nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

ケアマネジャーに笑顔をもたらす会社です
https://nikkourei.jimdo.com

山本一力「だいこん」にみる商売の基本

2011-08-21 16:37:50 | Weblog
誰だって安く仕入れて高く売りたい、利幅を稼ぎたい。
「いわしはつばさが総ざらいすると言って、若い衆は豊島屋の注文を断った。
『いやな客だが、残り物を買ってくれるんで邪険にはできねえ。ごめんよ、勝手につばきさんの名を出してさあ』」
安く買い叩くにしても相手の立場になって値切るの、買ってやるからと安くしろというのでは、売る方の気持ちは違う。長い付き合いならなおのこと相手にとってもいい思いでなければ何かの時に助けてくれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山本一力「だいこん」

2011-08-20 21:56:05 | Weblog
小説の題名としてはなんとも妙、これで江戸時代の一膳飯屋の女主人「つばき」が主人公。商売のエッセンスが溢れている、いわく「商いを始めようてえやつは、だれでもが夢中になってて、ものがみえなくなってるもんだ。ところが醒めているおれには、岡目八目、急所がめえる」、いまならビジネスプランを作っただけで事業がうまく行くと思えるのと一緒、だからビジネスプランを誰かに見てもらい意見を聞くほうがいい。できればビジネスプランのコンテストなどに応募して厳しい評価をもらうことが事業の成功に結びつく。それでも新規の事業はプラン通りにはいかないもの、どれだけ知恵と勇気を出せるか、これが成功への道ではないかと思う。
SBIインベステメット主催のビジネスプランコンテストで優秀賞を受賞したが、それだけで事業が成功しない、いままさに知恵を絞りに絞って何とか形にしようとしている最中ですから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平岩弓枝「浮かれ黄蝶」

2011-08-20 00:08:37 | Weblog
読了。小説は読んで面白いから読むのだろうが、そのなかには感銘を受けることがあったり考えさせられえるエピソードがあったり知識として役立つこともあったりで、読む側の姿勢や読解力で小説の持つ有り様が違ってくる。
たとえば立場が人をつくるという例をこの平岩弓枝の「御宿かわせみ」シリーズでは随所に見ることができる。
たとえば「清水屋の人々」の章、冒頭のシーンには、「かわせみ」の女主人るいが帰ってきたが「そのるいは一ではなかった。
髪も着ているものも、すっかり濡れそぼった女を支えるようにして入ってくると、
『番頭さん、お吉を呼んで下さい』
るいから受け取った風呂敷包と傘を手に後に続いた嘉助にいいつける。
嘉助が心得て台所へとんで行き、るいは漸く東吾に気がついた」と。シリーズのはじめの頃のるいは東吾に恋する年増だったがいまでは女主人として使用人に差配をするまでに成長した姿を描いている。
人は役割や地位によって作られる、その立場にふさわしい人間にと成長することを教えてくれる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケアマネジャーのあり方への議論

2011-08-19 21:04:56 | 経営
続いて「介護支援専門員のあり方」とは専任とか兼任とか常勤とか非常勤という勤務状態でケアマネジメントの内容に違いあるのか、とか、これは雇用形態に着目した議論。いま1つは雇用している側つまり事業所の形態にも議論が及ぶかどうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケアまねじゃーの質の向上ってなんだ

2011-08-18 20:59:17 | 経営
「自立支援型のケアマネジメントへの転換を図るため、ケアマネジメントの実態を踏まえ、介護支援専門員の質の向上やあり方について検討すべきではないか」という論点について考えています。次に「介護支援専門員の質の向上」を今以上に図ることが必要なのかと思う。しかし生涯にわたる研修制度を整備したにもかかわらずその実をあげていないとしたならばなぜ効果が上がらないのかという検証は必要と言える。1つ思うことは研修内容に問題が介在していないか、担当の講師に起因するのではないか、ということは検証されてしかるべきと思う。公式な研修制度にもの拘わらず講師に係わる要件は不問になっているのではないか、講師に関するなんらかの方策が検討されるかもしれない。
次は「あり方」について考えてみたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケアマネジメントの実態を踏まえて

2011-08-17 21:11:52 | 経営
引き続き提出資料から、「ケアマネジメントの実態を踏まえ、介護支援専門員の質の向上やあり方について検討する」という。ここでも従来は介護支援専門員の質の向上を検討するという言い方であったのが「ケアマネジメントの実態を踏まえ」た議論を行うという。さらに介護支援専門員のあり方も検討するという。この2点が大きく違う。
まず、ケアマネジャーは本当に給付管理の業務だけをやっているのか、それとも自立支援に向けたケアマネジメントを提供しているのか、その実態を明らかにし、その上で自立支援に資する業務に対しての対価を検討しようということと理解する。







 ・。    ・。                                 。・  ・。
。 。・ ☆☆彡。・ ケアマネジメントに寄与するケアマネ経営研究会・。☆ミ・☆
。・
          http://caremanager.jimdo.com

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自立支援型ケアマネジメントに転換すると宣言した

2011-08-16 17:02:37 | 経営
第78回8月10日介護給付費分科会提出資料の内、重要として扱う資料と無視してよい資料について明らかにした。
これから重要として扱う資料、特に事業に直結する「主な論点」について考える。ますは事業に直接影響するケアマネジメント、8項目に扱われている。その全文は
「自立支援型のケアマネジメントへの転換を図るため、ケアマネジメントの実態を踏まえ、介護支援専門員の質の向上やあり方について検討すべきではないか」と。
いままケアマネジメントの業務には給付管理の業務や生活支援業務そしてここでいう自立支援業務があるがいままで多くのケアマネジャーが行なってきた業務は給付管理業務であったが、それを自立支援の業務を行うように転換を図るとまず宣言している。厚生労働省はここで大きく舵を切ったことになる。制度発足10年が経過してケアマネジメントは行なっていればいいということではなく、その業務内容を明らかにして、ケアマネジャーとしてはどこをやればいいか、どこをやって欲しいかというメッセージが発せられた。このメッセージを間違いなく受けとらないとケアマネジャーは制度から消滅するかもしれない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

介護給付費について重要な資料提出

2011-08-15 21:27:06 | 経営
第78回介護給付費分科会に提出された資料は地区区分の見直し、税と社会保障の一体改革、主な論点そして施設入所待機者調査の4点。地区区分見直しは同意したようなので議論の余地はない。
税と社会保証の一体化改革は政府与党の合意はあるものの国会承認にいたらず、まして内閣総辞職が日程に上がり政府与党の人事が変わるのでこの改革で議論することは無意味な行為となる。
施設入居待機者の調査報告はそのまま受けるとして問題はなぜこの調査報告を提出したかにある。1つは施設希望者が多くて施設が足りないと言われていたが実はそれほどではなく施設整備は行わなくてもよいのではないか、という投げかけであろう。この報告の結論は「入所が必要と考える」数と「すぐにでも必要」と考える人をもとにした推論であって入居を希望する数には変わりがないことは言うまでもない。むしろ議論されるべきは「入所街の構造」にある。ここには「必要性の低い者や入所の意向が高くない者もある」「医療などで受け入れが制限されるものの存在」そして情報管理の不備によって不正確な数になっていることである。ここに目を向けないと議論を過つことになる。
次に重要なのは「主な論点」でここについて触れている人が少ない、というより居ないが、いくつか将来に向けて重要な論点が隠されている。
まづ、新サービスの介護報酬を考えるということ、リハビリや予防も触れている。次に関心を持つのが特別養護老人ホームの医療提供とケアマネジャーのあり方を取り上げることにある。さらにケアマネジメントでは「自立援助型のケアマネジメントに転換を図る」という。これに注目しなければならない、看過したら大変なことになる文章と言える。あわせてサービス事業所のレセプトデータと介護認定のデータと突合することを考えるとはどのようなことが招来するか注目せざるを得ない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平岩弓枝「浮かれ黄蝶」

2011-08-14 16:41:51 | Weblog
幕末から明治にかけての庶民の生活を主に事件を絡めて描いている大河小説ともいうべき御宿「かわせみ」、巻を重ねるごとに登場人物も作者も歳を経る。この「浮かれ黄蝶」では宿の女主人るいは神林東吾との間に子供をもうけている。
この小説は歴史上有名な人物ちか事件を中心した物語ではないが長い時間を描いているので幕末という時代小説しかも大河小説に匹敵する。
作者は高齢に関心があるのか、幕末にも拘わらずボケとかを描写することがある。「猫と小判」では
「『ぼけちまった人間を治す薬ってのはないもんでございましょうねえ』
『年をとってぼけた者の治療法か』
「へえ」
『そいつはあんまり聞かねえが』」という会話を入れているなど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

過疎地にコンビニ開店、これが地域包括ケアシステム

2011-08-13 23:20:22 | 経営
「買い物弱者」救え 官民連携で過疎地にコンビニが初出店(産経新聞) - goo ニュース
これが地域包括ケアシステムの1つの姿と言える。こうした取り組みも考え第5期介護保険事業計画を策定して欲しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の美術館名品展