僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

ニラの花は蝶の楽園か?

2017-09-19 18:50:00 | 花と蝶とトンボと昆虫
 台風が通り過ぎて平穏な気候が戻ってきましたが、台風で楽しみな三連休が二日も潰されてしまいましたね。
連休最終日には晴れ間が出るようにはなったものの、風は相変わらず強かったのが難点でした。

フィールドはというと、1週間前には姿のなかった彼岸花があちこちで咲き出し、花の周りでは春のツクシのようにニョキニョキと茎が伸ばして今にも花を咲かさんとしている彼岸花が数多く見られます。
ツクツクボウシも最後の時間を愛しむように鳴いていますが、鳴き声のトーンは心なしか弱くなっていて、夏の終わりを連想させます。



ニラの花には幾種もの蝶が集まってきて、ちょっとした蝶の楽園のようになってきていました。
一般種の蝶ばかりですが、一網打尽のまとめ撮りです。

ミドリヒョウモンは初夏の山で見られる蝶ですが、秋にもう一度姿を見ることが出来るようです。
生息地域を季節で変えているのか、元々違った地域に生息しているのかは不明なんですけどね。



タテハチョウの仲間には似たような連中が多いので紛らわしいですが、下はツマグロヒョウモンの♂。
ヒョウモンチョウは種類の多い蝶ですが、もっとも身近なヒョウモンチョウはツマグロヒョウモンでしょうね。



アカタテハもとても身近な蝶になりますが、春の早い頃から見ることが出来る蝶かと思います。



一番数が多いのがヒメアカタテハでした。
この場所に全部で何頭いるのかは数えていないので分かりませんが、やたらと数の多い蝶です。



黄色系のタテハチョウで余り彩度のないくすんだ羽色をしているのがキハテハ。
この蝶は遅い時期まで見ることの出来る蝶ではないかと思います。



アゲハチョウの仲間も姿を見せてくれました。
まずは吸蜜中のナミアゲハをパチリ!



キアゲハは蜜を吸うよりも羽を広げて休んでいる姿の方が多かったように見えました。



クロアゲハもヒラヒラと飛んできて留まってくれましたよ。



セセリチョウの仲間やモンシロチョウ・モンキチョウの姿も見られますが、ここは代表でモンキチョウをパチリ!



蝶の季節は彼岸花が花期を終える頃に終わりを迎えてしまう印象があります。
季節が過ぎるのは早いものですね。


コメント
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