心の扉 神戸カウンセリング花時計

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龍馬の手紙

2020年10月07日 | 人物

2004年 東京神田で行われた入札会で

坂本龍馬が姉の乙女宛に書いたとされる手紙が

1,633万円で落札されました。

 

手紙には許婚の佐那の気立ての良さや

武術の腕前を絶賛する内容が記されていました。

 

坂本龍馬の間前が教科書から消えるかもと言う話が

巷に洩れ流れた時には世の坂本龍馬ファンが

かなりざわついたようですが、

あれは結局どうなったんでしょう。

 

多くの人が持つ坂本龍馬の人物像は、

昭和37年に発表された司馬遼太郎の「龍馬がゆく」の中で

時代の風雲児として描かれたことの影響が大きいのですが、

全く異なる見方もあるようなので

そちらを読むとまた別の人物像が浮かび上がります。

 

なので実際は、どのような人物だったのか分かりませんが、

江戸時代から新しい時代へと変わる世の流れの中で

無視できなさそうな人物をわざわざ外すって

どうなんだろう?

 

坂本龍馬の有名な言葉として良く取り上げられる

「日本を今一度洗濯いたし申候」の一文も

神戸の海軍塾の創設に向けて実務をし始めた頃に

姉の乙女に送った手紙の中で使われた言葉のようで、

 

その手紙に書かれていた実際の内容は、

自分が日本を洗濯してやると言った意味で書かれておらず、

そう願っていると読み解いた方が自然とのことです。

 

なので厳密に坂本龍馬なる人物を調べると

実際は、小説とは違って時代変革における重要な人物とまでは

言えないのかもしれませんが。どうなんでしょうかね。

 

神戸メリケンパーク「神戸海軍訓練所」のモニュメント

後の世で注目を集め、人気となると、

極普通の手紙でさえも云千万円の値が付くのには驚きで、

これから先の時代、やり取りの多くが電子メールとなるので

機械文字を残しておいて価値が付くのかだろうか。

 

家の中に保管してある全く普通の手紙の中の誰かが

超有名人になってくれたら物凄い価値が付くかもね。

私の部屋と実家に保管してある手紙が一通、二通、三通………。

一通に一千万円の値が付くとして10億円を遥かに超え………。

立ち眩みがしました。

 

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