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日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

メタボ対策で社会貢献

2010-05-10 07:28:19 | ライフスタイル
今朝、WEB新聞チェックをしていたら「こんな社会貢献がトレンドなのか・・・」と思う記事があった。
それが讀賣新聞の、あなたの脂肪が地球を救う!…腹筋1回寄付1円という記事だ。

そろそろ、企業の健康診断の季節がやってくる。
各自治体の「市民健康診断」の案内も来月くらいから始まるのではないだろうか(名古屋市の場合)。
となると、「気になるのはお腹周り」という方も少なくないだろう。
そのために、今からジョギングを始めたり、ジョギングは無理でもウォーキング・・・と、何とか少しでもお腹周りを減らす努力を始めるシーズンでもある。
最近では、企業の保険組合がグループや個人を募り、「ラン&ウォーク距離競争」のようなコトを実施して、意識付けを行ったりしている所もあるようだ。

しかしながら、このようなプログラムに参加できない人も多い。
そんな中、このようなチョッと違う意識付けとなるプログラムを、NPOとスポーツジム、企業が協力して、実施するのも一つのアイディアだと思う。
何より、自分の健康増進が社会貢献に結びつくのだ。
「一石二鳥」以上の効果が、期待できるのではないだろうか?

「健康のため」と言いながら、漫然とジョギングをしたりウォーキングをするのは、長続きをしない。
何かしらの分り易く、自分の励みになる目標があれば、継続し易い。
ジョギングやウォーキングだけではなく、スポーツクラブのプログラムが対象となるので、自分で興味があり、継続し易いメニューが選択できる。
それだけではなく、「毎月、○○○円分の社会貢献をしているんだ!」という、チョッとした自慢になるのではないだろうか?

健康保険組合としても、「メタボ対策=生活習慣病の予防=支出の抑制」になるだろう。
赤字健康保険組合が増えているといわれる中、効果的な方法かも知れない。
NPOも資金調達し易いプログラムだろうし、スポーツクラブとしても違う視点での会員を集めることができるだろう。

もちろん、企業の保険組合だけではなく、個人でこのようなプログラムに参加しても良いだろう。
「メタボ対策をしていたら、いつの間にかお腹周りの脂肪が無くなり、その分社会貢献をしていた」なんてコトがあっても、良いのではないだろうか?