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呆れはててしまうほど、劣化が進む自民党?

2024-02-25 21:26:01 | 徒然

「ほとほと呆れてものが言えない」とは、このことだろうか?
財務大臣が「納税を行うかは、議員の判断」と、国会で説明をしている。
勿論、この発言に対してX(旧ツイッター)等では、「国民も、自分の判断で納税するか・否かを決められる」というポストが、されているようだ。
Huffpost:鈴木財務相「納税行うかは、議員が判断すべき」発言に怒り爆発の人続出。「国民も自己判断でいいってこと?」 

中学生の頃(だったと思うのだが)、「国民の義務」の一つに「納税」があったような気がする。
だからこそ、サラリーマンは、天引きで所得税を支払い、自営業者や不労収入等があった人等は、「確定申告」という方法で、納税をしている。
鈴木財務相の言葉からすると、「議員は国民ではないので、納税の判断は自分で行うべき」という解釈にもとれる。

もう少しツッコみをするなら、「(国会議員は)国民の代表ではあるが、国民ではない」とも読み取れる。
確か国会議員は、「日本国民でなくてはならない」とされていたと思うのだが、鈴木財務相はどうやら日本国民ではないらしい。
そして「パーティー券」の売り上げを懐に入れ、報告をしていなかった国会議員も日本国民ではない、ということになる。
とすれば、日本国民ではない人が立候補をし、有権者がそれを認め、当選させてきた、ということになる。
一体彼ら・彼女たちはどこの国の人達だったのだろう?
単純に、そんな疑問がわいてくるのだ。

「自己保身の為の詭弁」のつもりで、国会で発言してしまったのかもしれないが、あまりにも軽率すぎる発言ではないだろうか?
何故なら、国会の予算委員会での発言は「議事録」として残るからだ。
後で「修正」という訳にはいかないからだ。
勿論、後日「発言を訂正したい」という趣旨の発言を基に、訂正することはできるとは思うのだが、一連の発言内容は記録として残される。

本来であれば、国会での発言というのは、それほどまでに重みがあるはずだし、真剣に考え議論をすべき場所でもあるのだ。
いつしか、そのような場であるはずの国会が、変わってきてしまったようだ。
一部では、安倍元首相があのようなカタチで亡くなってから、自民党がダメになった、と考えられている方もいらっしゃるようだが、個人的には安倍元首相が隠ぺいしていたモノが一気に噴き出してきたのでは?と、考えている。
それほどまでに、安倍元首相を中心に自民党は国会という場を軽々しい場所にしてきた、という印象を持っているからだ。

鈴木財務相の言葉は、その一つの現れだったのではないだろうか?
国会議員だから偉いのではない、国民と同じように納税義務はあり、その単位は1円まで報告すべきなのではないだろうか?
日本国民の代表者としての「責任」があるのであれば、それは当然のコトだと思う。