おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

いまどき「電力ひっ迫」って… フクシマの事故から10年超、電力業界は何してた???

2022年06月27日 | Weblog

どんより雲が低く垂れこめた月曜の朝です。

気温は午前7時現在プラス19度。

予報によるときょうはこれから晴れるらしい。

きょうのご当地、外での作業日和かしらん…

そんなこんな、

NHKニュースによると、東京電力管内では「電力需給ひっ迫注意報」が初めて発令されたとか。

なので政府はきょう節電を要請するそうだ。

理由は、電力供給の余力、いわゆる「予備率」が5%を下回るから。

なんでそんなどアホウなことになるんだろか???

2011年、フクシマで原発がメルトダウンして全国の原発が止まった。

この事故を契機にドイツでは「再エネ」で電力を賄う決断をして、脱原発に舵を切った。

なのに、過酷事故を起こした本家本元のニッポン国では、原発はいまも「ベースロード電源」に位置付けられておる不思議ちゃん状態。

実際には、2021年のニッポンの原発による発電量はたったの6%

これって、どこがベースロードよ???

ですが、経産省も電力業界も、2011年のフクシマの事故以降も、ずるずる原発を維持しようとしていまに至る。

ようするに、ニッポンの電力をどう維持するかという「明確なエネルギー対策」をしなかった結果が「電力ひっ迫」につながったと推察できる。

2011年からこの間、ニッポン政府は「電気」をどうする気だったのか?

何回も3回も書きますけど、危険な原子力を使って、危険な湯沸かして、18世紀レベルの蒸気発電してる場合かよ!!

悪いけど「いまどき電力ひっ迫」は単なるバカ丸出しなのだと申しておきましょう。