おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

薪割り終了!!

2014年08月16日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス15度。今日も天候は晴れ。

あたりはすっかり秋の気配でござる。

7月7日からうだうだ、ずるずる作業してきた薪割りが、ようやくきのうで終了いたしました。

あとは後片付けをそそくさとしてお終いでござる。

まともに作業すれば、10日もあれば終わるのでしょうけど、ずるずるだらだらなのだ、じーさんは!!

それでも体力と気力が続く限り、薪割りは続けたいと思っておりますが、否応なしに年齢を重ねるわけで、さて、いつまで続けられることか…

って目標100歳でござる。

スマンね!!

ところで、

きのう注目された安倍総理の「不戦の誓い」は、去年に引き続き今年もありませんでした。

不戦を誓わないということは「戦争します」と世間は受け取る。

そんなことだから、「積極的平和主義」はどうしても「そのうち戦争します」ということになる。

中国にいきがってみせておるつもりか?

困ったお子ちゃま総理でござる。

さらにナベツネの文藝春秋9月号「安倍総理に伝えたいわが体験的靖国論」が、政治権力者は靖国を参拝すべきでないとしておるのに、きのうは玉ぐし料を捧げておる。

ナベツネも舐められたものでござる。

一般国民が靖国神社をお参りするのはお好きにしてよろしいですが、よくわかんないのは右翼と称する皆さんが、靖国神社で「天皇陛下万歳!」と叫ぶ姿。

くどいようですが、A級戦犯が合祀されてからというもの、昭和天皇も今上天皇も靖国神社参拝はしておりません。

天皇家は今の靖国神社を認めておらんのです。

そこで「天皇陛下万歳!」と言われてもねぇ。シクッときませんなぁ、、、

おとといも書きましたが、靖国神社にはいわゆる「賊軍」と呼ばれた会津藩や新撰組などは合祀されておりません。

靖国参拝したくてたまらん安倍総理は、山口県出身ってことで長州藩。

もろ「官軍」なわけで、会津藩で「賊軍」と呼ばれた福島県民の心情、いかばかりか。

加えて原発事故だもねぇ、、、

東南アジア各国を刺激するばかりか、国内を分断しかねない靖国参拝、政治権力者は金輪際、参拝しないのが正しい在り方ではないのかね。

ナベツネが言うように「靖国神社は合祀の基準はあいまいで混乱しており、近代的宗教施設でも歴史的合理性を持つ追悼施設ではない」というのはまさに正論でござる。

千鳥ヶ淵の戦没者御苑を、アメリカのアーリントン墓地のようにするのがよろしいかと思います。

去年12月、アメリカのバイデン副大統領とケリー国務長官が来日した際に、千鳥ヶ淵に献花した事実を想起していただきたいと思いますけど、お坊ちゃま総理にはそんなことは届かないらしい。

どもこもならんね!!


ロビンウイリアムズ

2014年08月15日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス15度。薄曇りのお天気で、穏やかな朝でござる。

きょうは終日こんなお天気のようです。最高気温の予想も26度と涼しいらしい。

つい先ほど、ニャンコにご飯をあげようと外に出たら、寒くてびっくり!!

ご当地ニセコ界隈は、すっかり秋の気配です。

今日は午後から仕事ですが、残りわずかとなった薪割りを午前中に片づけようかしらん。

7月初めからうだうだ、だらだら続けてきた作業も、ようやく終わりを迎えるのです。

週に1回とか2回程度、それも1回1時間程度しか作業してなかったもねぇ。

再来年の冬に焚く薪ですから、どうでもいいようなもんですけど。

ところで、

俳優のロビンウイリアムズさんが亡くなったそうな。この俳優さん、好きでした。

DJ役の「グッドモーニング ベトナム」、おばさんに扮した「ミセス・ダウト」、先生役の「今を生きる」、アンドロイドに扮した「アンドリュー」。

おぢが観たのはそんなところですが、ペーソスのある演技、優しげな人柄、味のある役者さんでした。

自殺だそうで、おぢと同い年、こういうの、参ります。

さて、

きょう8月15日は終戦記念日でござる。

終戦は昭和20年(1945年)ですから今回で69回目でござる。

若い人の中には、ニッポンがアメリカと戦争したことさえ知らない人がいるというから驚きます。

また、安倍総理は昨年の追悼式で、歴代首相が触れてきたアジア諸国への加害と反省を明言しなかった。

さらに「不戦の誓い」との文言も使っておらず、戦没者遺族や戦争体験者から批判の声も上がったという。

「戦争に参加します宣言」とも受け取れる「積極的平和主義」ではどもこもならん。

集団的自衛権行使容認を閣議決定した今年は、どんな発言をするのかまことに興味深い。

きのうに引き続きくどいようですが、文藝春秋9月特別号の「太平洋戦争の真実」、この際当ブログの数少ない読者にもぜひとも読んでいただきたい。

「戦艦大和 戦後作られた最強神話」、そして「永遠のゼロ」も読みましたし「風立ちぬ」も観ましたが、「ゼロ戦は普通の戦闘機だった」も興味深く読みました。

さらに「昭和56年1月『帝国海軍最後の作戦』」はまことに興味深い。

一読をお勧めいたします。

 


ナベツネが靖国参拝を否定

2014年08月14日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス15度。涼しい、曇り空の朝でござる。

昨夜は旧友Tと19歳になる娘がやって来たので、我が家の特製ギョーザと採れ採れのトウキビ、真狩村の義母が蒸してつくった極上の赤飯で歓迎いたしました。

そんなことで、すっかり呑み疲れでござる。

昨夜は恒例、ズンバも行けずじまい。来週もダメみたいで、あれこれ行事が立て込んで、体調管理がママならない盛夏なのでござる。

さて、

「靖国神社は、いわゆる『A級戦犯』が分祀されない限り、国家を代表する政治権力者は公式参拝すべきではない」。

こうのたまったのは、社民党党首でも共産党党首でもございません。

右寄りの象徴ともいえる、読売新聞の主筆で会長の渡邉恒雄さんが文藝春秋9月特別号「安倍首相に伝えたい『わが体験的靖国論』」で述べておる。

理由は全くごもっともな次のことによる。

「ここに祀られるのは官軍だけで賊軍は祀られないとの趣旨で、西郷隆盛や戊辰戦争の賊軍とされた諸藩の戦没者は祀られなかった」

会津藩や新撰組、彰義隊は「賊軍」だという理由で祀られていないのだ。

ただし「会津の松平藩の一部は戦没者として合祀されている」というのを今回初めて知りました。

おぢの知る限り、アメリカの国立墓地である「アーリントン墓地」には、南北戦争で戦った南軍北軍両兵士とも祀られております。

南北戦争、内戦ではありますが双方とも国のために戦ったわけで、国立墓地で両方を祀るというのは当たり前田のクラッカーじゃ。

翻って我がニッポンの靖国神社、政府軍と戦ったいわゆる賊軍を祀っておらんのですよ、変ではないかね?

ナベツネはこうもいう。

「靖国神社は合祀の基準が、このようにあいまいで混乱しており、近代的宗教施設でも歴史的合理性を持つ追悼施設ではない」とは、上記の理由からまことにごもっともでござる。

また、

「A級戦犯の合祀に関しては、松平宮司(靖国神社宮司)の先代の5代・筑波藤麿宮司は『B、C級戦犯は被害者なのでまつるが、A級は戦争責任者』2006年7月20日付日経新聞)といって合祀をためらっていたにもかかわず、松平宮司がほぼ強引にA級戦犯を合祀した。靖国問題が政治問題化し、国際的に拡大する原因になった。ただ、A級戦犯の合祀は、なぜか公表されず、1979年に報道されるまで表沙汰にならなかった」としておる。

そう、A級戦犯の合祀は松平宮司という、旧軍人で自衛隊出身、しかも神職資格もなかった人が、ほぼ独断でA級戦犯を合祀しておる。

合祀の経緯、ムチャクチャでござる。

A級戦犯が合祀されて以降、昭和天皇は靖国参拝を中止しておる。

天皇家はこれ以降、だれも靖国参拝をしていないのです。

面白い逸話がありました。

「中曽根首相は腹心の瀬島龍三氏に頼み、A級戦犯遺族を歴訪し、自発的に分祀を認めるよう説得し、ほぼ分祀に合意ができた。だが最後に東条英機の遺族の猛反対で、瀬島の説得は失敗に終わった」という。

そして中曽根は日中関係に配慮して公式参拝を中止したのだそうな。

ナベツネはこうも言う。

「靖国神社が、昭和戦争(太平洋戦争)を聖戦だとし、そこで散った、すなわち聖戦に貢献した英霊を祀る神社であるという認識は歴史認識上、妥当なものとは思えない。なぜかといえば、あの戦争が、満州進出以後、盧溝橋事件に始まる軍部の無謀な戦争拡大によって大戦争になり、何百万という犠牲者を出した事実は否定できないからだ」とも述べておる。

ニッポン国民は、こと靖国参拝問題に関し、よく知らないままに賛成だ、反対だと言っておるのではないだろか。

いい歳をして読売新聞をいまだ牛耳る怪しいじいさんと思っておりましたナベツネさんですが、こと靖国問題に関しては至極まっとうでござる。

作家野坂昭如さんではないけれど「右も左もぶっ飛ばせ!」と思うおぢ、こと靖国問題についてはナベツネと完全一致しております。

今月号の文藝春秋、「これだけは知っておきたい戦争の真実」はネトウヨから左翼まで必読と思います。

おぢ世代は「戦争を知らない子どもたち」と言われました。

しかし、戦争から復員してきた大人の話も聞いたし、それなりの「事実」も知っておる。

とはいえ敗戦から間もなく70年、歴史は風化してきております。

国民こぞって、しっかり「戦争の真実」を知っておくことが今後のニッポンの行方を決めるうえでも大切と思う、8月14日の朝なのでござる。

写真は我が家で咲き誇るユリの花、その蜜を吸いに来たのでしょうキレイなアゲハチョウじゃ。

 


お盆で大忙し

2014年08月13日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス19度。久々に晴れの穏やかな朝でござる。

ちょっと空気が湿っぽいですけど、清々しい。

きのうも日中は風が強く、台風11号を引きずる天気でしたが、ようやく静かな朝が戻ってまいりました。

ではありますが、きょうはハニーさんの実家の墓参り。

仕事もケツに火が着き始めておって、気合を入れねばなりません。

そんなこんあできょうはチョー手抜き、これでお終い、スマンこってす!!


死刑減少で終身刑導入を

2014年08月12日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス18度。晴れの良い天気ですが、木々が揺れに揺れておりまする。

きょうもまだ風が強いのです。

予報では午後3時ごろまで強い風が吹く気配。

台風11号から変わった温帯低気圧は、まだ日本海でうだうだしておるようで、強風はこの影響なのでしょう。

ご当地のお天気、なかなか回復いたしません。

写真は道庁の池に住むカモたち。先週末、札幌で高校の同期会があり、行ってまいりましたです。

さて、

2009年にスタートした裁判員制度、これに伴って死刑判決が激減していることが分かった。

週刊文春のコラム「宮崎哲弥の時々砲弾」のスクープでござる。

裁判員制度が施行される前の10年間の一審における死刑判決は計122件、年平均約12件だったそうな。

ところが裁判員制度が導入されたこの5年間で死刑判決が出されたのは21件で年平均約4件と激減しておるそうな。

その理由を元裁判官で弁護士の井上薫氏が紐解くとこうなる。

「そもそも判決に基準がありそうでない。株と同じで〝相場〟」なのだそうな。

つまりなぜ株が上がったのか、下がったのかは理屈はつくけど本当のところは分からない。

一般には、検察による「求刑の2割引き」が「判決」と言われてきた。

裁判官と検察官が「阿吽の呼吸で均衡を保ってきた」のだそうな。

ところが市民が裁判に参加することで、その均衡が崩れた。一般市民の裁判員には〝相場〟が通用しないのだ。

どこの裁判だっかた忘れましたけど、検察の求刑よりもかなり重い一審判決が裁判員によって出されたことがあったような気もします。

そんなことから、素人には相場が通用しないので「無罪が増え、99%だった有罪率が落ちてしまったら検察は困る。間違いない事件に絞って死刑判決を抑えている」と先の井上薫氏は解説している。

おぢは死刑制度に反対であると何度も書いてきた。

理由は「冤罪」でござる。人間というのは必ず間違います。極悪人の死刑は納得できるけど、無罪の人が死刑になるのでは困る。

そしてその可能性は、いまも昔も延々とある。だから死刑には反対でござる。

そんな中、東京新聞ネット版によると「死刑廃止議連が活動を再開する」そうな。

「死刑廃止につながるよう仮釈放のない重無期刑(終身刑)の創設を目指す」というからおぢは大賛成でござる。

我がニッポン国では、大方の場合、死刑でなければ無期懲役ってことになっておる。

無期懲役というからいつまでも刑務所に入っておる印象だけど、刑務所内での態度にもよるわけですが、たいていは10年で仮釈放となる。

強盗殺人かなんかで、死刑にはならんかったけど無期懲役の判決となり、10年もしたら出てくるのでは危なくて困る。

だからこそ、現状では、死刑と無期懲役の間に「終身刑」を設けるというのがよろしいと思うのです。

死刑廃止議連は、元警察官僚の衆院議員、亀井静香さんが中心になっておる。

元警察官僚が死刑反対を叫ぶのは、おぢと同じ様にいつの世でも冤罪の可能性が否定できないからだ。

死刑判決が減る中で、終身刑の導入は必須かと思いますけど、どうよそのあたり???


中国猛毒食品

2014年08月11日 | Weblog

 

午前5時の気温はプラス21度。

先ほどまで空は真っ暗で、雲はビュンビュン凄いスピードで流れ、木々もゆらゆら揺れておりました。

深夜に強い風と雨がありましたけど、いまは風も雨も弱まってきて、西の空には明るさも見えてきております。

きょう午前6時45分気象庁発表の台風情報によると、台風11号は奥尻島の西南西約170キロのところにあるそうな。

時速45キロのスピードで北に進んでます。

夕方午後6時には温帯低気圧となるそうな。

どうやら大荒れは峠を越えたようですけど、きょうは外で何かするって話にはなりそうもない。

家でうだうだ過ごすのがよろしいようです。

さて、

NNN(日本テレビ系)がこの週末に行った世論調査によると、安倍内閣の支持率が44.4%と発足後最低となったそうな

これまで最低だった、前の月よりさらに0.8ポイント下落して44.4%。一方、「支持しない」は前月比1.9ポイント増の37.7%だった。

集団的自衛権に関する閣議決定については、「支持する」が31.9%、「支持しない」は前月から5.6ポイント増え、56.0%に上ったという。

比較的内閣支持率が高く出る日テレ・読売系ですら、支持率が落ちてきておるわけだ。

頼みの綱の株価も先週末、ウクライナ情勢などを睨んで大幅下落。

市場の見方はというと「安倍晋三首相は内閣支持率を維持するために株価を重視して政権を運営している」。

なので「公的マネー」による株価下支えへの期待が市場にはあるそうだ。

だけど「株価操作もどき」なんぞで、株価を維持しようという考え方がそもそも姑息だわ。

郵政民営化以前は、政府が郵貯や簡保資金を使って株を買い込んだ。

これはPKO(プライス・キーピング・オペレーション)と揶揄された。

似たりゴンベの手法で、しかも株式市場への政治介入でもあるわけで、真っ当とは思えません。

そんなこんなで安倍政権、そろそろ「終わりの始まり」ってことだろか。

長崎の被爆者に対して、木で鼻をくくったような対応するあたりも、誠実さを感じませんです。

政府も政界も、このお天気同様、どんよりしておって、さっぱり明るい気持ちになれないのでござる。

そこへもってきて、今週号の週刊文春「中国猛毒食品 本誌だけが知る真実」にはゲロゲロしてきましたです。

まずは中国産ヒジキの生産現場にあ然呆然じゃ。

ヒジキを道路に干すというから、そこでまずビックリだけど、これにビニールや菓子パンの袋が絡まっておって、これを素足の従業員が素手で取り除くというから凄い。

「ゴミを取ったら日本に出荷する。時々車がヒジキの上を通ったりするけど、場所がないから仕方がない」そうだ。

まさか「車に轢かれたヒジキ」がニッポンで売られておるとはねぇ、、、

想像を絶するとはこのことだ。

文春によると、猛毒食品の危険度ランキングの1位は落花生で、2位が煎ったピーナッツ。

猛毒のアフラトキシンというカビ毒だそうな。

どうやら「柿ピー」ヤバイです!!

ほかにも冷凍野菜や冷凍イカにタコ、タマネギなどなど。

アサリやハマグリに除草剤というものビックリ。

飲み物はなんといってもウーロン茶で、2013年の違反件数は最多だそうな。

でもって、これら中国食材を大量使用しておるのは、ファストフード各店だ。

マックなどハンバーガーやファミレス、牛丼、居酒屋、回転ずし、スタバにドトールだ。

モスのオニオンフライも中国産とはガッカリ。

それでも、ちゃんと文春に回答しておる企業はまだまし。

「牛角」や「富士そば」は「回答できない」というから、どんなことになっておるものやら、たいした怖い。

外食産業は総じて中国産の肉や魚、野菜を使っておると見た方がよろしい。

尖閣諸島周辺に中国漁船がやって来るのも、工場排水が原因で沿岸部にヘドロがたまり、近海では魚が獲れなくなったためだそうな。

あれこれ記事を読んでいくと、車に轢かれたヒジキ、なんだかたいしたことがないような気にもなってくる。

外食は値段が高くても信頼できるお店で楽しんで、スーパーでは中国産を買わないように目を皿のようにして商品を探さないと「毒菜」に「毒肉」「毒魚」を食わされることになる。

トホホな時代だねぇ、、、


「若者たち」

2014年08月09日 | Weblog

 

午前5時の気温はプラス17度。濃い霧が立ち込めております。

きょうは久々、良い天気になりそうでちょいと嬉しいです。

もっとも明日夕方からは、またまた台風の影響かお天気はよろしくない。

今度の台風は、火曜日早朝には、ご当地直撃のコースを辿りそうで、クラクラしております。

我がニッポン国、お天気も一筋縄ではいかないようなのです。

話は変わりますが、

あの懐かしいテーマソングとともにフジテレビの「若者たち」を「毎週録画」で観ております。

TVで放映されておったのは、記憶が正しければ、おぢが中学生のとき。

ザ・ブロードサードフォーが低音で歌うあの主題歌、当時校内で開かれた合唱コンクールで、おぢのクラスはこの歌を選曲し、歌った記憶がありまする。

ウキペディアには、1966年の放送とありますから48年前のこと。

ほぼ半世紀も昔のことだったのです。

きのうのことはサッパリ覚えていないのに、50年近く昔のことはしっかり覚えているってねぇ、、、

長男役は田中邦衛さんで、長女は佐藤オリエさんでした。

ラマの内容は今も昔も両親のいない貧しい家族が、怒鳴り合い、殴り合いながら暮らすというお話。

昔ならこんな熱い兄弟もいたろうけど、いまはいないでしょう、って話です。

フジテレビの審議委員で作家の林真理子氏は「いつの時代だろうと思うくらい貧しい家が出てきて、不幸のてんこ盛り」「本当に心に残らなくて、最後まで『これが今、ドラマになる意義はなんだろう?』」とコメントしたそうな。

おぢと似たりゴンベの年齢、還暦の林真理子にボロクソ言われておるわけです。

おぢより15歳若いハニーさんは「人とガチンコで関わり合う時代ではないので、そこがいいのかな」「メールで意思疎通を図ることないのもいいのかも」と申しておりました。

なるほど、、、

「古い演出、クサイ演出」が批判の的らしいですが、とにもかくにも若くて豪華な役者さんが熱演する姿がいい。

フジテレビといえば、いまや「アッパラパー番組」に「アッパラパー女子アナ」というイメージですが、この番組は同局の原点を感じさせたりもするのです。

検察庁御用達の「HERO」も楽しく見ておりますけど、不幸のてんこ盛り「若者たち」をホントの「若者たち」にも見てほしい、とも思ったりするおぢなのでした。

ところで、

安倍総理が広島の平和式典で行なったスピーチ、冒頭の3段落が一字一句同じだったそうな。

「六十八年前の朝」が「六十九年前の朝」となり、「せみ時雨が今もしじまを破る」という表現がなくなった以外は同じだそうな。

これまた品性のないスピーチですなぁ。

ネット上で批判を浴びておるそうだ。

原稿を総理本人が書くことはないので事務方の所業だろう。

「総理の心情を忖度すれば、手抜きでいいじゃん!」って考えたわけか?

被爆者団体は「厳粛な慰霊碑の前で前年と同じあいさつをするとは、広島や被爆者、平和を軽視している証左だ。それが底流にあるから集団的自衛権の行使容認を閣議決定したのではないか」と話したそうな。

そう思われても詮無いことでござる。


フリーハグ

2014年08月08日 | Weblog

 

午前7時の気温は18度で、今朝も雨上がり。

きのうは終日雨が降ったり止んだりの涼しい一日でござった。

東京の旧友Tがやって来て、雨の中、夜はデッキでバーベキュー。

昼は美味しいそば屋「いちむら」で店主一押しの「ねぎそば」を久々にいただきました。

この時季人気のいちむらは、昼どき30分も並んで待つ人気。

行列の大嫌いなおぢですが、久々にガマンして並びましたよ。

このそば屋は、いまどき一日300食が昼だけで売り切れるそうです。

おぢとほぼ同世代の店主が毎朝午前3時から、300食を打つのです。

でもって、たいていそばは1食150グラムだそうですが、この店は180グラムと量も多い。

たぶん東京なんかだと、100グラムに満たない量で、ザルでも盛りでも1枚では足りない貧弱さだから、いちむらは大判ぶるまい。

美味しいそばをお腹がいっぱいになるまで食べてほしいという店主の気持ちが嬉しい。

しかも、ここはそばつゆにかけておるコストがハンパない。フツーのそば屋が聞けば、驚くほどコストが高いのに、値段はごくフツーなのだ。

行列のできる人気店の秘密はここにあるのです。

さて、

慰安婦報道で大ウソこいたウンコタレ朝日新聞ですが、ネット版でなんともいい記事を見つけたのです。

日本人の青年が韓国ソウルの街頭に立ち、街行く人とハグする動画でござる。

http://www.asahi.com/articles/ASG872R4YG87UTIL005.html

最近涙腺が弱ってきたおぢ、この動画を見ておったら、なんだかウルウルしてまいりました。

なんちゅうことのないニッポン青年の行動ですが、こういう積み重ねこそ、日韓に横たわる諸問題、その解決の糸口になるのではないかと期待もしたくなるのでした。

ニッポンの若者、なんかいい。

心がほんわかしてきます。

こういう心温まる人の動きに連動するかのように、「ヘイトスピーチに法規制を」と升添都知事が安倍総理に申し入れたそうな

総理もこれに応じて「人権に対する挑戦。2020年五輪を控えた東京でまかり通るのは恥ずかしい」と述べたそうで、まことにけっこうでござる。

ま、集団的自衛権行使容認の閣議決定を支持しない若者が69.7%いるわけで、有権者の2%という右派の皆さんばかりにベンチャラしておる場合ではないと考えたか?

いずれにせよ、ヘイトスピーチみたいな品性下劣な行為や行動を、即刻止めさせるのが「大人の国家」というもんでござる。

また、最悪の日韓関係といわれる中、韓国のシンクタンクと日本のNPOが「日韓未来対話」という催しを7月に開催したそうな。

話し合いの中で、突破口となる可能性を秘めた2つのポイントがあったというから、なんだか嬉しくなるのです。

http://diamond.jp/articles/-/57247

日韓共同世論調査によると「あの国は嫌い、でも実際にはよく知らない――」ということだそうな。

そして「私たちは非難ばかりしている」では、先に進まない。

血を流さないために、いくら知恵を出したところで、誰も傷つきません。

おぢはそういうのが、よろしいと思いますです、ハイ!!

 


朝日が慰安婦報道を訂正

2014年08月07日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度。雨上がりの朝でござる。昨夜もけっこうな雨でした。

きょうも一日雨の予報で、最高気温は23度と涼しいことになってます。

北海道の夏、こんなもんです。

きのうでしたか、道内民放局のニュースで、本州から涼しい釧路に長期滞在する高齢者が増えておると放送しておりました。

その滞在期間、なんと1か月近いというからビックリです。

花粉ゼロの涼しい釧路、そこのマンスリーマンションで過ごすのだそうな。

ご当地スーパーでも本州方面からやって来たとみられるお年寄り夫婦を見かけることが多くなりました。

こちらは高級コンドミニアムでの長期滞在。冬に比べればディスカウント価格で滞在できるとか。

来ておる皆さん、服装がやっぱおしゃれというか、少し違うのです。

この時季というのに、長そでを着ておったりするわけ。しかも「シマムラ」ではない感じ。

夏の本州、暑くてどもこもならんので、そこそこおカネのある皆さんは逃げてきたってことだ。

放送によると、スーパーなどで買い物する金額が、地元の人より高額だそうで、そのため経済効果も大きいとか。

印象的だったのは「旅行に来ているのではなくて、こちらで普通に生活しているのです」と答えたこと。

亜熱帯並みの本州を逃れて、北海道で1か月生活するというあたりは、これまでの「避暑」とは大きく違うような気もします。

いずれにせよ、本州の高齢者が「夏の間は涼しい北海道で長期滞在する」というのは新しいトレンドかもしれません。

過疎化とか、人口減がズンズン進む北海道にとっては、大歓迎のお客さんでござる。

さて、

従軍慰安婦問題で、朝日新聞がその報道について、5日に誤りを認めたそうな。

韓国・済州島で慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏の証言が、大ウソだったと訂正したのです。

この記事が出たのは、1982年9月というからかなり古い。

それが独り歩きし、日韓問題をこじらせたりしてきたわけで、朝日新聞の罪は相当重い。

ようするにこの吉田さんという方が「済州島で200人の若い朝鮮人女性を『狩り出した』」という話を、ウラを取らずに掲載した。

実際それが真っ赤なウソだったという話だから、始末に悪い。

読売新聞によると朝日はこれを「確認できただけで計16回にわたって、吉田氏について記事にした」そうだから、そりゃ信じる人もハンパない数だ。

さらにこれが国際的にも独り歩きした。

読売によると「朝日新聞の報道におけるもう一つの重大な問題は、慰安婦と『女子挺身隊』との混同である」だそうな。

朝日は「女子挺身隊は、戦時下で女性を軍需工場などに動員した『女子勤労挺身隊』を指し、慰安婦とはまったく別」と、初めて誤りを認めたのだそうな。

「旧日本軍が朝鮮人女性を狩り出して従軍慰安婦に仕立てた」ことになってしまっておるわけで、これは取り返しがつかないことになっておる。

ネトウヨの皆さんから「自虐的」といわれる所以でござる。

とはいえ、旧日本軍を含めて、「軍隊」が戦場で品行方正だったなどということもありえない。

読売新聞も「フィリピンやインドネシアなども含め、戦時中に多数の女性の名誉と尊厳が傷つけられる行為があったことは確かである。政府・軍の強制連行はなくとも、現在の人権感覚では、許されないこともあっただろう」としておる。

いずれにせよ、従軍慰安婦問題に関する誤った情報が、韓国によって、いまも世界にばら撒かれておるってことがヤバイ。

朝日新聞、この始末どうつける???


「古い人間だから、女は下」だと!!

2014年08月06日 | Weblog

 

午前5時の気温はプラス21度。雨上がりの静かな朝でござる。

曇り空ですが、西の空が明るくなってきておりますゆえ、今日は晴れるのかしらん。

と思って天気予報を確認すると、終日曇りの天気でござる。

最高気温も29度まで上昇するそうで、日差しはないものの真夏が復活じゃ。

写真は人気の「ハムケツ」のパクり「ネコケツ」でござる。

さっぱり癒されませんね。

スマンこってす!!

さて、

理研の笹井芳樹副センター長が自殺だそうな。

英国の科学誌ネイチャーも、「これは悲劇だ」とする同誌編集主幹の声明を発表したそうな。

世界的にも優秀な人材が失われたわけで、なんとも残念でござる。

とはいえ、超の付くエリートでしたから、たぶん挫折経験など、これまでなかったんだろ。

この間のバッシングに耐えられるほど、強じんな精神力がなかったということでしょうかね。

師弟関係にあったとされる小保方さん、いかがな心境か?

小保方さんに宛てた遺書には「STAP細胞を必ず再現してください」という趣旨が書かれてあったそうですけど、そんなことできるのかねぇ。

実験結果もしっかりノートに記録していなかった杜撰な研究だったわけで、優秀なエリートが「甘えた」の若いねーちゃんの術中に、すっかりはまっちゃったような気がします。

いずれにせよ、理研、大ピンチでござる。

な~んてことを、ネットであちこちしておったら「美人過ぎるバレーボール選手が世界で人気」なんてところに突然ぶち当たってしまって、これまた驚いた。

カザフスタンのバレーボール選手「サビーナ・アルティンベコフ」さん、メンコイおねーちゃんでござる。

手足も長いし、スタイル抜群、バレーボールなんぞにはサッパリ興味も関心もなかったし、股間に充実感もなくなったじーさんですけど、サビーナさんは観てみたい。お願いしたい!!

などと不謹慎な目で見ておったら、こんなビックリ仰天の記事も見つけました。

三重県で行われた女性の社会参画について話す「みえ女性活躍推進連携会議」の初会合のことだ。

事務局側は「女性の管理職の比率や職域拡大、再就職した女性の積極登用」などを求める案を出したそうな。

ところがギッチョン、組合の右代表である連合の会長は「男性管理職に早く出ていけという感じになる」とか。

農協の会長は「アメリカの大学で少数民族枠を設けたらレベルが落ちた」と女性と少数民族を一緒にしたり。

果ては漁連の会長「古い人間だから、女は下」と発言したそうな。

もうこのあたりになると、完全にセクハラでしょう。

三重県、呆れました。こんなこと言っておる「お子ちゃま国家」だから困る。

なにがなんでも女性管理職の職域拡大や比率の拡大をしないとニッポンは変わらないと思うけど。

それにしてもですが、西でメンコイねーちゃんに振り回されて自殺するエリートがいれば、異国では美人過ぎて、監督から「競技の邪魔」扱いされる女性がいたりする。

でもって、「女は下」の古色蒼然としたじーさんが漁連会長だ。

人間の世の中、一筋縄ではいきませんなぁ、、、

 


集団的自衛権「若者の反対」69.7%

2014年08月05日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス22度。

雨がジャンジャン降ってます。

強くなったり、弱くなったりで、いつぞやのバケツをひっくり返したような豪雨が延々続くわけではなさそうだ。

ホッといたします。

予報によると、ご当地は「夕方にかけて断続的に激しい雨が降る」そうで「落雷や竜巻」の危険もあるそうだ。

きょうは家の中でじっとしておるのが賢明なようでござる。

って書いて、少し考えたら、スーパーで買い物する予定がありました。物忘れ、着実に進行中でござる。

こういう悪天候の日の外出は、傘ではなくて、カッパが必須だ。

山暮らしの我が家では、冬を除く3シーズン、雨だ風だといえばすぐにカッパを着用いたします。

あっ! 真冬も厚着してカッパ着ることがあるわ、軽くて着やすいもねぇ。

ここ20年近くは、例の蒸れたりしないゴアテックスのモノを使っておって、たいした重宝しております。

本州方面の台風の映像を見ておると、取材しておるアナウンサーなり記者はしっかりカッパを着ておりますが、一般市民は壊れた傘持って、ずぶ濡れだったり。

本州なんか、すっかり亜熱帯と化したおるわけで、年に何度もとんでもない豪雨があったりする。

ゴアのカッパは必要だと思うけど、持ってるお方はずいぶんと少ないような。

雨の日のゴルフだって、カッパがあれば快適なような気もします。

通勤、通学だって、傘と違って両手が空くので便利。ジジババは転倒防止にもよろしい。

雨の日の散歩だって、強風だって、傘さすよりは苦にならないわけで、カッパは年々厳しさを増すニッポンの気候にチョーお勧めなのでござる。

ついでながら長靴も必須ですんで、そこんとこヨロピクね。

さて、

共同通信社が2、3日に行った世論調査によると、集団的自衛権について「20~30代の若者の反対」が69.7%もあるのだという。

若年層でも女性は、反対が76・8%で男性の62・7%より多い。中年層は賛成34・1%、反対57・5%で高年層の賛成34・2%、反対55・2%とほぼ同じ傾向だったという。

ま、当然の結果でござる。

他国の戦争に行くことになる集団的自衛権行使なんぞ、いまのニッポンでは到底理解されると思えません。

健全です、ニッポン国。

原発再稼働に反対は57・3%で、賛成の34・8%を上回っっておるとか。

これまた当然の結果と申せます。

過日モーニングバード「そもそも総研」で紹介しておった下川町を例にとるまでもなく、森林大国ニッポンでは、自前のエネルギーである木くずを燃やして発電が可能なのです。

しかも林業は活性化し、地域の仕事も人口も増える。

カネまみれで、麻薬みたいな原発とは大違いでござる。

朝日新聞ネット版に連載中の関電元副社長の証言はまことに貴重だ。

若手議員にも盆と暮れに「はい、どうぞ」と100万円だそうな。

そして政治献金は、じわじわ効く漢方薬だという。

こうした歴史的証言は、この際、読者の皆さんにもしっかり読んでいただきたいね。

原発が無くなるとニッポン経済が危ういとか、きれいごとを言ってますけど、こうやってカネまみれのドロドロ状態で培われてきたのが原発政策の実態だ。

木くずで小さな町の電気を全て賄い、雇用を増やす方が、よっぽどニッポン国の利益になるのではないのかね。

ニッポンのエネルギー政策、根本が間違っておるような気がしますけど、どうよそのあたり???

 


100倍返しのイスラエル

2014年08月04日 | Weblog

 

午前9時の気温はプラス25度。朝方はスッキリ晴れていましたが、いまは曇りの天気

きょうは台風12号から変わった熱帯低気圧の影響か、午後から雨の予報です。

そんなことで、外に放置してあるあれやこれやを片付けるなど、朝から雨に備えておりました。

台風12号は温帯低気圧になりましたが、次に11号が迫っておるとか。

九州、沖縄、四国方面の皆さんは注意が必要だそうです。

夏台風、次々やってきますなぁ、北海道はいまんとこ大きな影響がないわけですが、この先はどうだろ???

さて、

パレスチナに進攻しているイスラエル軍によって、これまでにパレスチナ人1810人が殺されておる。

一方、イスラエル側の死者は兵隊と市民併せて67人だそうな。

イスラエル側が「自衛」というには「やりすぎ」というのが国際世論だ。

しかも避難所となっておる学校なんかを狙い撃ちしているわけで、子どもが多数犠牲になっておって、あちこちから非難を浴びておる。

山田厚史さんによると、イスラエルは1人殺されたら100人殺す「殺戮100倍返し」なのだそうな。

今回おぢが震え上がったのは、7月9日にハマスがイスラエルの原子力施設をロケット攻撃したことだ。

イスラエル南部の都市ディモナは、ハマスの拠点があるガザ地区から80キロのところにあり、ここに原子炉1基がある。

ハマスはここを3発のロケットで攻撃したという。

幸い原子炉は無事ですけどね。

イスラエルはかつて、イラクの原子炉が稼働する前に空爆して破壊したことがある。

だけど、稼働中の原子炉が攻撃されたというのは聞いたことがない。

ロケット弾が当たっておれば、広範囲に放射能汚染が広がる恐れがあった。

とはいえ、100倍返しで殺されたパレスチナ側が、さらなる報復のため、今後もイスラエルの原子炉を狙う可能性は十分にある。

パレスチナ側にとって、もっとも効果的な戦術であることは間違いない。

集団的自衛権の行使により、もしニッポンが「他人のケンカを買いに行く」ことになれば、我がニッポン国の原発も敵のターゲットってことだ。

再稼動するから危険なだけでなく、存在するだけで危険ってことだ。

なんだか、怖い世の中になってきました、、、

 


「集団的自衛権」は他人のケンカを買いに行くこと

2014年08月03日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス17度。

あたりは朝霧に覆われて、視界不良でござる。

きょうも暑くなるんだろなぁ、、、

さて、

元経企庁長官でご尊敬申し上げる田中秀征さんの政権ウォッチ「自衛隊の不安と戸惑いをどうすべきか」にフムフムいたしました。

集団的自衛権行使に反対する余命1年の元自衛官はこう申しておるそうな。

「『自衛隊の仕事は日本を守ること。見も知らぬ国に行って殺し殺されるのが仕事なわけがない』と怒る。一方で彼は、『自衛官は命をかけて国民をしっかり守ります。安心してください』と誇らしく語っている」という。

田中さんは「『集団的自衛権は他人のけんかを買いに行くこと』という彼の認識は正しい」としておる。

集団的自衛権行使容認のポイントはそこだ。

ニッポンに直接関係のない戦争に、有無を言わせず加担させられるってこと。

見知らぬ国で殺し殺されるなんて自衛隊の「仕事ではない」というのは大いに納得できる。

田中さんはこうも言う。

「私は当初から本欄で、集団的自衛権の行使容認が、逆に日本の防衛力を弱める可能性が強いことを指摘してきた。狼の群れはときに羊の群れにかなわないこともある。それは大義と士気(覚悟)、それに結束力で著しく劣る場合だ。ベトナム戦争はその好例だろう」。

自衛隊員は、もちろん国を守る覚悟はあるでしょう。

だけど、アメリカ人にとってのベトナム戦争のように「大義なき戦争」に参加なせられるのでは、士気は衰え、えん戦気分も膨れる。

だから防衛力を弱めると田中さんは言うのだ。

そしてこう締めくくる。

「集団的自衛権の行使によって、反日ばかりか反米の容赦ない矛先もこの日本に向いてくる。テロに無防備な日本は絶好の標的になるに違いない」。

怖いのはまさにそこ!!

これまでは安心して世界のあちこちを旅行できたニッポン人ですけど、アメリカと一緒に戦争することになれば、ニッポン人もアメリカ人と同様にテロのターゲット。

海外旅行、チョーヤバイです。

ですからそうなる前に、余命1年の元自衛官の泥憲和(どろ・かずのり)さんの命を懸けたガンバリとその活動をおぢも応援いたします。

ガンバレ泥さん!!

 


東電黒字で北電赤字の謎?

2014年08月02日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス17度。

外は涼しいのですが、家の中はムッとしております。

室温は25度ですが湿度が70%近いのです。

今日も晴れの一日で、日中は30度前後と暑い夏の一日になりそうです。

きょうは午後からしっかり仕事いたしますゆえ、暑さに負けずガンバリます!!

さて、

朝日新聞ネット版によると、原発ゼロでも電力6社が黒字だそうな。

東電は給与カットや調達費の見直しなどで、経費を1兆5680億円削ったことが大きいそうで、4年ぶりの黒字。

昨年末からは千葉県や茨城県でガス火力発電所が順次運転を始めており、燃料費を110億円減らすことができたという。

一方、赤字の4社は原発への依存度が高かった。

悪いけど、黒字の6社は、とっくに「脱原発」しておって、結果として黒字ってこと。

原発に依存したまま、なんの手当もせずに再稼動に突っ走っておる4社は赤字ってことだ。

経営努力などないに等しいわけで、こういう電力会社はトットと破たん処理して、出直した方がよろしい。

ガス火力発電を取り入れて燃料費が110億円減った東電の例を見るまでもなく、この間、何してたんだ北電は!!

原発依存体質を改善しようとせずに、3.11以前と同様の経営を延々続けて赤字になったわけだ。

甘い経営見通しのツケを、値上げに転嫁されてもねぇ~

目先のきく経営者なら、福島第一原発の事故があって、そこからただちに別の発電方法を模索、計画だけでも立てておく。

さすればとっくに安価な値段で発電が出来たのでないのか?

結果的に北電の経営者は、経産省の「指示待ち」しながら、ただただボーッとしておった。

止まっておる「泊」に頼った結果であって、赤字の原因は経営者の見通しの甘さ以外にない。

まともな経営者なら「最悪を想定」し、このまま原発が「もう稼働できない」ことだって、想定する。

そしたら当然のことながら、原発に代わる発電も次善の策として考える。

こうなると「従業員は悪くないんです。悪いのは経営者です!」ってのたまった山一証券を思い出したりもいたします。

無能経営者のツケを払わされる北海道民や従業員の身にもなってほしいもんだ。

日本一高額な電気代がさらに高くなるのではどもこもならん、いい加減にせんかい、二千回!!

などと思う土曜日の朝でござる。

 


北電値上げと電力で自立する下川町

2014年08月01日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス17度。

晴れておりますが、霧が立ち込めておる。

きょうも日中は30度前後と暑くなるんだろなぁ、、、

もっとも、北海道のことですから夕方にはスーッと涼しくなる。

暑がりで寒がりのおぢは、けっこう往生しております。

とはいえ、ニッポン列島は夏真っ盛り!!

夏休みの子どもたちは元気に飛び回っておるのでしょう。

そんな中ですけど、おぢはきょう、うだうだ、だらだらと薪割り作業をすることにいたします。

さて、

北電が電気料金の値上げ申請だそうな。

値上げ率は平均で17.1%というから穏やかでない。

理由は電力の4割を占める泊原発が止まって、火力発電の燃料費が膨らんだためと会社側は説明しておるそうな。

そんなことで、2014年3月期の純損失は629億円と、3期連続で赤字だそうな。

このため日本投資銀行から500億円の資本支援を受けておる。

この際、はっきり申しましょう。

原発に頼り切りで、経営努力を怠ったための3期連続赤字でござる。

電力会社をちゃんと経営できない北電は、元経産官僚の古賀茂明さんが申しているように、日本航空同様しっかり破たん処理すべきでござる。

この申請が認められれば、そもそも日本一高い北電の電気料金は、突出して高いことになる。

「赤字だから値上げ」では、この際、経営者なんぞは不要だと申しておきましょう。

そんな中で、きのうのTV朝日モーニングバードのそもそも総研「たまペディア」が、木質バイオマス(木くず)で町内の電気を賄い、電力自由化後は、町外に北電より安い値段で電気を売るという、北海道下川町の取り組みを紹介しておりましたです。

さっぱり知りませんでしたけど、まずは、2016年4月から「電力自由化」が実施されることが、7月30日に開かれた電力制度改革を検討する経済産業省の有識者会議で了承されたそうな。

こういうことこそ、しっかり報道してほしいけど、メディアはなにしてんだろ?

これにより、これまで北海道民は「日本一高い」北電の電気しか買うことができませんでしたけど、過日書きました福島県の会津電力の電気や、これから紹介する下川町の電気を買うことが可能になるのです。

「原発による電気は嫌だ」と思ったら、自然エネルギーで発電する電力会社の電気が買えるようになるのです。

社会主義国のように、あそこからしか買えない、ここしか買えない電気ではなく、あっちでもこっちでも、気に入った電気を自由に買うことができる時代が、ようやく我がニッポン国にもやってくるのです。

まことに遅いのではありますが、こと電気に関してはようやく世界常識に一歩近づいたのでした。

でもって、下川町の取り組みですが、地元の必要電力2000キロワットを、木くずを燃やして賄うのだそうな。

原料となる木材は主に町有林、木を切って、育ててというのを60年サイクルで続けると、まさに持続可能な形になるのだそうな。

基本的なことですが、木材そのものを燃やすわけではありません。あくまで木の根っことか、枝や木の皮など「木質バイオマス」と呼ばれる木くずが原料です。

ですから林業が盛んなことが、この発電の重要なポイント。っていうか、林業を盛んにすると、自然と木質バイオマスが増えて、発電が可能になるといった方がよいかもしれません。

(1)燃料は木くずですから、そもそも安い。しかも樹木が育つまでにCO2を大量に吸い込んでますからこれを燃やしても、(2)CO2は±ゼロ。

さらに林業が盛んになりますから、(3)雇用が生まれます。そう、過日観た映画「GOOD JOB」の世界です。

そしてなによりも、(4)ニッポン国自前のエネルギーですから、国際情勢にまったく左右されません。

なんとも優れた発電ではないですか。

まちおこしにも直結しますから過疎化にも歯止めがかかり、売電しますからカネも儲かる。

下川町の取り組みは、ニッポンの山間部にある町村のビジネスモデルでござる。

また造材業者にとっても、捨てていた木くずを原料にして、発電に乗り出すビジネスチャンスでもあるのです

林業の盛んなご当地、羊蹄山麓にとっても、チャンスだと思う。

そして、なんといっても我がニッポン国は、国土の75%が森林じゃ。

そもそも総研によると、ニッポンの40%の町村が、このシステムを導入できるというのです。

林業を活発にして、森を再生し、しっかり活用するのです。

森林大国のニッポンは、こうした意味で資源大国でもあるのです。

安くて、CO2ゼロで、雇用が生まれ、国際情勢に左右されない発電が、身近にあるのです。

ここに目をつけないでどうするって話なのだ!!

カネまみれ、利権まみれの薄汚い原発に頼っていて、地域は活性化しますかね?

番組では、下川町の役場職員が木くずなど地元資源を「いい形でしゃぶりつくす」と申しておりました。

「下川モデル」を全国に広めて、ニッポンを元気にしようじゃないですか!!

そんなこんなで、2016年の電力自由化へ向け、明るい兆しが見えてきております。

ウンコタレの北電は、見当違いの値上げだそうですけど、下川町の話で、なんだか嬉しくなってきませんか?

値段の高い電気は買わないで済む時代が、すぐそこに来ておりますぞ!!