早起きした午前5時です。
どんより曇り空で気温はプラス8度。
今朝も気温は二桁に届いておりません。
いつまで寒いんだろ???
さて、
「中央銀行」とは何をするところかご存じか?
「金融政策を通じて、通貨の価値を維持する責任を負う」とされるのが中央銀行だ。
我がニッポン国では日銀が中央銀行で「通貨の価値を維持する」のが主な仕事ってこと。
ゆえに「物価の番人」とも申します。
その物価の番人が「家計が値上げを受け入れている」と申したそうだ。
その根拠は、東大の渡辺研究室の「馴染みの店で商品の値段が10%上がった時に、どうするか」というアンケート調査。
この調査によると、去年8月には「別の店に行く」という回答が57%だったけど、今年4月にはそれが44%に減った。
つまり、値上がりしても別の安い店を探しに行かなくなったので「値上げを受け入れている」という解釈。
黒田さんよ、一般庶民はさぁ「こんなに高くては、どこの店に行っても一緒じゃん!!」と、あきらめたのだよ。
値上げを受け入れたぁ?
「バカこくでねぇ!!」
またいまは、黒田さんとアベノミクスが目指したインフレでもない。
現実は、サッパリ賃金が上がらずに物価が上がる「不況下の物価高」、別名「スタグフレーション」だ。
そんなこんな「黒田さん、何言ってんの?」「上級国民の発言」と国民から大反発を食らって、きのう発言を撤回するはめに。
実際、小麦製品のパンやしょうゆ、乳製品から、玉ねぎなどの野菜やコーヒー、電気、ガスに至るまで値上がりの真っ最中。
原因とされるのがウクライナ情勢と130円を軽く超えた円安。
とはいえ、バブル経済真っただ中の「1ドル70円台」にまで戻せとは申しません。
せめて1ドル100円でしょう。
「ジャパンアズNo1」と言われ、外国のブランド店で列をなしブィブィ買い物してたニッポン人もちょっと嫌だったけど、それも「今は昔」
いまは「安いニッポン」を通り越して、トホホな「ニッポン売り」
ここはニッポン人のお家芸「イノベーション(技術革新)」で、「ニッポン復活」「円高ニッポン」を目指してほしい。
じーさんだってこの国の未来に夢と希望を託したいのだ。
「物価の番人」黒田さんよ、円安を容認して「ボーっと見てるだけ」という、そんな楽チン商売でいいのか?
どうよそのあたり???