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柿本人麻呂の和歌

2011-07-17 07:00:55 | Weblog
万葉集を読むことはできないが博学が読み下したものを読むの面白い、万葉仮名や漢字を読み解く作業はあたかもミステリーである。いわく
「柿本朝臣人麻呂の筑紫の国に下りし時、海路にて作れる歌2首
名くはしき稲見の海の沖つ波千重に隠りぬ大和島根は」
を見る。
詠み人人麻呂は稲見の海の上(明石大門を出はずれたところ)にいる、住まい地そして都の大和を遠望しているが「沖つ波ガ千重デアルヨウニ、千重ニ隠れタ」と歌う。そして「思慕が『大和島根』一点にしぼられていくのである」。
この歌を中西進は「一首の美しさは、つつましさのそれであった」と解釈、評している。
中西進・「柿本人麻呂」講談社学術文庫より
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