひとつ覚え」としか思えません。

テレビニュースでアメリカの長距離トラック運転手の年収が2000万円と聞いて仰天した。

きのうの羽鳥モーニングショーでは各国の最低賃金について触れておりました。

ニッポンは、もはやアメリカの半分以下の賃金だからクラっとする。

サンフランシスコではハンバーガー店のアルバイトの時給が約3000円だそうな。

円高で、ブランド品がお安く買えたあの時代、「金満ニッポン」と言われました。

「安いニッポン」を脱却するには、世界をあっと驚かすようなニッポン発の「イノベーション(技術革新)」だ。

かつて1年物の定期預金の金利が4%もあった時代がある。

10年で預金が2倍になった。

いまは金利が0.05%とかそんなもん。

預貯金にほぼほぼ意味はない。

アメリカで長距離トラック運転手にでもなるか!?

こんなに安い国では頼みの「技能実習生」にも見放されはしないか?

困った国に成り果てたものです!!