おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

積極的平和主義とは自衛隊が死ぬこと

2014年07月16日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス20度だ。

夏ですなぁ、、、

きのうも少しだけ薪割りをいたしましたが、暑くてすぐに終了いたしました。

7月中旬だというのにこの暑さ、どうなっておるんだ? 

これまで100回も書いてますけど、30度なんて気温は、おぢが子どものころの北海道では、7月下旬から8月上旬に3~4日あればいい方でござった。

しかもお盆を過ぎると冷たい風が吹いて、いきなり秋でござった。

今年は6月中旬から延々と夏のような気がします。

秋も短いのかねぇ、、、

さて、

14、15日の国会審議で安倍総理は、自衛隊員の命の危険について質した野党の質問にまるで答えませんでした。

おとといの国会議論は、おぢもラジオで聞いておりました。

民主党の岡田氏が「自衛隊の皆さんのリスクが高まることを認め、総理自らが国民の前で説明すべきだ」と質しましたが、ムニャムニャな答弁でござった。

ここはちゃんと死者が出る危険について正直に話すべきではなかったか。

また他国の戦争に加担することはないと申してましたけど、アメリカから要請があればこれに答えざるを得ないと元防衛官僚が申しておるわけで、これまた大ウソでござる。

以前は憲法9条があるから派兵はできませんと断れたけど、これからは唯々諾々とアメリカに従うことになるのです。

もう断れません。

朝日新聞によると、15日の参院予算委員会で共産党の小池晃氏は「戦後初の戦死者を出すかもしれない。集団的自衛権を命の重さの観点から深く掘り下げなければならない」とただしたそうな。

しかし、首相は「めったにそういう判断はしないし、そうしなくてもいい状況をつくっていくことに、外交的に全力を尽くしていく」とかわした。

この「外交的に全力を尽くす」ってことでいえば、これはまことに正しい。

それなら「集団的自衛権など不要」とおぢは思いますけどね。

でもって大ウソはこの「めったにそういう判断はしない」。

前述したように派兵の要請はアメリカから来るのです。

ときのニッポンの総理が「自衛隊を派兵しましょう」とは、まず言いませんな。

自衛隊員を殺すことになるわけで、そんなことは口が裂けても言いません。次の選挙がありますからね。

アメリカが「派兵しろ」と言って、これを断ることが出来なくて派兵する「体裁を取る」のです。

それが集団的自衛権ってことです。

安倍総理は正直なことはけっして言いません。

「集団的自衛権の行使によって自衛隊員が死ぬこともあります」ってホントのことを言えば、ただでも下がっておる支持率は急落じゃ。

本来の目的である憲法改正どころではありません。

かくしてのらりくらりと言葉を濁したり、時に大ウソをこいたりする。

そんなこんなで、

アフガニスタンなどで武装解除・平和構築の現場を体験した伊勢崎賢治氏と元防衛官僚でイラク自衛隊派遣にも携わった柳澤協二氏が語り合う以下のホームページなどお読みくださいな!! ヨロピクね!!

http://webronza.asahi.com/synodos/2014070100003.html

 

 

 


「室井佑月」はカッコいい!!

2014年07月15日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス19度。

薄曇りで少し風のある朝ですが、ずんずん晴れてまいりました。

ご当地の最高気温は29度だそうな。

暑い一日になりそうでござる。

ひよいと窓を開けると、耳に心地よい小鳥のさえずりと、ときおり、やかましいカラスの鳴き声が聞こえてきます。

心地よい朝のひとときを台なしにするカラス野郎、許さんね!!

ところで、YAHOO!ニュースによると、作家の室井佑月さんが、週刊朝日で「なぜ子どもをわざわざ福島に連れていかなきゃいけないの?」とまことにごもっともなご意見を申しておる。

室井さんがプンプン怒ったのは以下のニュースについて。

「原発事故による風評被害の払拭に向け、政府は、修学旅行先として福島のモデルコースを設定し、全国の学校に提案することなどの強化策をまとめました」

福島県では子どもの甲状腺がんが50人もおるという。

これについて福島県は、過剰診断としておるそうだ。

だけど、放射能の影響を完全否定する証拠などどこにもない。

福島第一原発の事故から来年は丸4年だ。

チェルノブイリ事故の経過を見ても、福島県の子どもの甲状腺がんは、さらに急増するだろう。

そんな中で室井さんは、「あたしはなぜ、全国の子どもたちをわざわざ福島へ連れていかなきゃいけないのか理解できない」という。

さらに続けて「政府の意見が正しいことの証明に、子どもを使うのはやめてくれないかな。大丈夫であることの証明に、子どもを使うって野蛮すぎる」とも。

おっしゃる通りでござる。

福島県に住む子どもたちは、この夏もご当地ニセコをはじめ札幌などに「夏の保養」にやってきます。

きょうの写真は「福島の子どもを守る会」のホームページからいただきました。

我が家も、ご当地に保養にやって来る子どもたちをサポートすることにしております。

その子どもたち、北海道にやって来ると必ずこう母親に聞くのです。

「お母さん、外で遊んでいいの?」

そう、諸般の事情があって、福島県から移住することのできない家庭の子どもたちは、県内では外で遊ぶこともできないのです。

福島県を出て、「流浪の民」となった県民は15万人。

そして県内に住む子どもたちは、いまだに外で遊ぶこともできないのです。

酷くないか? 

それでも原発再稼動か?

原発なくてもニッポン経済は復調する気配じゃん!!

…っておぢは思います。

室井さんは集団的自衛権の行使容認についても以下のように述べておって、まことにストンと落ちる。

「集団的自衛権に対してもそうだよ。日本の若者も血を流さないと? まず先に、どうすれば日本の若者が血を流さずにすむのか。そこに命をかけることこそ、今の大人が頑張ることだろ」。

いまは「大人が頑張るとき」でもあるのです。

おぢももう少し声を大きくしないといけません。

威勢のいいことばかり、大きな声で言う輩が多いもんだから、なんだか「正しい声」が聞こえにくい。

そんな中「男前」室井さんの発言、たいした小気味がよろしい。

一方、東京新聞によると

「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」と詠んだ市民の俳句を、さいたま市大宮区の公民館が月報への掲載を拒否した、というからこれまた異常なことでござる。

「市内外から『表現の自由を萎縮させる』との批判が市に相次いでいる」そうだけど、さもありなんだ。

役人の対応は、いきなり戦前の「言論統制」に似て見えてくるから気持ちが悪い。

そうとう嫌な感じがいたします。

大人のおぢも出来る範囲で頑張らないと、ニッポン中に気持ちの悪い空気が流れておって、たいした息苦しい昨今なのでござる。


滋賀県民の良心

2014年07月14日 | Weblog

 

午前6時半の気温はプラス20度。

いまは曇り空ですが、日中は晴れるのだそうな。最高気温は25度の予想で過ごしやすい一日となりそうです。

W杯ドイツ対アルゼンチンは、延長戦の末、ドイツが24年ぶり、4度目の優勝だとか。

「だとか」と書いたのは、試合を見てなかったため。

そんなことで、ニセのサッカーファンであることがばれました。

写真はきのうお隣のニセコ町で開かれたイベント「ニセコ倉庫邑」でござる。

数多くの出店があるそうなので、お昼ご飯を食べようと行ってまいりました。

会場は大賑わい、若い子連れの主婦が多くてびっくりでした。

最近はどこへ行っても、年寄りばっかだもねぇ。

ぐるりと見て回り、おぢはフィッシュアンドチップス、ハニーさんは高野豆腐でつくったひき肉もどきという、ベジタコライスをいただいて、そそくさと帰ってまいりました。

さて、

今朝は脱原発派には朗報でござる。

滋賀県知事選で、嘉田知事の後継として立候補した三日月氏が、自公推薦の元経産官僚、小鑓氏を破って当選じゃ。

内閣参事官として安倍政権の成長戦略の立案に携わった小鑓氏の敗北は、集団的自衛権行使の容認を閣議決定した安倍内閣に対する批判の声とも言えそうだ。

次は原発政策が争点となる10月の福島県知事選、11月は沖縄知事選でござる。

とはいえ、安倍政権は知事選の行方に関係なく、原発の再稼動を進めるんだろう。

だけど、再稼動すれば支持率のさらなる低下は避けられん。

「女性が輝く社会に向けてウィメノミクスを発信する」そうだけど、ホントに女性を生かそうというなら一定議席を女性とする「クオータ制」だろう。

そうでもしなきゃこの国は変わらんと思うけど、どうよそのあたり???


「会津ソーラー市民ファンド」募集中

2014年07月13日 | Weblog

 

早朝から仕事しておりました。

ただいま午前11時過ぎ、気温はすでに25度。ムシムシして暑いです。

写真はきのう福島県から届いた会津の酒「真夏の吟の夢」。

支援しております大和川酒造ご謹製じゃ。

過日書きました通り、この酒蔵の社長さんは自然エネルギーで地域を自立しようという「会津電力株式会社」の社長でもある。

雪国での太陽光エネルギーの活用にチャレンジしようというもの。

目的は自然エネルギーの普及だという。

現在「会津ソーラー市民ファンド2014」と称して、資金を募集中だ。

1口20万円で、年2%の利回りを目標にしておるそうな。

おぢもハニーさんと相談して、ファンドを申し込もうと思っておりまする。

大手電力に対抗して地域を盛り上げようというこの試みは、ドイツのドキュメンタリー映画「シャーナウの想い」をみた社長の佐藤彌右衛門さんが、立ち上げたものだとわかりました。

シャーナウ市の話と似ておるはずなのじゃ。

いまではドイツ最大級のエコ電力供給会社であるこのシェーナウが「シェーナウ環境賞」を設け、今年は佐藤彌右衛門さんらがこの「電力革命児」年間賞を受賞したそうです。

もっとも、天皇へ直訴はたいした拙かった、あの俳優で参議院議員の山本太郎も受賞したそうですけどね。

いずれにせよ、ドイツ国外から同賞を受賞したのは今回が初めてだそうな。

話は戻りますが、ファンドへの出資は自然エネルギーの普及に直接つながるものでござる。

御用とお急ぎでない方、脱原発を目指す方で、おカネがわんさか余っておる方、ひとつヨロピクなのじゃ。

会津から日本のエネルギー構造を大転換しようではありませんか。

おぢもハニーさんを口説いて、出資するぞ! たぶん!?

って書いてからわかったのですが、資料請求の受付はすでに終了しておるそうな。

なんとかならんのかなぁ、ぜひ支援したいけど、、、 


号泣県議はトカゲのしっぽ

2014年07月12日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス18度。曇り空の朝でござる。

結局、ご当地は台風の影響もなく、終日穏やかでした。

そんなきのう午後からは、ジムでウオーキングしたり筋トレしたり、ストレッチしたり。

過日ハニーさんが参加した「バーオソル」というエクササイズも取り入れてみたりもいたしました。

バーオソルは、フランスでバレリーナ向けに開発されたフロアエクササイズ。

ようはバレエの基本体操を元にしたエクササイズでござる。

そんなこんなでいい汗かいて、鎌倉のいことからいただいた高級ビールを美味しく呑んで、就寝いたしました。

きょうは仕事も一服なので、「薪割りを頑張るぅ~」 

…ってことにしております。

それにしても、ここんとこにニッポン列島、やたらに地震が多い。

今朝は午前4時過ぎに東北・関東で震度4の地震、先日は苫小牧で震度5でした。

ほかにも小さな地震が相次いでおり、なんとも気持ちが悪いです。

首都直下や三連動地震などなど、いつ起きても不思議ないそうですので、心配なことでござる。

さて、

「謎の号泣」で世間を大いに笑わせた怪しい県議、野々村竜太郎が刑事告発されたそうな。

県議会が調査には限界があるとして、兵庫県警に虚偽公文書作成、同行使の疑いで告発したのだそうな。

それにしてもですが、町村議会レベルはともかく、道県議会や国会には似たりゴンベのろくでもない議員がごっちゃり居るに違いない。

なにせ、政務活動費のたぐいの実態は、「議員の第2のサイフ」でござる。

そもそもしっかり公開する必要はないってことが問題だ。

これをきっかけに政務活動費などの縮減と、使途の全面公開にでもしないとどもこもならん。

ようはトカゲのしっぽ切りで幕ってこと。

過日の女性議員への差別発言同様、この国の議員の資質とレベル、カネの使途などは、なにがあろうとさっぱり前に進みません。

いつになったらこの辺りも先進国になるのか、見通し暗いですなぁ、、、

 


急速に現実味を帯びる「徴兵制」

2014年07月11日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス16度。晴れの良い天気です。

台風はどこだ? …と天気図を見たら、まだ千葉県あたりにあってびっくり。

ご当地は明日も曇りの天気で、雨はない。

予報では、夕方には三陸沖で温帯低気圧になる見込みだそうな。

北海道はこのまま台風の影響を受けずに済みそうな気配でござる。

助かります!!

さて、

きのうのモーニングバード、木曜恒例の「たまペディア」観ました?

今回は「徴兵制」の可能性について触れておりました。

まず、今回の集団的自衛権行使容認について、元防衛官僚で現在新潟県の加茂市長を務める小池清彦氏に、「アメリカから海外へ自衛隊派兵の要請」があった場合について聞いておる。

元防衛官僚の小池市長はこうきっぱり答えた。

「アメリカからの要請は断れません」

湾岸戦争でもアメリカから要請があったが、憲法9条があったから突っぱねることができたけど、集団的自衛権行使容認となったこれからは、そうはいかないと、元防衛官僚が言う。

そうなると、当然のことながら、アメリカ並みに派兵を求められ、自衛隊は直接ニッポンを救うためではない戦争に加担する。

湾岸戦争の時も、防衛大学の卒業生の任官拒否が実際に増えたけど、集団的自衛権行使容認となれば、来年の任官拒否も増えるだろうし、自衛隊へ入隊する若者も減る。

アメリカから自衛隊の派兵要請が現実味を帯びた際には、こうした任官拒否は激増し、入隊は激減する。

ニッポン国のために死ぬならしょうがないけど、アメリカの要請で戦地に行って死ぬのは嫌だと思う人がいても、そりゃムリはない。

さらに、海外で戦闘となり、自衛隊員に大量の死者が出れば、いよいよ自衛隊員は足りなくなる。

戦争とは人命も含めて「消耗」するものなのです。

徴兵制は、現在「憲法18条」の、何人も「その意に反する苦役に服させられない」ことから、「憲法違反」とされておる。

しかし、番組でも指摘しておりましたが、憲法9条に比べれば、ほとんど論議されてこなかったのがこの18条だ。

だから、解釈を変えることなど、今回の9条に比べれば、まことにハードルが低いのだという。

実際、自民党の石破茂幹事長は、2010年に国会で発言し、自身のブログでもこう書いておる。

「徴兵制が憲法違反であるということには、私は、意に反した奴隷的な苦役だとは思いませんので、そのような議論にはどうしても賛成しかねる」

つまりは徴兵制は国に尽くすのだから「苦役ではない」、よって憲法違反ではないという論理だ。

70年もの間、憲法9条の解釈上「集団的自衛権は認められない」としてきた。

それが今回、一内閣の勝手な解釈でコロッと変わったのだから、石破氏と同様の考えを持つ人が総理になれば、簡単に徴兵制は復活する。

戦争は物資も人命も大量に失います。

自衛隊員が減れば、必然的に徴兵制という話になる。

それも、憲法18条のハードルは石破茂の論理なら、たいした低い。

集団的自衛権行使容認で「憲法」に開けてしまった風穴は、この先どんどん広がる可能性を秘めておる。

それこそが、今回の解釈改憲の「真の狙い」だったと申しておきましょう。

40年以上も昔のこと、新左翼が「一点突破 全面展開」と申したことがありました。

安倍内閣は今回その一点突破を成し遂げたのです。

かつては極左の大暴走、今回は極右の大暴走と申しておきましょう。

 

  


ひざの「コリ」!?

2014年07月10日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス18度。デッキは濡れていて、どんよりした曇り空。

ときおりしとしと雨が降ってきます。

ご当地きょうは、終日こんな空模様でしょうか。台風がドンドコ北海道に近づいてるもねぇ。

きのう午前中は、少しだけ薪割りをして、午後から薪割り機を片づけたり、外に放置してあるものを取り込んだりと、台風に備えました。

沖縄を襲ったこの台風、北海道には大きな影響はなさそうですが、準備だけはしておくのです。

昨夜は恒例のズンバ・エクササイズの日でしたが、お休みいたしました。

おぢの舌の裏側に口内炎が発症、痛くて痛くて喋るのもままならないことになったのです。

ではありますが、口内炎の薬を塗って寝たら、今朝は雲散霧消、痛みもまるでないのです。

我ながら回復力の早さにビックリでござった。

鎌倉に住む、いとこの薬剤師からたまたま電話があって口内炎には「チョコラBB」が良いと聞きました。

ビタミン不足らしいってことで、あとで買って参ります。

ところで、きのうご紹介した会津の造り酒屋。

「会津をエネルギー面で自立させたい」という、大和川酒造佐藤弥右衛門社長を応援しようと、おぢはネットでお酒を注文いたしました。

酒好きのおぢですが、同じ酒を呑むなら「小水力発電所を20カ所ほど設けたい」「子どもたちが再生可能エネルギーについて学べる体験学習施設を併設した発電所を10月に完成させる」そんな大和川酒造の社長を応援しないでどうする、と思うわけ。

おぢは応援のメッセージとともにネット注文したわけですが、従業員の方から返事が届いておりました。

大和川酒造店でございます。この度はお酒のご注文を頂きまして、誠にありがとうございます。発送は7月10日(木)で、翌日か翌々日にはお届け出来る予定です。また、激励のお言葉誠にありがとうございます。当店の社長は日々自然エネルギー活動に奮闘しております。〇〇様からのお言葉を社長にも申し伝えます。本当にありがとうございます。今後とも大和川酒造店を宜しくお願いいたします」。

とていねいなご返事でした。

そんなことで、おぢは佐藤弥右衛門社長を応援すべく、ジャンジャン会津の酒を呑むことに。

数少ない読者の皆さんも、ぜひとも「大和川酒造」のお酒の購入していただきますよう、ひとつヨロピクなのじゃ。

話は変わりますが、

過日観たNHKためしてガッテン「撲滅!しつこいひざ痛 これが革新ワザ3連発!」がたいした参考になるのでご紹介じゃ。

おぢはいまんとこ、ひざに痛みはありませんが、歩くことの少ない田舎暮らしでは、この先ヤバイことが予想される。

番組では、まず「ひざ関節症」の炎症を抑えるには「ゆっくりした運動」が効果的ということを紹介しておったね。

これ、靴下をはいてゆっくり足をスライドさせるだけ。

これを10往復×3セットを朝・夕1日2回すれば十分だというのです。

このゆっくりした動き(1回5秒)を1か月も続ければ、ひざの痛みがなくなるというから凄いのです。

もうひとつは「ひざのコリが原因の痛み」だとか。

ひざには、体重の3倍から7倍の重さがかかるといわれ、常にストレスにさらされておるとか。そのため、血行が悪化して筋肉がこわばり、コリになるそうな。

ひざにコリができる、な~んてこと、まるで知りませんでした。

このコリをとるポイントが、ひざのお皿なのだ。

でもって、このお皿の周りの筋肉をストレッチすることで、痛みを改善できるという。1回3分を朝晩行えば十分だそうな。

普段たいして痛くもないおぢのひざですが、ハニーさんに手伝てもらってやってみましたね。

まずは、床に足を伸ばして座り、力を抜いてお皿を動きやすくする。

おぢのひざのお皿、左右にはくねくねよく動くのですが、上下がガチガチに硬い。

特に皿の下の方が硬くて、触ってもらったハニーさんは「下の方はお皿の形がよくわからない」と申しておりました。

そこで、皿を上下にゆっくり動かしながら押して揉みほぐしたら(痛いです)、翌日にはコリが取れておって、お皿の動きもスムーズに。

ひざには確かにコリができるのです、ビックリじゃ。

痛い場所があったらコリがある証拠なので、重点的に行うのがよろしいそうな。

番組では満足に歩けなかった人が、1か月でスイスイ歩いて、階段もスムーズに上り下りしておりました。

都会に住んでおっても、おぢ世代は定年退職して地下鉄や電車に乗る機会が激減しております。

ようは歩く時間、立っている時間がドンドコ短くなってくる。

運動不足ですな。

そんなこんなでひざが痛いと思ったら、上記のためしてガッテンのホームページをご覧くださいな。

改善方法が詳しく書いてあるのです。

病院に行く前にまずは1か月試してみてはいかがかね。


会津の酒屋が電力自立へ

2014年07月09日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス18度。

曇り空の朝です。

あんまり晴れの日ばかりだと、ジリジリ照りつける日差しのおかげで、なんだか疲れてしまいます。

曇りの朝は、多少ホッとしたりする今日この頃でござる。

きのうは、午後6時過ぎに起きた地震にびっくり仰天いたしました。

涼しくなったころで、ちょうど薪小屋で薪を積んでおる最中でした。

震源は石狩南部、白老町が震度5で、我が倶知安町は震度3でござった。

ご当地、活火山の羊蹄山とは無関係らしく、そこはホッといたしました。

けど、泊原発がどうなったか、NHKニュースでも「調査中」だったりして、なかなか伝えられず、夫婦してドキドキしました。

泊で何かあったら、すぐに逃げ出すよういつも話しておるのです。

ケガ人が白老と苫小牧で出たそうですが、軽症だそうだ。今後の余震にも注意が必要なようです。

一方、台風が沖縄方面で猛威を振るっておる。

これから本州方面を直撃しそうで、心配なことでござる。

我が家もデッキに張っておったタープを片づけたり、外に放置してあるものを片付けたりと、あれこれ台風に備えることにいたします。

さて、

きのうの日経新聞電子版の記事「東電よさらば 会津の造り酒屋が挑む電力自立」に、嬉しくなりました。

まずは「原発一辺倒」の日経新聞にあって、この編集委員が、再生可能エネルギーによる発電を大きく取り上げたこと。

次に水利権を東電から買い取って、「会津をエネルギー面で自立させたい」というこの造り酒屋の社長の心意気。

そしてもう一つ、「地域自立のエネルギーづくりを目指す動きは全国各地にあり、5月には地域間の連絡を強め活動を広げる目的で『全国ご当地エネルギー協会』が発足した」ということでござる。

この3点に嬉しくなりました。

造り酒屋の社長は、「太陽光発電と、子どもたちが再生可能エネルギーについて学べる体験学習施設を併設した、雄国(おぐに)発電所を今年10月には完成させたい」のだそうな。

とてもいい試みだ。

そして「小水力発電所を20カ所ほど設けたい」「社団法人会津自然エネルギー機構が、森林資源を活用したバイオマス発電の実現を考えており、連携していきたい。バイオマスは雇用を生み地域振興に直結する」

小水力発電もバイオマスもまことに結構なことだ。

さらには地域の銀行もこれに協力してくれておるというから、ずんずん嬉しくなる。

当ブログ今年4月19日で取り上げた「里山資本主義」にもつながる動きですし、去年観た「シェーナウの想い」というドイツ映画を思い出したり。

このドイツ映画はチェルノブイリ事故をきっかけに、住民が地域の発電所をつくってしまうドキュメンタリーでした。

住民の動きに賛同する銀行から融資を得て、電力網を買い取り、自然エネルギーで発電する。

そして、この電力会社から電気を買いたいというドイツ国民が殺到し、いまでは大きな会社に成長しておるというのです。

こうした動きにつながる可能性を秘めておるのがこの造り酒屋の取り組み。

会津がエネルギーで独立できるなら、ご当地でも木質バイオマスと尻別川の水力で同様のことが可能となる。

もっとも、尻別川の水利権は北電が握っておるでしょうから、これをなんとか買い取らないとダメですけどね。

そもそも水利権を電力会社が独占的に所有してるってのがおかしな気がしますけど、戦後どんないきさつがあったのか?

造り酒屋の社長さんは「東京電力が今後、水利権などを売ると言い出す事態がありうると思っている。そのときに私たちが買いとれる企業規模と態勢をつくっておきたい」としておる。

社会主義国家のように独占的に運営されてきたニッポンの発電事業は、中小の「新電力会社」が次々できるなど流動化しつつあります。

これらの動きは「発送電の分離」を睨んで、今後ずんずん加速度がつく。

「100年後には現在の約3分の1の4300万人」の可能性も出ておる我がニッポン国に、大電力を供給する原発が必要とは到底思えませぬ。

こうしたエネルギー自立の動きは、地域の雇用や活性化につながるものとして、本来は国が率先して進めるべきものと思います。

造り酒屋の社長ははこう申しておる。

「会津には猪苗代湖があり阿賀野川、只見川がある。本来は会津の電気を賄って十分のはずだが、いつの間にか東京の電力会社に水利権をおさえられ、電気は東京にもっていかれる。東電はお金をばらまいて原発をつくったうえ、事故を起こしてもだれも責任をとらない。建設を認めた政府もほっかむりだ。原発がなくても自分たちで電気を生み出す資源も資力も会津にはある」。

この社長の言たるや、まことにごもっとも。

そしてこの心意気、断固として応援したくなりまする。

薄汚い、カネまみれの原発再稼動を企んでおる場合ではございません、と申しておきましょう。


「超・元気な100歳ご長寿に学ぶ」

2014年07月08日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス18度。いまは曇り空ですが、午後から晴れてくるとの予報です。

ご当地倶知安町の最高気温は28度になるそうな。

きょうも暑くなるわけで、しかも大気の状態が不安定、ところによってはヒョウが降ったりもするのだそうな。

デッキのタープはそそくさと片づけ、豪雨、落雷、ヒョウに注意いたします。

きのうはというと、薪割りのスタートでした。

ところが薪割り機のエンジンが不調で、往生いたしました。

いつものように玉切りして、割って、それを運搬車に積んで、そのまま薪小屋に運ぶのを何度も繰り返すのがおぢの手順。

ですけど、薪割り機が不調ってことで、しかたなく玉切りに集中いたしました。

暑いのに頑張って、直径1メートル近い大物を含め、ほぼ切り終えました。

しっかり手入れをしておったおぢのハスクバーナ346XPは切れ味バツグン、いい感じで切り終えたのです。

夕方涼しくなったころ、薪割り機のエンジンはなぜかいきなり回復。

そこから運搬機1回分だけ割って、薪小屋に運んだのでした。

その際、汗をじゃぶじゃぶかいたためか、今朝は鼻水がだらだら出ておって参ってます。

夏風邪でしょうか???

ところで、昨夜のテレビ東京「超・元気な100歳ご長寿に学ぶ今から間に合う健康法」見ました?

出てくる100歳の年寄りが、揃いも揃ってあまりに元気なのでたいした驚きましたです。

どの方も、しゃべること、すること、すべてが我々世代と何一つ変わんない、まことにしっかりした100歳なのです。

共通点は「運動」「食事を自分でつくる」「肉を食べる」といったところでしょうか。

「カラオケ」で若い方に先んじて、いち早く新曲を披露する100歳もおりました。

声を出すのもいいらしい。

80歳までサラリーマンをしていたという北海道に住む方は、息子が札幌に二世代住宅を作ってくれたそうだ。

だけど、その80歳から一人暮らしで農業を始め、毎日自転車で20分先の畑に通い、作物を育てておる。

目的は販売ではなくて、自分が食べる分と人にあげるためだそうな。

しかも昼には自宅に帰り、ちゃんと昼食をひとりで調理するのです。

100歳というのにしっかり自立しておって、それだけであ然呆然じゃ。

しかも自分の歯がしっかり21本あるという。

ボケも何も、まるでないのですから驚きます。

おぢなんか、56歳に結婚して以来、ハニーさんに食事や掃除は任せきりだもねぇ。

厳しく反省をいたしましたです。

最近は立ちションを座りションに変えた程度… ってこれは自分でしておるトイレ掃除を軽減するためですけどね。

そういえば、たいした「歳の差婚」をした、ドリフのカトちゃん、過日のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」ですっかり認知症のようだったと、伝えられております。

ボーッとしたり、ろれつが回らなかったり、手がプルプル震えてたため、噂となったらしい。

まだ71歳というから、そうとうヤバいです。

45歳若いというなんだかアッパラパーな感じの妻は、「風邪だった」と反論しているとか。

ホンマかいな???

翻って、これら100歳の元気な皆さんの様子を見て、63歳のおぢもなんだか希望が湧いてきましたです。

100歳の皆さんは血液検査などの数値も全く問題なく、毎日運動や農作業で体を動かしておる。

基本、インナーマッスルを鍛える運動になっておるそうな。

おぢも運動はしっかりしておりますが、3歳の時に生き別れた父親は70歳で亡くなっておる。

自分の父親が亡くなった年齢は、一つの目安。すでに63歳ゆえ、この先残りの人生どうしたもんかと考えてもおりました。

そこへ、71歳でボケ始めたカトちゃんの話だ。

「もう、まもなく…」って気にもなりましたけど、きのうの番組で「心がけ次第で100歳でもちゃんと人生を楽しめる」ってことがわかって、なんだか「夢と希望」が湧いてきた。

おぢもこのまま80歳まで仕事して、80歳からは農業でもしようかしらん、って気にもなってくる。

などと考えたら、まだまだ人生楽しめるんだぁ~、と気持ちも明るくなってきた。

父は70歳でしたけど、おぢは元気な100歳を目指すか!?


コメディアンのボビー

2014年07月07日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス15度。きょうは日中、晴れの天気となり最高気温も28度まで上がる見通しだ。

仕事も一段落し、すっかりきょうはお休みのおぢ、薪割りに精を出すことにいたします。

少し暑くなりそうですから、ムリはしませんけどね。

そういう意味では、きのうが絶好のコンディションでござった。

暑くもなく、寒くもなく、涼しげな風がそよそよあって、ジリジリした日差しもなく、いい感じのお天気でした。

きょうは少ししんどいことになりそうですけどね。

さて、

今週号の週刊文春、町田智浩さんの「言霊USA」には「う~ん!」と唸ってしまいましたです。

ボビー・ヘンラインさん(42歳)は、スタンダップ・コメディアンと呼ばれる漫談師。

酒場で客を笑わせるのが商売ってこと。

とはいえ、その風体がまことに不気味。

顔全体が焼けただれ、髪の毛は一本もなく、左手首もない。

人を笑わせるのは至難の業だとニッポン人なら思います。

得意のジョークは「俺の頭には胃袋の皮を移植したんですよ」「だから腹が減ると頭痛がしてね」だそうな。

かなりシュールだ。

このボビーさん、イラクからの帰還兵だった。

2001年9月11日、旅客機が貿易センタービルに突っ込むのをテレビで観て「テロと戦わねば」と軍隊に再び飛び込んだのだそうな。

そして2007年、イラクの町でボビーと4人の兵士が乗った軍用車が道に仕掛けられた4個の爆弾にやられる。

ほかの4人はその場で死亡したが、ボビーは全身の4割が焼け、頭がい骨まで火が届いていたが、一命は取り留めた。

そんな彼は自分にも使命があると、イラクで死んだ戦友の遺族を訪ねたり、幼いころにやけどを負って引きこもりがちな子どもたちを励ましているという。

イラク戦争で死んだアメリカ兵は4500人、負傷者は3万2000人だという。

当時の大統領ブッシュは「イラクのフセインは9.11テロの黒幕で、大量破壊兵器を隠して持っている」と言い、ボビーをはじめニッポン政府もそれを信じた。

ところが首都バグダッドを制圧したら、イラクは9.11とは無関係で大量破壊兵器も存在しないと分かった。

酷い話だけど、このイラク戦争でアメリカ政府が使ったカネは8000億ドル。

日本円だと約80兆円にも上る巨額なカネは、軍需産業とその関連産業を潤した。

戦争は大消耗戦、どんどん生産して、どんどん消費するからまことに効率よく儲かる。

アメリカが戦争をやりたがる理由の一つは、そこにある。

死んだアメリカ兵4500人は、そのほとんどが黒人とプアーホワイトと呼ばれる貧困層とみられる。

金持ちには関係ないってこと。

無茶苦茶な戦争でござった。

そのイラク戦争をニッポンが支持したことについて安倍総理は国会で「大量破壊兵器がないことを証明できなかったイラクが悪い」と申したそうな。

イラクは国連の査察を受け入れ中だったし、アメリカは国連を無視して攻撃を強行したのにね。

加えて、7月1日の記者会見で安倍晋三は「海外派兵は一般に許されないという従来の原則は全く変わらない。自衛隊がかつての湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことはこれからも決してない」と述べた。

そんなら集団的自衛権などいらないジャン、って話だ。

安倍晋三という男、鼻持ちならない大ウソつきと申しておきましょう。

集団的自衛権とはムチャクチャな「アメリカの戦争に加担する」ことでもあると、ニッポン人は肝に銘じておきましょう。

ニッポンの自衛隊員が、集団的自衛権を行使するため、アメリカとともに某国で戦闘となり、多数が死傷するときがそのうちやってきます。

死傷した自衛隊員の妻や母親は、そんとき安倍晋三の顔を思い浮かべて、罵声を浴びせたところで、夫や息子は戻ってこないのだと思い知る。

「覆水盆に返らず」でござる。

 


「米軍慰安婦」韓国政府を訴える

2014年07月06日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス16度。曇り空で、きょう日中もこんな天気だそうな。

気温も25度までしか上がらないそうで、絶好の作業日和ですが、きょうのおぢは終日仕事に明け暮れるのです。

きのうスタートした薪割りも、午後からでしたので、暑くて暑くて、一向に進まないわけ。

気温は25度前後でいい陽気なのですが、日差しが強烈で、とても日なたには居られないほどでした。

そんな中、お近くの樺山小学校では写真の「新緑フェスティバル」が開かれたのです。

生徒数30人ほどの分校なのですが、この日やって来た人はざっと1000人もいたでしょうか?

あれこれ催しがたくさんあって、皆さん夏の一日を楽しく過ごしておりました。

とはいえ参加者はすっかり世代交代しておって、顔見知りも少なくなっておったです。

そんなことで、焼きそばやおにぎりなどの屋台で昼ご飯をそそくさとすませて帰ってまいりました。

それにしてもですが、参加者の国籍が多様なのには驚いた。

顔見知りのフランス人に英国人、一見して判るインド人、そしてオーストラリア人にニッポン人の大人です。

そこにハーフにクオーターの子どもたち。

まことに賑やかなのでござる。

遠い未来のニッポンは、全国どこでもこんな風景になるんだろうか???

さて、

今週号の週刊文春「韓国『米軍慰安婦』実名告発」には呆れました。

アメリカのあちこちに「慰安婦像」を立てて、ニッポンを散々貶めておいて、なんのことはない1960年代から80年代にかけて、「在韓米軍」のために「米軍慰安婦」を管理していたのが韓国政府だというからビックリでござる。

記事ではないけど、「それ見たことか」ってことでござる。

ようはこれら米軍慰安婦たちが6月25日、韓国政府に対して国家賠償を求める集団訴訟を起こしたわけ。

ところがこのニュース、韓国内ではさっぱり報道されていないというから、これまた呆れます。

でもって、週刊文春がその慰安婦にインタビューしたのが今週号の記事でござる。

インタビューはこう締めくくられておる。

「日本軍慰安婦の方々は応援してくれる人がたくさんいて、国も面倒を見ている。なのに私たちはあんなに韓国のために働いたのに国からはないもないのです」

あ然呆然、韓国って国はどもこもなりません。

とはいえ、隣人を取り替えることも、どこかに出てってもらうこともできない。

そんなことで、こんなメンドクサイ韓国とも、この先延々とお付き合いをせざるを得ないわけですからクラクラする。

どうしたもんかねぇ、、、

 

 


パリの軍事パレードに、初めて陸自を派遣って?

2014年07月05日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス14度。曇り空の穏やかな朝でござる。

きのうは昼ごろまで暑かったのですが、その後は気温もどんどん下がって過ごしやすくなりました。

いつもの北海道の7月に戻ったような。

そんなことで、いまがチャンス!! ってことで、きょうから薪割り作業を開始いたします。

そういえば、きょうはお近くの樺山小学校恒例の「新緑フェスティバル」でござる。

小さな小学校ですが、地元民に愛される小学校でもあります。

ご当地周辺で働く外国人の子どもに加えて、ハーフやクオーターの子どもたちもいて、生徒数30人ほどですが、たいしたインターナショナルな学校でもあるのです。

その樺山小の一大イベントがこの催し。

屋台が出たり、ジャズバンドの演奏があったりで楽しいイベント盛りだくさんなのです。

午前10時ごろからあれこれイベントがあるのです。お近くにお住まいの方は是非おいでくださいな。

名物、バナナの叩き売りもあるのです。

さて、

日刊ゲンダイは、どうやらおぢと同じ意見のようでござる。

曰く「北朝鮮報道で、集団的自衛権のニュースは完全に吹っ飛んだ。安倍官邸の狙い通りですよ」(自民党関係者)だそうな。

とはいえ、共同通信の調査で安倍内閣の不支持率は40%を超えてきた。

集団的自衛権の行使容認についても、反対は54.4%と過半数を超えておる。

「だから閣議決定が日朝協議と同日の7月1日になったんですよ。当初は安倍首相の外遊直前の7月4日といわれていましたからね。前倒しは安倍官邸の強い意向でした」(前出の自民党関係者)

官邸=外務省ってことだろう。

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「評判のよくない政策の発表などを他のイベントにぶつけてメディアの報道スペースをコントロールしていくのは、権力側の常套手段です」。

いいようにやられておるね。

「覚醒剤取締法違反に問われているASKAの保釈が3日夕方にずれたのも、何だか怪しい動きにみえてくる」ってのもうがった見方ではある。

それよりなにより、日刊ゲンダイのこの記事はこう締めくくられておってビックリだ。

「政府は今月14日にパリで開催される革命記念日の軍事パレードに、初めて陸自隊員の派遣を決めた。国民が知らない間に、この国は軍事国家への道を歩み始めている」。

軍事パレードに自衛隊が初参加するという。

「軍靴の音がする」とはよく言ったもの、戦後の長い間、ニッポンは平和国家でしたけど、この先どうなる???

ま、この歳になったおぢですから戦争に行って、死ぬことも殺すこともないと思いますけど、若い人、まずは自衛隊員、これから戦場で殺したり殺されたりってことになるのでしょうなぁ。

諸外国からなんと言われようと、「カネだけ出す」国際貢献の方が、よっぽどいいような気がするのはおぢだけかねぇ、、、

別に国連の常任理事国にならんでもいんでないの???

 


アホバカ兵庫県議にみるニッポン政治の貧困

2014年07月04日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス18度。窓を開けると清々しい空気が入って、まことに気持ちがよろしい。

そんなきのう、先月23日からうだうだ続けてきた薪の取り込み作業をようやく終えました。

一冬分の燃料は、写真の薪小屋にある約半分を取り込むと完了なのじゃ。

運搬機で23回、家の地下に運び込んだわけ。

ちゃんと作業すれば3日もあれば終わりますけど、結果2週間近くかかりました。

飽きちゃうし、暑いし、疲れるし… ってことでテキトーなんだなぁ~おぢの作業。

それでもおかげさんで、この冬も薪ストーブで温かく過ごすことができちゃうのだ。

これを終えるとホッといたします。

今年は運搬機のエンジンを取り替えてもらったりして、作業が大幅にずれ込んだ。

そんなことで、内心ヤキモキしておったのです。

7月では暑くてヤバいし、ここんとこ6月は雨が多い。

来年は涼しい5月に薪の取り込み作業をいたします。

これから薪割りもしなきゃならんしねぇ、、、

忙しくて、しんどいのが山暮らし、おかげさんで健康ですけどね、、、

さて、

「北朝鮮への制裁をきょう一部解除」がきょうのトップニュースでござる。

「解釈改憲」から国民の目を逸らそうという、外務省のシナリオ通りに物事が進んでおってクラクラいたします。

ニッポンの官僚さま、国民を舐め切っておって腹が立つ。

もっとも、国会議員も地方議会議員にも、ロクなもんがいないから、官僚があれこれ全て差配することになるんだろ。

典型的なのは、過日記者会見で「謎の号泣」をしたアンポンタン兵庫県議の野々村竜太郎だ。

年間195回の日帰り出張で、TBS調べによると、ある月には東京から日帰りして翌日九州へ。

これを延々10日以上も繰り返したとことになっておるというから「そんな大ウソこいてはいけません!!」って話でござる。

こんな使い方をされる政務活動費ではどもこもならん。

政務活動費とは名ばかりで、県会議員の「第二のサイフ」が実情だ。

きのうのモーニングバードでも指摘しておりましたけど、スウェーデンの議会では200年も前から、経費は細かな明細まで全て公開されておるとか。

それも外国人であるニッポン人が閲覧することも可能だというから素晴らしい。

しかもスウェーデンの国会議員の歳費、っていうか給料ですけど、年収800万円程度でござる。

ニッポンの国会議員の年収は2100万円、これに文書・交通費年間1200万円、さらに立法調査費が月65万円(×12)の計4080万円でござる

世界的にみても、高すぎるのがニッポンの国会議員、道県会議員の給料なのでござる。

一生懸命お国のために働くならよろしいけれど、県議会や道議会で本会議が開かれるのは年に数か月。

ロクに仕事もしないで役人に頼りきりでスウェーデンの5倍の給料ではどもこもならん。

国会議員も特別公務員ですから国民に仕える身「公僕」ですけど、そんなことは毛ほども思っていないはず。

復興財源確保などのため、給料が2割削減されていた国会議員ですけど、その根拠となる特例法が4月で期限切れた。

5月分から元に戻っておる。

選挙の時だけ「コメ突きバッタ」よろしく国民に頭を下げておるけれど、その後は大きなソファーにふんぞり返って、政治はお役人まかせだもんなぁ。

一般人の感覚とは丸きりかけ離れておるのが、国会議員を筆頭とする議員の実態でござる。

しつこいけど、ここはやっぱ「クオータ制」の導入でしょう。

女性が国会議員、地方議会議員の半分を占めることになると、ニッポンの政治は大きく変わると思いますけど、そんな声はいまんとこサッパリでござる。

アキマへんなぁ~ニッポン国!!


自衛隊はさっそくイラク行き?

2014年07月03日 | Weblog

 

午前5時の気温はプラス17度。ご当地は深い朝霧に覆われてます。

きょうは晴れの良い天気になるのかと思ったら、天気予報によると終日曇りだそうな。

きのうもほぼ曇りの一日で、特に午前中なんかは薪の取り込み作業は「この日を逃してなるか!」って感じでした。

ところがおぢもハニーさんも雄武町への弾丸ツアー以来、飲み食いと宴会が相次いで、疲れが溜まってどんよりしておったです。

おぢは鼻声、ハニーさんも「疲れが残ってます」って表情。

そんなことで、午前中はあくせく仕事をして、午後は「葛根湯」を服用してボーッと過ごしたのです。

でもって夜は、多少「しんどいなぁ~」と思いつつ、水曜恒例のズンバへ。

1時間ジャブジャブ汗をかいて、休肝日にしたら、今朝はスカッといたしました。

やっぱ有酸素運動はよろしいね。

さて、

今週号の週刊現代、魚住昭の「わき道をゆく」に興味深いことが書いてありましたです。

おぢを含めた集団的自衛権に関する解釈改憲反対派は「米国の戦争に巻き込まれる」と言い、賛成派は「日米同盟を強化しないと北朝鮮や中国に対抗できない」としておる。

魚住さんは「反対論も賛成論も今回の安倍政権がやろうとしていいることが正確に理解できるだろうか」と疑問を呈しておりました。

安倍政権で安全保障問題の主導権を握るのは防衛省ではなく、外務省だという。

なるほど、今回の閣議決定の翌日、北京では日朝政府間協議が開かれ、「拉致問題」について北朝鮮大使と話し合いをしておる。

まるで集団的自衛権行使容認から国民の目をそらせるように、まことによくできたタイミングでござる。

「シナリオはすべて外務省」って感じがしてきます。

さらに日本版NSCを支える国家安全保障局の局長と、安保法制懇の座長はともに外務省事務次官経験者で、首相の有力ブレーンの学者は国連代表部の次席大使にもなった外務省寄りの人だそうな。

外務省は自衛隊の海外活動で日本の評価を高め、国連安保理事会の常任理事国入りを目指しておるそうな。

外務省の思惑は、どうやらここにあるらしい。

やはり湾岸戦争で血を流さなかったこと、同時多発テロで「ショー ザ フラッグ」と言われたことが、外務省をここまで突き進ませたってことらしい。

一方、防衛省は「外務省の道具ではない」と反発してきたのだそうな。

その自衛隊の制服組はというと、今回の閣議決定に賛否両論あるのだそうな。

東京新聞の半田編集委員が4月に書いた本によると「日本が他国の軍隊並みの活動をするのは当然」という賛成派もいれば、「武力を使わない国際貢献に磨きをかけるべきだ」という反対派もいるそうな。

さらには「自衛隊がどう変化するか想像もつかない」という不安の声も複数から出たという。

いずれにせよ、外務省の思惑(国連常任理事国入り)と、安倍総理の思惑が合致して集団的自衛権の行使容認へ踏み出したってことらしい。

半田編集委員によると「霞が関で集団的自衛権を認めろ、というのは外務省だけ」だそうな。

外務省は自衛隊を道具に使ったのは間違いないね。

同じ週刊現代「佐藤優の人間観察」では、その元外務省の官僚である佐藤優さんが、イラク問題に触れておる。

氏は「自民党の政治家は、腹の中では、『近未来に日本が集団的自衛権を行使して、自衛隊を海外に派遣する可能性はない』と事態を甘く見ているようだ」としている。

しかし、佐藤さんは論壇では圧倒的な少数意見だが、と断ったうえで「筆者はISIS(アルカイダ系組織)が油田を含むイラクの一定地域を支配を支配するような事態を防ぐために、近未来に米国が日本に軍事貢献を求めるのではないかと危惧している」としております。

実動部隊として血を流す可能性の出てきた自衛隊だが、内部に賛否両論があり、「どう変化するか想像もつかない」中で、イラクでいきなりアメリカに協力することになる可能性もあるというのだ。

「北朝鮮や中国に対する抑止力」などと言ってる場合ではなさそうだ。

自国の兵隊をイラクに派遣したくない米国が、自衛隊に「火中の栗」を拾わせる可能性はゼロじゃないってこと。

いきなり「イラク行き」ですか???

 


「集団的自衛権」行使容認でどうなるニッポン

2014年07月02日 | Weblog

 

午前5時の気温はプラス18度。いまにも降り出しそうな天気じゃ。

天気予報によると、これから日中にかけて晴れてくるのだそうな。

この先しばらく雨もないようで、北海道の夏らしい日々が続くことになりそうです。

6月の北海道、散々でしたけど、山へ海へと、ようやくいい季節を迎えております。

さて、

「政府は1日夕、首相官邸で臨時閣議を開き、憲法解釈上できないとされてきた集団的自衛権の行使を、限定容認する新たな政府見解を決定した」と読売新聞電子版は伝えております。

安倍政権は今回、自民党政権が戦後一貫して「憲法解釈上できない」としてきたことを、閣議決定だけで変更してしまったわけ。

改憲派の青年将校と呼ばれるなど、自民党内でタカ派と呼ばれた元総理の中曽根康弘ですら否定してきた集団的自衛権の行使容認、あっさり変更されてしまいました。

ようするに「憲法なんぞどうでもいい」と言っておるに等しいわけで、何度も言いますがこれは「革命家」の所業でござる。

法律に基づく民主主義国家では相いれない理屈だ。

どもこもならん。

読売新聞も「新政府見解で、戦後日本の安全保障政策は大きな転換点を迎えた」としておる通り、ニッポンの安全保障政策は大転換いたしました。

集団的自衛権とは「他国を武力で守る」ことでござる。

憲法9条により「戦争放棄」したはずのニッポン国は、これにより他国の戦争に容易に参戦できることになりました。

安倍総理は「中国の軍拡や北朝鮮の核・ミサイル開発などを踏まえ、戦争に巻き込まれないための抑止力強化に狙いがある」としたそうです。

しつこいようですが、集団的自衛権とは「他国を武力で守る」ことでござる。

アメリカを守ったり、韓国を守ったり、そのために自衛隊が海外で戦闘行為をするということ。

「戦争に巻き込まれないための抑止力強化」とは単なる詭弁に過ぎませぬ。

ニッポンが自分の国を守るための「個別的自衛権」は憲法解釈上、これまでもちゃんと認めてるじゃん!! って話だしね。

ですから「戦争に巻き込まれないための抑止力強化」って意味が分からんね。

国民をバカだと思っておるのか???

よくもぬけぬけとそんなことを言えたもんだと呆れます。

どうしても集団的自衛権を行使したいのなら、ちゃんと憲法を改正してからでしょう。

モノには順序ってものがあるのです。

憲法を改正し、ニッポン国民がしっかり「ほかの国を守るための戦争」をする覚悟をしてから、集団的自衛権を行使すべきではないのかね。

これまでのPKO活動でも、自衛隊が堂々と日の丸を掲げて安全だったのは、ニッポンが戦争しない国だったため。

今後、集団的自衛権を行使してアメリカの戦争に参加した場合、その後のPKO活動では「日の丸」は敵になりかねません。

ニッポン人が「相当な覚悟をしなきゃならん事態」が起きないことを願うばかりでござる。