心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

空腹の看守

2024年11月12日 | 雑感・愚見

 

アメリカのニューメキシコ州の刑務所で

ある女性が受刑者の男に

ヘロインを隠した食品を差し入れました。

 

ところが空腹だった看守が、

それをつまみ食いをしたことで企みが発覚しました。

 

 

ある女性が受刑者の男に差し入れた食品の中に

ヘロインが隠されていた。

そして、それを看守が食べてしまった。

 

どちらもアメリカなら有りそうな気もしますが

さすがにどうかと思って少し調べてみた所、

上の記事を発見することが出来ませんでしたが、

似たような記事を発見。

 

 

アメリカ税関国境警備局

メキシコシティからケネディ国際空港に到着した

アメリカ市民のソリアーノ容疑者を

ヘロイン約4.4㎏を鶏の丸焼き風の包装紙に隠して

密輸しようとしたとして逮捕した。

 

この特に珍しくもない密輸事件の記事の内容を

少し弄ると最初の面白い事件の記事に

変身させることが出来ます。

 

最初の記事は、出所不明のネット記事ではなくて

大きな会社が発信した情報なのですが

仮に少し弄って面白い記事にしたとするなら

それはもうゴシップ記事の範疇を越えて

捏造、偽造、創作の類になるかと思います。

 

情報発信が大きな会社なので

さすがにそれは無いと信じたいのですが

私の情報収集能力が劣っていることもあって

最初の記事と同様の内容を報じているものを

発見できていない今は、

半信半疑の記事の棚に置いておくことにします。

 

面白い裁判の話があって

ある人が名誉棄損で○○新聞を訴えたのですが

判決は、記事の間違いを認定したものの

賠償金については却下とのこと。

 

その理由が、○○新聞の記事については

その多くがゴジップ記事だと言うことを

多くの人が認識をしているから

記事の内容を丸々信じる人はいないからとのこと。

 

例え、〇〇新聞がゴシップ記事満載だとしても

えっえっえっ。

例えば、何月何日、〇〇が宇宙人と結託して

地球征服について計画を練った。

なんていう荒唐無稽の記事であるならまだしも

 

もしかしたら有り得そうだと思えるような内容を

活字にして広く世間に配布したのですから

何らかの責任を負うのは当然かと思いきや賠償金は却下。

 

逆に、裁判所にまでゴシップ記事の王道を往く新聞だと

認定されているのは、逆にご立派と言えるかも。

 

これらから言えるのは、学校や職場でも同様で

誰かが言っていた。誰かから聞いた。

なんて情報をそのまま信じ込んだものを基にして

誰かや出来事を判断をしてしまうのは危険ではありますが、

 

さらに危ういのは、自分が直接に見聞きしたものです。

 

さっき聞いたことを間違って伝えてしまう

伝言ゲームを見ても分かるように

自分が見聞きした情報だからと言っても

自分なりの解釈を付け加えていることが多く、

それらの不確かな情報は、

個人のセキュリティーを簡単に突破してしまうので

より注意が必要です。

 

とは言え、正確な情報を受け取り、情報を正確に理解して

正確に発信することは難しいことではありますが、

頭のどこかに情報の危うさを持っておくことで

少しは違ってくるかもしれません。

 

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



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