アメリカのニューメキシコ州の刑務所で
ある女性が受刑者の男に
ヘロインを隠した食品を差し入れました。
ところが空腹だった看守が、
それをつまみ食いをしたことで企みが発覚しました。
ある女性が受刑者の男に差し入れた食品の中に
ヘロインが隠されていた。
そして、それを看守が食べてしまった。
どちらもアメリカなら有りそうな気もしますが
さすがにどうかと思って少し調べてみた所、
上の記事を発見することが出来ませんでしたが、
似たような記事を発見。
アメリカ税関国境警備局が
メキシコシティからケネディ国際空港に到着した
アメリカ市民のソリアーノ容疑者を
ヘロイン約4.4㎏を鶏の丸焼き風の包装紙に隠して
密輸しようとしたとして逮捕した。
この特に珍しくもない密輸事件の記事の内容を
少し弄ると最初の面白い事件の記事に
変身させることが出来ます。
最初の記事は、出所不明のネット記事ではなくて
大きな会社が発信した情報なのですが
仮に少し弄って面白い記事にしたとするなら
それはもうゴシップ記事の範疇を越えて
捏造、偽造、創作の類になるかと思います。
情報発信が大きな会社なので
さすがにそれは無いと信じたいのですが
私の情報収集能力が劣っていることもあって
最初の記事と同様の内容を報じているものを
発見できていない今は、
半信半疑の記事の棚に置いておくことにします。
面白い裁判の話があって
ある人が名誉棄損で○○新聞を訴えたのですが
判決は、記事の間違いを認定したものの
賠償金については却下とのこと。
その理由が、○○新聞の記事については
その多くがゴジップ記事だと言うことを
多くの人が認識をしているから
記事の内容を丸々信じる人はいないからとのこと。
例え、〇〇新聞がゴシップ記事満載だとしても
えっえっえっ。
例えば、何月何日、〇〇が宇宙人と結託して
地球征服について計画を練った。
なんていう荒唐無稽の記事であるならまだしも
もしかしたら有り得そうだと思えるような内容を
活字にして広く世間に配布したのですから
何らかの責任を負うのは当然かと思いきや賠償金は却下。
逆に、裁判所にまでゴシップ記事の王道を往く新聞だと
認定されているのは、逆にご立派と言えるかも。
これらから言えるのは、学校や職場でも同様で
誰かが言っていた。誰かから聞いた。
なんて情報をそのまま信じ込んだものを基にして
誰かや出来事を判断をしてしまうのは危険ではありますが、
さらに危ういのは、自分が直接に見聞きしたものです。
さっき聞いたことを間違って伝えてしまう
伝言ゲームを見ても分かるように
自分が見聞きした情報だからと言っても
自分なりの解釈を付け加えていることが多く、
それらの不確かな情報は、
個人のセキュリティーを簡単に突破してしまうので
より注意が必要です。
とは言え、正確な情報を受け取り、情報を正確に理解して
正確に発信することは難しいことではありますが、
頭のどこかに情報の危うさを持っておくことで
少しは違ってくるかもしれません。