おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

スモッグの時代

2014年07月26日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス17度。曇り空というか、霧が立ち込めておるというのか、いずれにせよスカッとしない天気です。

新聞などによると、煙霧が中国方面から来ておるそうな。

PM2.5の濃度も上昇中だとか。

そういえば、なんだか外の空気、わずかですが煙りのような匂いもいたします。

おぢが中学生のころ、鼻の穴が真っ黒になった当時のスモッグに比べれば、屁みたいなもんですけどね。

昭和30年代の後半、札幌市内は石炭ストーブの煙で空全体がどんよりしており、外の空気も煙の臭いで凄まじいものでした。

家庭から、街の中心部のビルから、暖房用のストーブやボイラーから出る黒い煙が、モクモクと空に向けて上がっておった時代です。

昭和40年代なると、スパイクタイヤが道路のアスファルトを削って巻き上げる粉じんがこれに混じり合い、札幌など都市はとんでもない汚い空気になっておった。

粉じんは洋服の表面にもついて、着ておるのもがざらざらしたので、服をほろってから家に入ったような記憶がありまする。

考えてみれば、もう半世紀も昔のことだ。PM2.5なんて言葉もない時代でしたね。

実態は、今の中国と似たりゴンベかそれ以上。

こと空気に関してはたいそう酷い時代だったのです。

先ほど注意報が札幌と千歳で出たようですが、当時に比べればなんちゅうことないような気がしますけど、外出は避けた方がよろしい。

昔と違っていまは化学物質も飛んでおるもんね。

予報によると、きょうからあすにかけて、ご当地は延々と弱い雨が降るようです。

強い雨だと雨と一緒に地面に落ちていいのかも、ちょいと残念です。

最高気温も今日は24度ってことで、空気はともかく過ごしやすい一日になりそうでござる。

さて、

安倍総理がまたもや外遊でござる。

今度は中南米5か国だそうな。これで就任以来、40数か国目だ。

一番重要な隣国である中国や韓国とは、さっぱり話をしないで中南米って、なんじゃらほい???

おぢにも、自民党・右派の長老、中曽根大勲位もわけわかりませんでしょうな。

ニッポンが戦後から今日まで掲げてきた「善隣友好」の旗を降ろして、革命家の安倍総理はこの国をどうしようというのだろう…

おぢにはチンプンカンプンです。

都知事の升添さんが韓国大統領と会ったそうです。

「日韓関係のこじれは、私が一度行っただけで片づく問題ではなく、あらゆるレベルの交流を積み重ねるしかない」と述べたそうですけど、まことにごもっとも。

話は変わりますが、

NHKニュースによると、北海道日高沖でメタンハイドレートの可能性があるとか。

同じような地質構造は、新潟県の上越沖、秋田・山形の沖合、島根県の隠岐の周辺の海域にもあるそうだ。

古くて、カネまみれで薄汚い上に、国民の安全を脅かす原発再稼動なんかしてる場合ではないだろう経産省は。

メタンハイドレートを急いではどうかね。

地域の電力は独自の中小発電所で賄うのがよろしい。

ご当地なら木質バイオマスや中小の水力発電、太陽光に風力、地熱発電なんかもいいでしょう。

小さな発電会社があちこちで、地域独自の方法で発電するのが理想じゃね。

現在のような巨大電力会社が地域独占で電力を供給するなんて、選択の自由などない社会主義国の所業ござる。

そのためにもまずは発送電の分離だけど、嬉々として進みません。

過日もご紹介した会津電力と、今年6月に発足した「全国ご当地エネルギー協会」の動きに期待するおぢなのでした。

話はまたまた変わりますが、日刊ゲンダイに以下のような表が載っておりました。

ファストフード店など各飲食チェーン店の一覧でござる。どこの国の肉を使っておるか一目瞭然。

安くて旨いけど、「怪しい」とも言るわけで、株なんかと一緒だね。

リスクは自分で背負ってお食べ下さいな、と申しておきましょう。